29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

オープンカーは冬は寒いの?外気温3℃くらいまでなら快適で気持ちいい!

      2018/04/26

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冬にオープンカーに乗るのは寒くないの?

街を歩いていると冬であるにも関わらず、オープンカーの屋根を開けてオープン状態で走行している車を見かけることがあります。

ああいった様子を見ていると、こんなにも寒い日なのに、ドライバーの方は寒くないのだろうか。
と気になる方もいらっしゃることでしょう。

ですが実際に乗ってみていただければ分かると思うんですが、実はそんなに寒くなく、意外にも快適なんです!
というわけで今回は、冬にオープンカーに乗るのは意外と寒くないんですよー!という話。

オープンカーの購入を検討中の方も、ぜひ参考になさってくださーい!

オープンカーは夏は暑くてつらいです

はるるは現在ダイハツさんのコペン ローブ Sというオープンカーに乗っています。

横から見たオープンカー状態の赤いコペン(LA400K)

そのためいろいろな方から、夏は気持ちよさそうだね!と言われます。

ですが実際には、真夏にオープンカー状態で走行するのはまったく快適ではなく、むしろキツイです。
これは暑さがとにかくつらく、そのままオープンカー状態で走り続けると、熱中症で体調不良になってしまう可能性があります。

一度渋滞にはまって走行風が止んでしまうと、一気に体感温度が上がって不快感が増します。

この、夏にオープンカーに乗るのはキツイですよ!という話については、別途くわしく書いているので、興味がある方は併せてご覧ください。

参考:オープンカーは暑い真夏こそ気持ちいい!というわけじゃないんです!

対してオープンカーに乗っていて気持ちいいのは春と秋の時期。
気温がちょうど良いので、オープンカーで走行していると本当に気持ちいいんですよ!

特に紅葉の時期は最高です!
ただ秋の終盤は、走行中に散った葉っぱが車内に入ってくることがあるので、はるるは屋根を閉めて走行することが多いですね。

そして紅葉が終わるとすぐに冬になるわけですが、冬は寒いからオープンカーの季節じゃないよね。
と思っている方がほとんどでしょう。

ところがそうでもないんですよ~!
オープンカーは冬でも結構快適なんです!

外気温3~5℃くらいの想定です!

本題に入る前に。

冬の寒さって、地域によって違いますよね。
たとえば沖縄県と北海道では、冬の気温に15℃以上の差がある日が少なくありません。

そのため冬でも快適と書いてあったとしても、温度が書いていないと、どこの地域の冬の温度までは快適なのか分かりません。

この点について本エントリーでは、冬の温度 = 外気温3~5℃と想定して書いています。

これは昨年の冬に、はるるが旅行先で昼間に数時間ほどオープンカー状態で走ったときの外気温です。

真冬である2月の日本の平均気温は、おおむね仙台よりも南の地域であれば、1℃以上あります。
日中の気温はこれよりも高くなることを考えると、日本の多くの地域の冬の昼間の気温は3℃前後はあるはずです、多分…。

オープンカーは冬(外気温3~5℃くらい)でも快適で気持ち良い!

冒頭にも少しふれましたが、実はオープンカーは冬(外気温3~5℃くらい)でも結構快適で気持ち良いのです。

これは以下のような理由により、外気温が低い状況下でも、長時間体を温かく保てるため。

暖房が強力であることが多い!

オープンカーは屋根を開けたオープンカー状態であっても暖かいように、一般的な車に比べて暖房の能力が高い車が多いと言われています。
車種によっては一般的な車と同じ程度の暖房能力の車もあるでしょうが、総じて暖房能力は高いと思います。

コペンも暖房能力はかなり高く、最大風量に設定すると暖かい風が大量に吹き出し口から出てきます。

コペン(LA400K)のエアコン操作パネル周辺部

コペンの暖房能力は、他の軽自動車に比べるとかなり強いのかな、という印象です。

またコペンもそうですが、オープンカーに多い2シーターの車では室内空間が狭いため、暖房の効きはかなり良く、すぐに暖まります。
これは暖房にかぎった話ではなく、もちろん冷房の効きも良いです。

秋や冬にオープンカー状態で走行する場合、高い温度設定で最大風量かそれに近い風量で暖房の暖かい風を足元にあてることで、足元が冷えることはありません

シートヒーターが付いている!

オープンカーでは座席のお尻や腰、背もたれの部分に、発熱して体を温めてくれるシートヒーターが搭載されているのが一般的。

コペン(LA400K)のレカロ(RECARO)シート

車種によってシートヒーターの設置位置が異なりますが、スイッチを入れれば数分で発熱してシートが暖かくなり、その熱で体を温めてくれます。

コペンの場合は、以下のようにお尻と腰の部分の位置にシートヒーターが設置されています。

ダイハツ コペン(LA400K)のシートヒーター部の位置を示した図

(ダイハツ – コペン 車内空間・荷室・内装より引用)

外気温が低い状況でオープンカー状態で走行する場合、これがあるのとないのとでは大違い。

またスイッチを入れるとすぐに発熱を開始するので、冬場のエンジン始動直後に暖を取るのに大いに役立ちます。

参考:シートヒーター(座席のヒーター)はいらない?必要?実際に使っている感想

サイドウィンドウを閉めれば暖気が逃げにくい!

オープンカーに乗ったことがない方の場合、乗車・走行中のオープンカーのイメージは以下のようにサイドウィンドウを開けた状態だと思います。

斜め前から見たオープンカー状態の赤いコペン(LA400K)のシート周辺

しかしオープンカーはこの状態からサイドウィンドウを閉めることが可能です。
これにより乗員から見ると前方はフロントガラス、左右はサイドウィンドウと、三方に壁ができることになります。

さらにオープンカーの多くでは、ウィンドディフレクターと呼ばれる気流の巻き返しを防ぐための板(透明であることが多い)が車両後部に設置されています。

以下画像中の座席後部の真ん中の透明な板がウィンドディフレクターです。

横から見たオープンカー状態の赤いコペン(LA400K)のシート後方の様子

※ウィンドブロッカーとも呼ばれます。

この板により乗員の後部にも低めではありますが、壁のようなものがあります。

これらの壁が足元から吹き出している暖房の暖かい風を逃がしにくくする効果を発生させ、屋根を開けている状態でも車内を暖かく保ちます。
さらに走行中は前方からの走行風により、上部が風の流れでフタをされるような形となり、車内の暖気を逃しにくくなっているのです。

そのため意外に思われるかもしれませんが、オープンカーで外気温が低いときに暖房をつけて乗車しているときは、停車中よりも走行中の方が暖かく感じます。

これはおそらくは、停車中は走行風が発生しないため、走行風による天井のフタの効果がなくなり、暖気が逃げやすくなるからでしょう。

そうは言っても物理的な屋根があるわけではないので、暖房による暖気で暖かい車両内下部に比べ、上部になればなるほど温度が下がります。
したがって走行中は頭の上部が少し寒くなることがあります。

首か耳の下あたりまでぬるい温泉に使っているような状況をイメージしてもらえれば、分かりやすいと思います。
まさにあんな感じです。

車種によってはその他暖房機能も搭載されています!

オープンカーの中にはここまでご紹介した機能に加え、さらに他にも暖房機能を搭載している車両もあります。

たとえばベンツのオープンカーなどでは、シートの首元専用の温風暖房機、スカーフ(ネック)ヒーターが搭載されています。
またハンドルが暖かくなるステアリングヒーターという機能を使えば、寒くなりやすい手を暖めることが可能です。

冬(外気温1℃くらい)でも、暖かい服装なら快適に走行できます!

先ほどはるるは、昨年の冬に旅行先で昼間に数時間ほど外気温3~5℃のときにオープンカー状態で走ったと書きました。
その終盤、夕方には外気温が1℃くらいとなっていましたが、そのまま1時間ほど走行しています。

このときはサイドウィンドウ全閉・シートヒーターON・暖房最大風量で、風を通さない材質の暖かい服装をしていましたが、あまり寒さを感じずに快適に走行できました。

そのため車両の暖房機能をすべて有効に使い、かつ暖かい服装をしていれば、外気温が1℃くらいの真冬でもそれなりにオープンカーでの走行を楽しめると思います。

ただ個人的には外気温が1℃になってから1時間経ったあたりから、耳のまわりの寒さがこたえ、屋根を閉めています。
外気温3~5℃前後で数時間走ったときは感じなかったものなので、1℃前後の気温時に長時間走りたい場合には、耳まわりの保温対策が必要になると思います。

冬にオープン状態でオープンカーに乗るときの服装について

基本的には冬に外で長時間活動するときの服装をすればOKです。
ただ運転動作を妨げないよう、動きやすい服が良いでしょう。

また上着は薄手のダウンジャケットなど、風を通しにくい材質の服の着用をおすすめします。
風を通しにくい材質の服であれば、体温を風に奪われにくく、暖かく快適に走行可能です。

寒さを感じやすいのは頭部と首のまわり、手の甲や指先。
これらについては、それぞれニット帽やマフラー、手袋で防寒対策をすればバッチリ!

手袋は風を通しにくく、滑りにくい革製の手袋を強くおすすめします。
一般的な手袋では風を通すため防寒効果が低く、さらに滑りやすくハンドル操作誤りの原因になるため危険です。

下半身が寒い場合には、ひざ掛けを掛ければ下半身もあったか快適に過ごせます!

バイクにも乗られる方の場合には、バイク用の衣服を着用するのもおすすめです。(プロテクターが入っていないもの)
バイク用の冬物衣類は防寒性能が高いことが多いので。

冬の冷たい空気の中をオープンカーで走るのは、とても気持ち良いですよ!

今回ご紹介してきたように、冬にオープンカーに乗るのは意外と寒くないし、快適で気持ち良いのです!
ただこれを知っているのは、オープンカーのオーナーの方など、一部の方にかぎられます。

そして大多数の方は、『こんなに寒い真冬にオープンカーなんて寒くないのかしら…。厚着をしてまで真冬にオープンカーに乗っているなんて、変わっている人ね…。』といったように思っているはず。

だから繁華街の交差点で止まると、待ちゆく人にチラチラと見られてしまうことが少なくありません。
こればかりは仕方のないことで、どうにもならないものです。

最初は多少なりとも恥ずかしいという気持ちがわくと思いますが、そのうち気にならなくなります。
そしてそれよりも、冬にオープンカーに乗るのも気持ち良いなぁ、という思いが強くなってくることでしょう。

春と秋は気温がほどよく気持ち良いのはもちろんのこと、冬の冷たい空気の中をオープンカーで走るのもとても気持ち良いものです。

機会があれば、ぜひ一度体験してみてくださーい!

 - 乗り物,

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