宅配便や郵便物受け取りにはシヤチハタXスタンパーが便利!
2018/04/22
本エントリーの目次
宅配便や郵便物受け取りの際の押印が面倒くさい!
はるるは、食品と一部の日用品を除いた、ほとんどの買い物をネット通販で済ませています。
平日は仕事であまり買い物ができないし、土日はこのブログを書きたいし。
というわけで、自宅まで商品を届けてくれるネット通販は、本当に便利で助かっています。
そのため毎週1~3回は、宅配便が自宅に届くわけなんですが、地味に手間だったのが、受け取りの際の受領印の押印。
以前は木製の認印に朱肉を付けて押印していたので、押印に時間がかかってしまい、配達員の方を待たせてしまうことも。
さらに使い終わった後は、はんこに付着している余った朱肉を拭き拭きしておかねばならず、非常に面倒でした。
そこで、扱いの簡単なはんこを購入することに。
その名はシヤチハタXスタンパー!
こちらがはるるが購入した扱いの簡単なはんこ、シヤチハタXスタンパー。
お値段は2,000円弱で、ネーム9ブラックというモデルです。
ネットでの評判が非常に良く、便利だ、ということを決め手に購入しました。
これは便利!
これが使ってみると本当に便利!
いちいち朱肉を付けたり、押印後の朱肉の掃除をする必要もありません。
そして使う時にキャップを外して押印、後はキャップを閉めるだけ、ととっても扱いが楽!
さらに紙の下に捺印マット(印鑑マット)を敷かなくても、キレイに押印できるのも素晴らしい!
木製の認印の際は、宅配物の段ボールの上で押印していたので、印影が鮮明にならないことも多かったんですが、Xスタンパーにしてからは、キレイに押印できるようになりました。
これは几帳面男のはるるとしては、うれしい限り。
注文はネットで行うと安い!
ネーム9は文房具屋さんなどでも発注可能ですが、高いことが多いので、ネット通販での購入をおすすめします!
シャチハタじゃないの?
はるるもシャチハタだと思っていましたが、正式にはシヤチハタだそうです。
開発元もシヤチハタ株式会社さんです。
しゃちはたではなく、しやちはたです!
ただしWikipediaによると、シヤチハタの読みはシャチハタでいいみたい…ややこしいですね。
銀行印とか実印には使えないのでご注意を!
ネーム9をはじめとする、シヤチハタXスタンパーシリーズは銀行印や実印には使えません。
申請はもちろんできますが、多分NGになるでしょう。
それはなぜかというと、印影が変わってしまうため。
シヤチハタXスタンパーシリーズはインク浸透印の代名詞ともいえる製品。
ですが石や木、金属製のはんこと違い、材質が柔らかいので、何度も押印すると次第に形が変わってしまいます。
そのため銀行印や実印には、不適です。
そもそも銀行印とか実印とか違いがよく分かりません!
これ、実は会社の後輩くんによく聞かれる内容だったりします。
その多くは初めて車を買う時か、住宅ローンを組む時ですね。
たしかに実印は、めったなことでは押印しないので、分からないのも無理がないでしょう。
はるるもこれまでの人生で、トータルで10回くらいしか押印していないように思います。
そこで、シヤチハタXスタンパーとはあまり関係がありませんが、少しふれておこうかと。
はんこは大きくは3種類!
はんこは大別すると、以下の3種類です。
実印
実印は住民登録をしている自治体にはんこを登録申請し、OKをもらったはんこのことを言い、個人は最大1つの実印を持つことが可能です。
申請が通ると、印鑑登録証(または印鑑登録カード)をもらえます。
よく誤解されていますが、印影(はんこを押印した際の模様)が複雑で読みづらいとか、文字数が多いとか、そういうものをもって実印というわけではありません。
極端な話ですが、100円ショップで購入したはんこでも、登録申請してOKをもらえれば、実印となります。
ただ一般的には、偽造防止の観点から複雑でくずされた形の印影、やや大きめの直径とすることが多いでしょう。
また印影が長期間にわたって変わらないように、かたい材質(石、木、最近は金属製のものも)で作ることが一般的です。
また超重要ポイントですが、実印と印鑑登録証(または印鑑登録カード)を同じ場所に保管しては絶対にいけません。
もし両方が盗まれてしまうと、印鑑登録証(または印鑑登録カード)を使用して不正に取得した印鑑登録証明書と実印を使い、法的に有効な契約を行われてしまうことがあります。
悪用が心配な方の中には、実印は使う度に申請し、使い終わったらすぐに実印登録を解除しておく、なんて方もいるほど。
それほど盗まれたら大変なものなので、管理は慎重に。
銀行印
銀行印は銀行に口座を開設する時に届け出た、銀行届け出印というものです。
これも実印同様複雑だから、とかそういうことではありません。
ただ実印同様、偽造されにくく、印影が変化しにくいものが適切です。
住信SBIネット銀行など、一部のネット銀行では、この銀行届出印が不要な場合もあります。
その場合は任意のはんこを銀行印として、各種書類に押印します。
認印
認印は実印、銀行印以外のすべてのはんこをさすことが多いです。
少し曖昧な書き方になってしまうのは、実印や銀行印と違い、明確な定義がないため。
一般的には内容を確認しましたとか、認めました、という意味で押印するためのはんこ、という位置づけでしょう。
そのため郵便配達や宅配便の受領印、簡単な事務作業に必要なはんこについては、認印でOK。
そして認印も本来であれば、その人が押印したという証なので、印影が変化しない、偽造されにくい印影の方が望ましく、シヤチハタや大量生産の量産品のはんこを避けるべきです。
ですが認印でOKの書類の場合、そもそもあまり重要性が高くないことがほとんどなので、問題視されていない、というのが現状です。
したがって世間一般的には、認印にはシヤチハタや大量生産の量産品のはんこでも問題なし、とされることがほとんど。
そしてシヤチハタではダメ、というケースでは、事前にダメですよ!と言われるか、注意書きに書いてあることも多いです。
三文判とは?
はんこの種類で、三文判という言葉もよく聞くと思います。
これは大量生産によって作られた出来合いの安いはんこ、という意味で使われることがほとんどでしょう。
そのため先に挙げた、実印、銀行印、認印という種類とは異なる位置の言葉となります。
もちろん申請が通れば実印となりますし、届け出が通れば銀行印となります。
そしてもちろん認印としても使えます。
捺印と押印の違い
これも気になる方がいるかもしれませんね。
諸説ありますが、現在では両者に違いはない、というのが一般的です。
ですが署名捺印、記名押印とは言いますが、署名押印、記名捺印とは言いません。
そこだけはご注意を。
印鑑は本来はんこのことじゃありませんよ
はるるも以前は間違えていたんですが、印鑑 = はんこではありません。
そのため、こちらに印鑑を押してください、という日本語は間違っています。
印鑑 = はんこを押印した結果の印影のこと。
こういった誤用に厳しい方には、不快な印象を与えてしまうかもしれません。
ちなみにはるるは、この誤用を仕事で守秘義務契約書を先方に書いてもらう際に、指摘されて知りました。
ただ一般的には印鑑 = はんこという誤用を、正しいと思って使っている方がほとんどなので、意味が変わりつつある言葉と言えるのかも。
さらに似た言葉には印形、印章などがありますが、印影 = 印鑑 = 印形 = 印章ということになります。
話がそれましたが、シヤチハタXスタンパーはとっても便利!
話が少し(大分?)それましたが、シヤチハタXスタンパーは荷物の受領印に使う認印としては、本当に便利!
ネット通販をよく使う方には、とってもおすすめです!