時間を節約するという節約方法もあるよ!楽しい節約生活
2018/04/22
節約にはさまざまな方法がある
節約と一口に言っても、さまざまな方法がありますよね。
もも肉を買うのをやめて、胸肉を買うようにするだとか。
お金のかかる趣味をやめるとか、毎日の缶コーヒーをやめるだとか。
ブランド品を買うのをやめるとか、軽自動車に乗り換えるだとか。
パッと節約と言われて思いつくものは?
こう聞かれた時、思いつく案。
その多くが何かを変えたり、やめたりすることで出費を減らすこと、じゃないでしょうか。
先ほどはるるが挙げた案もすべて、出費を減らすための何か、です。
つまり節約をする = 支出を減らす、という暗黙的な図式がそこにはあるような気がします。
もちろんそれは誤りではないですし、正しいと思います。
ですがそれだけではない、とも思うのです。
それはどういうことかというと、時間を節約することで(金銭的な)節約をする。
節約にはこういう方法もある、そう考えているからです。
時間を節約するという節約方法
時間を節約するとは何か。
これは何かをする時に、より効率的な方法で行うことで、かかる時間を減らす、ということ。
たとえばこれまでは15分かかっていた洗濯物のたたみ作業。
これをたたみ方を工夫することで5分に短縮できた場合、これが時間の節約というわけ。
当然でしょ、なんて声が聞こえてきそうですが、これが時間の節約です。
時間を節約することは(金銭的な)節約につながる
先ほどの洗濯の例で、短縮された10分。
ポイントはこの10分の使い方です。
仮に毎日300円のコンビニ弁当を買っていたとしましょう。
この買い食いをやめて、先ほど短縮された10分を使って、翌日のお弁当を作ったらどうでしょう。
お弁当の材料費はかなり高く見積もっても、1食150円くらいのはず。
すると、コンビニ弁当の300円との差額150円の節約効果を発生させることができる、というわけ。
年間休日120日の会社にお勤めの方の場合、年間245回ぐらいコンビニでお弁当を買っていたわけです。
つまり年間では、36,750円(150*245)の節約効果が見込めることになります。
さらにこれを30年間続けると…。
その節約効果はおよそ110万円!
(正確には1,102,500円)
これを見ると、時間を節約することで(金銭的な)を節約する、ということの意味がよく分かるのではないでしょうか。
時間を節約するという収入アップ方法
さて、この時間を節約するという(金銭的な)節約方法。
節約方法としてではなく、収入アップ方法として使うことも可能です。
これは、時間を節約することで発生した余剰時間を使って、収入を増やすための何かをする、ということ。
それはたとえばアルバイトをしたり、在宅ワークをしたりといったことです。
もちろん先ほどの例では、毎日5分という細切れ時間のため、アルバイトをするというのは無理でしょう。
ただ、そういった小さい時間の節約を積み重ねて、週に4時間の余剰時間を作ることができれば、アルバイトも可能でしょう。
またアルバイトに限らず、時間さえあれば、何らかの方法で収入を増やすことは可能なはず。
時間をお金で買う、という考え方も
さて時間を節約することは、(金銭的な)節約に貢献する、時間を節約することで収入アップに貢献する、という2つの効果が見込めるのは既に書いたとおり。
これらと併せて知っておきたいのが、時間をお金で買う、という考え方です。
突然ですが、こんなケースを考えてみてください。
お好み焼きを食べたいと思ったら、どうしていますか?
はるるの場合は、スーパーマーケットに行き、小麦粉と山芋を買ってきます。
では、シチューを食べたいと思ったら、どうしますか?
はるるの場合は、スーパーマーケットに行き、小麦粉と牛乳とマーガリンを買ってきます。
でも、こういう人はあまり多くはないはず。
たいていの方は、お好み焼き粉を買ってきたり、シチューのルーを買ってくるんじゃないでしょうか。
割高になってしまうことが多いのにも関わらず、です。
もちろん特売で安かった場合は別です。
ですがそうでない場合は、お好み焼き粉やルーを使うと、基本的には割高になることが多いでしょう。
はるるは、これが悪いことだ!と言いたいわけではありません。
どうして、割高となる選択をするのか
これは以下のような理由によるものでしょう。
- 手軽においしくできるから。
- 手間の差に見合う価格(費用の)差を感じないから。
- 面倒だから。
これらを見方を変えて言い換えると、時間(や手間)をお金で買っている、ということになります。
つまりお金を余分に払うことで、調理に使う時間(や手間)を他のことに使えるようになる、というわけ。
そしてお金で買った時間がもたらすものが、お金の持つ価値以上のものである。
こう感じられるのであれば、それはムダではなくむしろお得であった、ということ。
だからもしかしたら、節約のためにとにかく支出を抑える、可能な限りお金を使わない、というのは、もったいないことなのかもしれませんよ。
ちなみにはるるがわざわざ時間と手間をかけて、お好み焼き粉やルーを使わずに料理を作っている理由。
それは割安である、というのはもちろんのこと、料理自体が好きだからです。
そのため時間を無駄遣いしている、という認識はまったくありません。
ただ、これを他の方が見たら、それは時間の無駄だ!
と感じるのかもしれませんね。
節約との付き合い方は人それぞれ
節約をする理由は人それぞれ。
付き合い方も人それぞれです。
今回は、時間を節約するという節約方法もあるよ!
という切り口から、節約にはさまざまな方法や考え方がある、ということをご紹介しました。
なんでもかんでも節約!節約!と締め付けてばかりでは、息がつまってしまい、長続きしなかったり、ストレスが溜まってしまう一方です。
だから時々は節約との付き合い方を、考えてみるのも良いかもしれませんね。