STINGER5のGoogle AdSenseのコード出力位置(ソースコードの場所)をまとめてみた
2018/04/22
本エントリーの目次
WordPress + STINGER5によるブログの運営に慣れてくると、こう思うことが出てくるかもしれません。
分析やCTR向上のためにページごとに、Google AdSenseの広告出力コードを切り替えたい!
何を隠そう、はるるもその1人。
STINGER5は、外観→ウィジェットの設定画面から、簡単にGoogle AdSenseの広告出力コードを設定可能です。
ですがその代わりに、ページ(記事、固定、検索結果など)ごとに個別に切り替えるような機能はありません。
そのためそのような仕様を実現させるためには、STINGER5のソースコードを修正して対応する必要があります。
となると、最初に調べなければいけないのが、どのファイルのどこのソースコードで、ウィジェットの設定画面で設定した、Google AdSenseの広告出力コードをHTMLに出力しているのか、ということ。
このブログでも、Google AdSenseの広告出力コードの出力部は、かなりの修正を入れており、当然これについては以前に調べました。
そこで今回は、STINGER5のGoogle AdSenseのコード出力位置(ソースコードの場所)をまとめてみた、と題して、この点についてシェアしたいと思います。
STINGER5におけるGoogle AdSense 広告出力コードの出力箇所一覧
STINGER5におけるGoogle AdSense 広告出力コードの出力箇所をご紹介する前に、一点だけご了承いただきたい点があります。
はじめに
今回ご紹介する、Google AdSenseの広告出力コードの分析に使ったソースコードは、2014年10月11日公開のバージョンのものとなります。
そのため後継バージョンでは、多少位置(行数など)が変わっている可能性がありますこと、あらかじめご了承ください
サイドバー上部の300×250サイズの広告(PC&スマホ共通)
これはPCでは画面右上、スマホでは記事下に表示される広告を出力しているソースコード。
sidebar.phpの以下の箇所。
4 5 6 7 | <div class="ad"> <?php if ( function_exists('dynamic_sidebar') && dynamic_sidebar(4) ) : else : //アドセンス ?> <?php endif; ?> </div> |
サイドバー下部の300×250サイズの広告(スマホのみ)
スマホのみサイドバーの下部(各種ウィジェットの下部)にも、Google AdSenseの広告出力コードを出力するソースコードが存在します。
sidebar.phpの以下の箇所。
24 25 26 27 28 29 | <?php if(is_mobile()) { //スマホの場合 ?> <div style="padding-top:10px;"> <?php get_template_part('ad'); //アドセンス読み込み ?> </div> <?php } else { //PCの場合 ?> <?php } ?> |
記事下① 336×280サイズの広告(PC&スマホ共通)
記事下にはPCとスマホの両方で、336×280サイズの広告が表示されます。
このGoogle AdSenseの広告出力コードを出力するソースコードは、single.php内の以下の箇所。
53 | <?php get_template_part('ad'); //アドセンス読み込み ?> |
記事下② 336×280サイズの広告(PCのみ)
PCのみ記事下①のさらに下に、もう1つ336×280サイズの広告が表示されます。
場所は記事下①のすぐ真下のこの位置。
54 55 56 57 58 59 | <?php if(is_mobile()) { //スマホの場合 ?> <?php } else { //PCの場合 ?> <div class="smanone" style="padding-top:10px;"> <?php get_template_part('ad'); //アドセンス読み込み ?> </div> <?php } ?> |
Google AdSenseの広告コード出力位置を修正する際は、要注意!
Google AdSenseの広告は、掲載位置にいくつかの決まり(AdSense プログラム ポリシー)があります。
それはたとえばスマホのファーストビューに、300×250などの大きいサイズの広告を表示してはいけない、スマホの画面内に同時に複数のGoogle AdSenseの広告が見えるように配置してはいけない、404ページに広告を掲載してはいけないといったもの。
STINGER5の初期状態では、これらの決まりに違反しないように、配慮された広告の掲載位置となっています。
ですがSTINGER5を修正して、Google AdSenseの広告の掲載位置を変更すると、これらのポリシーに違反する広告配置となってしまう可能性があります。
そのためGoogle AdSenseの広告の掲載位置をテーマのカスタマイズで変更する際は、AdSense プログラム ポリシーに違反しないようにご注意ください。
また違反をしてしまわないように、変更の前に一通り、AdSense プログラム ポリシーに目を通しておくことをおすすめします!