一人暮らしの人がかぜなどの体調不良に備えて準備・備蓄しておくと良いもの
2020/02/28
本エントリーの目次
かぜをひいてしまい熱が出てしまった、少し古い食べ物を食べた後にひどい下痢症状になったり、吐き気を感じたなど、体調不良になると大変ですよね。
肉体的にツライのはもちろんのこと、精神的にもかなりこたえます。
ただ実家暮らしをしている場合など、他の方と一緒に暮らしているのであれば、まだ何とかなることが多いんじゃないでしょうか。
そして本当にキツイのは、一人暮らしの人が体調不良になったときでしょう。
一人暮らしの人が体調不良になると本当に大変!
これはどうしてかと言いますと、看病や身の回りのことについて、世話をしてくれる人間がいないことが多いからです。
人間は生活をしていく上で食事の準備や洗濯、掃除など、日々多くの家事労働を行っています。
そしてもし実家暮らしの方が体調不良になった場合、それら家事労働については、同居の身内の方に代わりにやってもらうことが可能です。
また看病や身の回りの世話についても、お願いすることができるはず。
ところが一人暮らしの方の場合はこうはいきません。
一人暮らしでは、誰かに世話をしてもらえるとはかぎらない!
一人暮らしの場合、家事労働を代わりにやって!
体調が良くなるまでの間、私の世話をよろしく!
と、お願いできる相手がいるとはかぎりません。
というか、そういったお願いをできる相手がいる方のほうが少ないのかもしれません。
お付き合いしている彼氏さんや彼女さんがいれば、そういったお願いをすることは可能でしょう。
ですが相手の都合がつかなかったり、相手にかぜを移してしまう可能性があることから、お願いするのをためらってしまうことも。
そのため一人暮らしの人が体調不良になった場合多くのケースでは、体調が悪くても頑張って自分で家事労働をしなければならず、本当に大変なんです!
はるる自身これまでに何度も一人暮らし中に体調をくずしており、その度に大変な思いをしてきました。
そこで今回は、はるるのこれまでの経験から、一人暮らしの人がかぜなどの体調不良に備えて準備・備蓄しておくと良いと思っているものをご紹介します!
今現在一人暮らしをしている方、これから一人暮らしを始めようと思っている方は、ぜひ参考になさってください!
はじめに
本エントリーでは、はるるのこれまでの経験や医師・薬剤師さんの話から、一人暮らしの人が突然の体調不良に備えて準備・備蓄しておくと良いと考えているものについて書いています。
ただ体調不良の症状が重篤な場合など、ただちに病院に行った方が良いケースもあるので、症状が重篤である・いつものかぜとは違う気がするなど、少しでも気になる点があれば、迷わず病院に行って医師の診察をうけることを強くおすすめします。
一人暮らしの人が体調不良に備えて準備・備蓄しておくと良いもの
はるるが、一人暮らしの人がかぜなどの体調不良に備えて準備・備蓄しておくと良いと思っているものは、以下のとおりです。
かぜ薬
体調不良を感じたら、多くの場合まず疑うのは、かぜでしょう。
はるるの経験上軽微なかぜ症状であれば、早めにかぜ薬を飲んでしっかりと休めば、それ以上重症化せずに調子が良くなることも少なくありません。
そのため自宅に常備しておくと、とっても安心。
はるるは以下のかぜ薬を自宅に常にストックするようにしています。
安くて量が多いのが特徴です。
(70錠入りが700円ほどで販売されており、1回大人3錠なので23.3回分入っています。)
ちなみにかぜ薬など市販薬のビンに入っているビニールは輸送中の緩衝材の役割をするものであり、再度入れ直してはいけないものなのでご注意ください。
参考:かぜ薬など市販薬のビンに入っているビニールは入れ直してはダメ!
胃薬
以前のエントリー、好きな食べ物は好きなときに食べておいた方が良いかもしれませんよ!でも書いていますが、はるるは数年前から揚げ物をガッツリ食べた後は、高い頻度で胃のむかつきや胸やけの症状を感じるようになりまして。
これは20代後半から30代前半の方によく起きることなんだとか。
胃のむかつきや胸やけの症状が出ていると、食事後数時間が経過していても、横になると強い吐き気を感じてしまい、なかなか寝ることができません。
そんなとき、以下の胃薬を飲むとスーっと胃の中の不快感がなくなり、吐き気症状を感じなくなります。
サクロン 顆粒 10包は、800円前後で販売されているので、食事後に胃のむかつきや胸やけの症状が出やすい人は、自宅の薬箱に入れておくと良いと思います。
冷えピタ
かぜをひくなど体調不良になると、体や頭が発熱してツライことがしばしば。
そんなときは冷えピタをおでこに貼ると、とても心地よく感じます。
そのため冷えピタも常にストックするようにしています。
開発元のライオンさんによると冷却効果が8時間持続するそうなので、寝る前に貼れば一晩中冷却効果があると思って良いでしょう。
水分たっぷりジェルの優れた冷却効果 高含水性基剤PAC-55を使用した含水率85%のシートです。
シートにたっぷりと含まれる水分が熱を取り込みながら蒸発するので、高い冷却効果が約8時間持続します。(ライオン株式会社 – 冷えピタ製品紹介ページより引用)
ちなみにかぜのときにおでこを冷やしても意味がない、いいや、気持ちよくリラックス効果があるんだ!
など、ネット上の情報では、おでこを冷やすべきかそうでないかについてはさまざまな意見があるようです。
はるるの場合はおでこに貼ると気持ちよく・少し楽になった気がするので、貼るようにしています。(心理的な効果だけなのかも…。)
ビニール袋や風呂桶、バケツなどの大きな容器とボロ布
強い吐き気症状を伴う体調不良のときは、枕元にビニール袋を置いておくようにしています。
これはなぜかというと、体調不良で寝込んでいるときに突然強烈な吐き気を感じ、トイレに駆け込むまで持ちこたえることができず、ベットや布団の上、トイレに行く途中の廊下などで戻してしまうことがあるため。
そんくらいもちこたえなさいよ!と言われてしまいそうですが、ダメなときはダメなんですよ。
もちこたえられないんです!
こういったときにもちこたえられなそう…と感じたなら、せめてビニール袋や風呂桶、バケツなどの大きな容器の中に戻せれば、その後の掃除の手間がかなり軽減されます。
またボロ布は、自分が戻したもの(嘔吐物)の掃除に使用します。
一人暮らしの人がトイレ以外の場所で嘔吐すると大変!
いや、ほんとに一人暮らしのときに、トイレ以外の場所で戻してしまうと大変なんですよ。
トイレで戻した場合はジャーっと水を流せばOK!
しかし、そうでない場合は体調不良で意識が朦朧とする中、自分が戻した嘔吐物を掃除しないといけないわけで。
実際はるるはこれまでに布団の上で一回、トイレに行く途中の廊下で1回戻している経験がありまして。
特に布団の上で戻したときは、布団の上の嘔吐物をある程度は片付けたものの、その後は布団で寝るわけにもいかず、床にバスタオルを重ねて敷いて寝ちゃいましたし…。(体調不良の時に、布団を買いなおしに行けるはずもなく。)
いざという時のために、これも用意しておいた方が良いでしょう。
トイレットペーパー
トイレットペーパーも多めの数をストックしておくことが大切。
体調不良になると、外に買い物に行くのは困難です。
そして一人暮らしの方の場合、誰かに買い物をお願いできるともかぎらないのです。
だから体調不良中にトイレットペーパーを切らしてしまい、買い物に行かなければならない状況とならないよう、日頃からトイレットペーパーを多めにストックしておくことを強くおすすめします。
特にノロウイルスなどの強烈な嘔吐・下痢症状を起こす病気になってしまうと、トイレットペーパーの消費量がスゴイので。
ちなみに、はるるは過去数回ノロウイルスに罹患していますが、本当に上からも下からも水が止まりません。
後にも先にも透明な下痢便が出たのは、2回目のノロウイルスに感染したときだけです。
下着のストック
体調不良になると発熱することが多いため、汗をたくさんかくようになります。
そのため頻繁に下着を変えたいですよね。
ところがこのとき下着のストックがないと、下着を変えることができず、汗をかいたままの下着で過ごさなければいけなくなるわけで。
体調不良中は洗濯をする元気があることなんて、まずありません。
だから体調が良くなるまでの数日間一切洗濯をせずとも、毎日下着を変えることができる程度の下着類のストックはしておきたいですね。
多くの一人暮らしの方は、おそらくは一週間分くらいの下着のストックは持っているはずなので、なるべく頻繁に洗濯をするようにしていれば、特に意識せずともストックはきっとできているはずでしょう。
体温計
軽度の発熱や軽い体の倦怠感を感じる…くらいの症状の場合病院には行かず、市販のかぜ薬を飲んで早めに休んで様子を見る、という方が多いんじゃないでしょうか。
何を隠そう、はるるもその1人。
ただ自分では軽い発熱だと思っていても、実は39℃を超える高熱であり、今すぐに病院に行った方が良いケースだった!
なんてこともありえます。
そのため体温計を使って正確な体温を測り、その結果を見てとりあえず自宅療養するのか、今すぐに病院に行くべきなのかを判断した方が良いでしょう。
レトルト食品・栄養補助食品などの食べ物や飲み物、経口補水液
体調不良になると、お腹が減っても自分で料理をしてご飯を作る元気なんて、ないことがほとんど。
そのためおなかが減った場合は、コンビニやお弁当屋さんでご飯を買って来るなどして、ご飯を調達しなければなりません。
このとき自宅の近くにコンビニがあれば良いのですが、必ずしもそうとはかぎりません。
また体調が悪いとたとえ自宅から100mの距離にコンビニがあったとしても、そこまで歩く元気すら出ないことも。
はるるの場合は可能であれば、自宅からは一切出たくないと感じますし。
さらにコンビニで売っているお弁当製品の多くは、体調不良のときに食べるにはキツそうな物が多い印象です。(消化が良くなさそう=胃腸に負担をかけそうな物が多い。)
そのため体調不良のときに困らないように、調理や後片付けが簡単であったり、食べやすい、栄養が豊富、そして消化が良さそうな日持ちする食べ物を数日分ストックしておくことを強くおすすめします。
これにはたとえばレトルトおかゆ、カロリーメイト、ウイダーinゼリーなどが挙げられます。
レトルトおかゆ:
カロリーメイト:
ウイダーinゼリー:
カロリーメイトやウイダーinゼリーはボリュームは少ないですが、食べやすく栄養補給効果を期待できます。
体調が悪いときは量をたくさん食べられず、おかゆなどを食べることすらキツイことも少なくありません。
そんなときは、こういった栄養補助をメインとした食品を摂り、栄養を補給すると良いでしょう。
またはるるの自宅の近所にあるドラッグストアの薬剤師さんによると、アリナミンRオフなどのカフェインが入っていない(ノンカフェイン)栄養ドリンクを飲むことで栄養を補給するのも良いそうです。
一般的な栄養ドリンクの多くではカフェインが入っており、これが薬と反応して悪い影響を及ぼすことがあるため、ノンカフェインの栄養ドリンクが良い、また薬を飲んでからしばらく経ってから飲むと良い、とのこと。
水分不足や脱水症状に要注意!
体調不良のときには水分不足になったり、高熱により脱水症状を起こすことがあります。
そういった場合にはポカリスエットや経口補水液 OS-1などを飲んで、水分を補給すると良いそうです。(以前ひどいかぜで受診した際の医師のアドバイスより)
ポカリスエット:
経口補水液 OS-1:
ただ経口補水液 OS-1については塩分濃度がかなり濃いらしく、飲みすぎないようにね、とも医師の方からアドバイスされました。(塩分過多により、脱水症状になっていない人が脱水症状になる原因となってしまうことがあるようです。)
ちなみにOS-1は、学童から成人(高齢者を含む)の1日あたりの目安量が500~1000mLとされています。(OS-1とは)
冷凍食品・レトルトカレーなども備蓄しておくと良いかも!
休養により体調が良くなって食欲が湧いてきたら、調理が簡単でガッツリしたものを食べられるように、ラーメンやチャーハンなどの冷凍食品、レトルトカレーなどもストックしておくと良いかもしれません。(元気が出てくるとガッツリしたものを食べたくなるんですよね。)
ただ食欲が湧いてくるほどに回復してきていれば、外出してご飯を買ってくるくらいならできるようになっていることも多いので、あまり重要度は高くないのかもしれません。
絆創膏(バンドエイドなど)
体調不良とは少し違いますが、包丁などで料理をしている際に、指をスパッと切ってしまうことがあります。
こういったときに備えて、バンドエイドなどの絆創膏製品も自宅にストックしておくと安心!
はるるは『キズを早く治す効果が期待できる』と言われているBAND-AID キズパワーパッドをストックしています。
普通の絆創膏製品に比べると高価ですが、おすすめできる傷対策グッズです。
参考:キズパワーパッドは家庭に常に用意しておきたい傷対策グッズ!
一人暮らしの人が体調不良になったときに備えておくと助かるもの = 療養期間中に外出せずにゆっくり休めるようにするもの
ここまでご紹介してきたグッズを見てもらうと分かるように、『一人暮らしの人が体調不良になったときに備えておくと助かるもの = 療養期間中になるべく外出せずにゆっくり休めるようにするもの』だと、はるるは考えています。
これは先にも書いたとおり、体調不良中は外出することがとにかくキツイため。
だからなるべく外出せず自宅での療養に専念できるように、そういったグッズを備蓄しておくことが大切。
そしていつ体調不良になっても良いように、日々ストックを切らさずに備蓄しておくと良いと思います。
多少割高でも宅配サービスを使うのもあり!
現在はピザや釜飯、寿司、ファミレスなどの外食宅配サービス、ネット通販、ネットスーパーなど、たくさんの宅配サービスが展開されています。
これらは多少割高になってしまうこともありますが、体調不良で外出が難しいときにはとても便利なサービスであることは間違いありません。
困っているときにはこういったサービスを利用するのも手です。
少しでも気になる・心配であるならば、すぐに病院へ!
冒頭でも書きましたが体調不良の症状が重篤な場合など、ただちに病院に行った方が良いケースもあるので、症状が重篤である・いつものかぜとは違う気がするなど、少しでも気になる点があれば、迷わず病院に行って医師の診察をうけることを強くおすすめします。
そのため自宅の近くの内科・外科・歯科・耳鼻科などの病院については、健康なうちに調べてスマホにメモしておくと良いでしょう。
こうしておけばいざ体調不良になったときは、すぐに病院に向かうことができます。
また強烈な腹痛や頭痛、胸の痛みなど、重篤な病気が疑われる緊急事態であるならば、迷わず救急車を呼びましょう!
救急車の電話番号は119番です。
一人暮らしの場合は、自分自身が救急車を呼ばなければ、誰も救急車を呼んでくれません、おそらくは。
だって一人暮らしですから。
自宅をたずねてきてくれる方がいなければ、重篤な病気で倒れているあなたを見つけてもらえることはないのです。
というわけで、一人暮らしの方は突然の体調不良に備えて、事前に準備しておいた方が良いですよ!
そして重篤である・緊急を要する症状が疑われる場合は、ただちに病院に行くなり、救急車を呼ぶことをおすすめします!