楽しい節約生活
2017/09/08
本エントリーの目次
節約をしないと生活が立ち行かない!
離婚後のはるるは、共働きであった結婚生活中に比べ、自分だけのお給料になったこと、扶養手当や子ども手当がなくなったこと、子供の養育費の支払いが発生したことなどにより、生活費が大幅に減りました。
そのため何とかして節約をしないと、生活が立ち行かない状況に。
そこでこの緊急事態を打開するために、はるるは節約生活を決意したのです!
そしてどうせやるなら、楽しまなくちゃ損!
苦しいだけの節約なんて続かないよね!
ということで、さまざま節約法を勉強・実践してきました。
そこで今回からは、不定期で楽しい節約生活というテーマについても書きたいと思います。
離婚後のはるるもそうでしたが、世帯収入が下がってしまい、さぁ大変!
そんなあなたへのささやかな一助になれば幸いです。
初めに
この記事をご覧の方の中には、はるるなんて足元にも及ばない節約のプロフェッショナルがいらっしゃるかもしれません。
ですが離婚当初のはるると同じように、どうやって節約したらよいのか分からない…。
そう困っている方にもできる限り、分かりやすく基礎から書きたいと思っていますので、どうか温かく見守っていただければ幸いです。
13,270円、13,076円、12,464円、平均で12,937円
突然ですが、この数字は何だと思いますか?
多分、何かの金額だよね…。
はるるのお小遣い?携帯代?毎月の貯金額?
実はコレ、直近3か月のはるるの食費です。
さて皆さまは、はるるの直近3か月の食費の平均である12,937円。
これ、高いと思いますか?安いと思いますか?
答えは分からない?
ズバリ言いましょう。
この質問のもっとも適切な答えは分からない、です。
正確に言えば、この条件だけでは高いのか、安いのかを客観的に判断できない、です。
どういうことか、それは過去3か月の食費の平均である12,937円で、いったい何人が暮したのかによって、答えが変わるから。
極論ですが、この食費で4人が1か月間暮らしているとしたら、間違いなくお~すごい!!となるでしょう。
ところがこれが1人だと、現役プロフェッショナル主婦の方からすると、あぁなるほど、まぁ悪くはない方じゃない?
なんてお言葉をいただけけるかもしれません。
イジワルな質問をしてしまってスイマセン。
ちなみにはるるは一人暮らしです。
さて、このイジワルな例を出してまで、はるるが言いたかったことはこちら。
目先の数字や事象にとらわれてはいけない
節約生活を始める上では、この目先の数字や事象にとらわれてはいけない、というポイントはとても重要です。
何事も表に見えている数字の裏には理由があったり、隠された事実があったりするもの。
それを理解することは、節約生活をより合理的かつ効率的にします。
また、こういったものを見つける楽しさも、節約生活にはあるのです。
節約生活は数学だ!
よくポイント10%還元!という制度を実施しているお店がありますよね。
かと思えば、10%引きという割引を行っているお店も。
一見同じに見えるこの2つ、実はお得な方と損な方があります。
どっちがお得か分かりますか?
ここでは20万円の最新型液晶テレビを買う例を使って考えてみましょう。
10%引きの方は簡単ですね。
18万円でこのテレビを購入できます。
次に10%ポイント還元の場合、20万円のテレビを買うと10%、つまり2万円分のポイントが付きます。
次回はこの2万円分を無料で買い物できるというのが、10%ポイント還元システム。
このシステムを考えた時に重要な点として、ポイントで買い物をした場合はポイントが付かないということです。
そのため考え方としては簡単で、実質的には20万円で22万円分の物品を購入できるというわけ。
これを値引き率にすると100%-200000÷220000≒9.1%となり、およそ9.1%引きです。
つまり10%引きの方がお得、ということになります。
節約生活は化学だ!
皆さん、カップラーメンを食べる時には、なべでお湯を沸かしますよね。
この時、炎はなべ底からはみ出ない程度の火力にした方が良い、という話を聞いたことがありますか?
えっ?聞いたことが無い?
でも、今聞きましたね!
はいOK!
これは以下のような理由によるもの。
- なべ底からはみ出た炎は、耐熱性のない樹脂や木製の取っ手が傷む、最悪の場合は壊れてしまうことがある。
- なべ底からはみ出た炎は、鍋とその中の水を温めることにはほとんど利用されず、周囲に拡散して逃げてしまう。
つまり科学的な裏付けにもとづき、なべ底から炎がはみ出ないように使うことが、ガスの無駄遣いを防ぐことにつながるのです。
また取っ手の痛みによる、鍋の交換サイクルの早まりを防ぐことにもなり、これもまた節約に貢献します。
節約には長期的な視野も重要
節約には、数学的思考と科学的思考の他に、もう一つ重要な点があります。
それが長期的な視野です。
イニシャルコストを恐れるな!
私たちの生活において、費用には2つの種類があります。
それはイニシャルコストとランニングコスト。
前者はあることを行う時に最初にかかる費用、後者は継続的にかかる費用です。
例えば携帯電話を使うことを考えると、最初の端末購入費用や契約事務手数料などがイニシャルコスト、毎月の通話料がランニングコスト(場合によっては経年劣化に伴う機種交換も含む)にあたります。
自炊はイニシャルコスト大!でも長期的にお得!
節約の基本としてよく言われるものの一つに、自炊があります。
この自炊ですが、実はイニシャルコストが大きい節約方法です。
自炊をするためにはなべ、包丁、まな板、炊飯器、電子レンジなど、非常に多くの備品の購入が初期段階で必要です。
またランニングコストも、材料代がかかりますから、ある程度は必要でしょう。
つまり短期的には出費大です。
ただ人は食わねば生きてはいけません。
これからの長い人生、毎食買い食いするよりは中・長期的に見れば、明らかに低コストとなるでしょう。
一食139円で済ませられる外食なんてほとんどない
冒頭で書いたとおり、はるるの食費は月額平均で12,937円。
3食しっかり食べており、1か月が31日とすると93食を食べてることに。
これを12,937円から割ると、1食当たりの食費はおよそ139円となります。
はるるは、この金額でしっかりと外食ができるお店は、あまり見たことがありません。
あったとしても、はたしてお腹一杯食べられるんでしょうか…。
1食ワンコイン500円で買い食いした場合との差額を計算すると
次に1食ワンコイン500円で買い食いし、朝食は食べないケースを考えることにしましょう。
そうすると1日当たり1,000円、1か月では31,000円となります。
はるるの食費と比較すると、その差額は18,063円です。
年間にすると単純に12倍になりますから、216,756円お得ということですね。
これなら最初に料理道具を20万円買っても、1年間で取り戻せて2年目からはお得になる計算です。
このように節約を考える場合、長期的な視野は非常に重要なのです。
節約は数学であり、科学なのです!
今回は節約の具体的な手法ではなく、節約への取り組み方について書きました。
次回からは、その具体的な手法に触れていく予定です。
忘れないでくださいね。最後にもう一度。
節約は数学であり、科学なのです!!!!