自炊のすすめ 『茹でる・煮る道具』 楽しい節約生活
2017/09/08
楽しい節約生活シリーズ、今回は『茹でる・煮る道具』をテーマにお送りします。
おすすめ調理器具 『茹でる・煮る道具』編
茹でる道具と煮る道具は、基本的には同じものが使えるので、ひとまとめにしてご紹介します!
おすすめ度:★★★
まずは必須となるであろう道具たち。
鍋
茹でる・煮る道具の筆頭です。
これがないと茹で料理、煮る料理が始まりません。
サイズや材質はさまざまですが、フライパンと同様にガスコンロの大きさ、コンロの種類(ガス、またはIH)に応じて適切な製品を買いましょう。
材質は陶器(土鍋)、鉄、アルミ、ステンレスが一般的。
その中でも特にステンレスが扱いやすく、保温性が良い(煮込み料理に適する)ので、初心者の方にはおすすめです。
ただ比較的重い、熱伝導性が悪いので少し温まるのに時間がかかる、という弱点があります。
これに対してアルミ鍋は熱伝導性が良く、とても軽いのが特徴。
その反面ステンレスに比べてややもろいため、ぶつけるとへこんでしまったり、条件がそろうと腐食して穴が開いてしまうことも。
そのため煮込み料理など、長時間保温する料理にはステンレス、みそ汁などの短時間の料理には、アルミがおすすめと言われています。
またこれもフライパンと同様ですが、フッ素コーティングされているお鍋を使用する場合は、樹脂製のお玉を使用しないと、コーティングの寿命が短くなるのでご注意を。
ざる
食材の水気を切るのに使用する調理器具。
主にスパゲティやそば、うどんといった、茹でた料理のお湯を切るのに使うことが多いんじゃないでしょうか。
材質は竹、金属、樹脂(ナイロンなど)などが多いです。
竹のざるはカビが生えやすく、金属生のものはごみが詰まりやすい、という特徴があります。
そのためカビが生えにくく、掃除がしやすい樹脂製のざるがはるるのおすすめ。
ただ樹脂製の製品は、耐熱温度が低いため、揚げ物など高温の料理に使用する場合は要注意。
耐熱温度が120度以上の製品であれば、一般的な料理に使用する分には大丈夫でしょう。
ですがそれ以上の温度となる揚げ物に使用する場合は、金属製のざるを使用しないと、ざる自体が溶けてしまうことも。
お玉
茹でている最中や煮ている最中に食材をかきまぜたり、できあがった料理をお皿に取り分けるのに使用します。
これは必須でしょう。
先のお鍋の説明でも書いたとおり、フッ素コーティングされているお鍋を使用する場合は、樹脂製のお玉を使用しましょう。
おすすめ度:★★
必須ではないが、あると時短になる、簡単に味のしみた料理が作れる、そんな調理器具が以下の2つ。
圧力鍋
鍋の内部に大気圧以上の高圧力をかけて、短時間で具材に火を通す調理器具、それが圧力鍋。
一度沸騰させて圧力がかかった後は、火を弱火にしても十分な加熱、加圧能力が得られます。
そのため時短、ガス代の節約につながるなど、良いこと尽くめ。
カレー、肉じゃが、豚の角煮などの調理に時間のかかる料理が、10分もかからずにできてしまうのは、とても魅力的!
弱点は洗うのが若干面倒であること、価格が普通の鍋の数倍はする、というところでしょうか。
ですがそれを補って余りあるほどに、魅力のある素晴らしい調理器具なんじゃないかと。
圧力鍋については別途、圧力鍋を使うと短時間でおいしい料理ができるのでおすすめ! にて詳しく書いているので、興味がある方はぜひ併せてご覧ください。
保温調理鍋
ガス代の節約という観点では、圧力鍋と似た機能をもっているのが、保温調理鍋。
ですがこちらは圧力をかけて短時間で調理する、という仕組みではありません。
保温調理鍋は、魔法瓶の水筒のような二重構造になっており、火を消しても内側の鍋を高温状態のまま保温することで、時間をかけて調理を行います。
たとえば前日の夜に、カレーの具材をこの鍋に入れて火を消して就寝。
そして朝になったら具材に火が通ってカレーができている、そんな器具です。
弱点は圧力鍋と同様に、洗う手間がかかる点と、圧力鍋ほどすぐには調理が終わらない点でしょう。
ただ放っておけばOK!という手軽さは、とっても便利。
おすすめ度:★
なくてもい良いけどあると便利、そんな道具は以下のとおり。
やかん
お湯を沸かすために使用する、昔ながらの器具。
なくても構いませんが、頻繁にお湯を沸かすということであれば、あると便利。
沸騰したことが分かるように、沸騰するとピューと鳴るタイプの製品がおすすめです。
ちなみにはるるは頻繁に麦茶を煮出すので、使用頻度がかなり高い調理器具だったりします。
電気ポッド・電気ケトル
どちらもやかんと同じように、お湯を沸かす器具。
そして前者はお湯がいつでも使え、後者はスイッチを入れてから数分で、お湯を沸かすことができます。
なくてもいいけれど、冬はあると便利、そんな調理器具の筆頭なんじゃないかと。
尚、電気ポッドはポット自体の保温能力が低いと、電気代がビックリするほどかかるのでご注意を。
また電気ケトルは、瞬間的に電気を大量に使うため、ご自宅の電気容量が小さい場合、ブレーカーが落ちてしまうことも。
とりあえずお鍋とざる、お玉があればOK!
とりあえずこれらがあれば、ある程度の料理は作ることが可能です。
そのため、まず用意しておきたい調理器具と言えるでしょう。
ちなみに節約する上では、スパゲティは非常に重要な料理の一つ。
このスパゲティを茹でる際に、お鍋を出すのが面倒!ということであれば、以下の製品がおすすめ。
この調理器具を使用すると、なんと電子レンジでスパゲティを茹でることができるそう。
一人前を茹でるのであれば、こういった製品を使った方がお手軽だと思うので、興味がある方は、ぜひ使ってみてくださーい!