のり(海苔)を湿気て、シナシナにさせない簡単な保存方法
2018/04/22
本エントリーの目次
のり(海苔)って湿気ちゃいますよね?
先日、会社の同僚女性のパートさんと休憩時間に雑談をしている時のこと。
話しの流れの中で、おにぎりや海苔巻きののりの話になり、こんな話をしたわけ。
はるる『おにぎりののりは、しっとりしているのもおいしいですけど、コンビニのおにぎりのようなパリッとしたのりもおいしいですよね!』
パートさん『そうね~。わたしもどちらかというと、パリッと派かしら。』
はるる『でも、スーパーで買ってきたのりって、一度開けると途端にしっとり湿気ちゃいますよね~。』
パートさん『そう?しっかり密閉容器に入れておけば、パリッとしたままじゃない?』
はるる『え!?ちゃんと密閉容器に入れてますけど、1か月もしたら湿気ちゃってますよ?』
パートさん『あらら~。それ、多分保管場所が良くないんじゃないの~。』
というわけで今回は、はるるの会社の同僚のパートさん直伝。
のり(海苔)を湿気て、シナシナにさせない簡単な保存方法、と題してお送りします。
まずは、これまではるるが行っていたのりの保存方法(ダメな保存方法の例)をご紹介します!
湿気てしまうのりの保存方法
はるるがいつもスーパーマーケットで購入しているのりは、激安商品のためなのか、容器にファスナーのような密閉機構がついていません。
そのため市販の密閉容器に、のりを購入した際に付属していた乾燥剤と一緒に入れて、戸棚に保管しています。
こちらがその密閉容器。
一見密閉容器に入れられており、湿気なそうな感じですよね。
そこにさらに乾燥剤まで入れているわけですから、いつまでもパリパリののりのまま、保存されるはず。
ところがこれだと早ければ1か月ほどで、パリパリだったのりはこんな感じでシナシナに…。
画像からもしっかりとシナシナ感を感じますね…。
もちろん密閉用のファスナーはしっかりと閉めています。
にも関わらず、のりを取り出す際の開け閉めの際に、密閉容器内の空気が入れ替わるせいなのか、湿気てしまいます。
そしてこちらが使用開始後2か月ほど経過した乾燥剤。
一見、何の変化もないように見えますが…。
その変化は、乾燥剤を横から見ると一目瞭然。
空気中の湿気を吸収しすぎ、このようにパンパンに膨らんでしまっています。
この状態では、湿気吸収能力はほとんど失われているはず…。
というわけで、この方法ではのりが湿気てしまうのを防げないんです。
湿気にくいのりの保存方法
さて、こののりの保存方法はどこが悪かったのか。
パートさんが指摘した問題点はズバリ、こちら!
のりの保管には、冷蔵庫が最適!
パートさん『保管場所がダメなのよ~。のりを保管する時は冷蔵庫に入れると、シナシナになりにくいよ~。』
とのこと。
これは考えもしませんでした。
スーパーマーケットだと常温で保管・販売されているので、何の疑問も持たずにスパゲティなどと一緒に戸棚にしまっていたわけ。
ところがパートさんによると、これがいけなかったらしいのです。
ですがこれにははるるも納得。
なぜ、のりの保管場所には冷蔵庫が最適なのか
理由はとっても簡単。
冷蔵庫の中はとても乾燥しているから、です。
冷蔵庫に食品を保存する際に、ラップのかけ方があまく、しっかりと密閉されていなかったために、翌日には食品がパサパサになっていた!
なんて経験、どなたも一度ぐらいはきっとあるはず。
もちろんはるるも経験があります。
だから、のりの保管場所には冷蔵庫が最適だよ!
と言われ、すぐに納得できた、というわけ。
冷蔵庫に保管するようになったら、シナシナにならなくなった!
というわけで、パートさんからのナイスアドバイスをさっそく実行したわけなんですが、これが効果てきめん!
密閉容器に、のりを購入した際に付属していた乾燥剤と一緒に入れておく、という保存方法は変えず。
ただ保管場所を冷蔵庫に変えただけで、すぐに湿気ていたのりがまったく湿気なくなったんです!
これはスゴイ!
その他、パリッとしたのりを食べるポイント
冷蔵庫保管の他にも、のりをパリッと食べるポイントはないものか、と調べてみたところ、他にもポイントがいくつかありました!
開けたら閉める!
のりはとにかく湿気に弱いです。
密閉容器を開けたままにすると、湿気を吸ってしまい、どんどん湿気てしまいます。
そのため開けたままにせず、『開けたらすぐに閉める』を心がけましょう!
開ける前に、常温になるまで待つ!
冷蔵庫に保管していた冷え冷えの密閉容器を、冷蔵庫から取り出してすぐに開けると、のりは急速に空気中の水分を吸う、という特性があります。
これを防ぐために、常温で少し放置し、常温に戻してから密閉容器を開けるようにしましょう!
湿気てしまったら、あぶる!
一度湿気てしまったらもうあきらめるしかないのか、というとそんなことはありません。
湿気てしまったのりは、火であぶることにより、多少パリッとさせることが可能です。
またごま油と塩をまぶしてからあぶると、韓国のりのような味になります。
そのため湿気てしまったのりは、この食べ方をするのがおすすめ。
のりを湿気させないポイントのまとめ
のりを湿気させないポイントをまとめると、以下のとおり。
- 密閉容器に入れ、冷蔵庫に保存する!(可能なら乾燥剤と一緒に)
- のりを取り出す際は、密閉容器が常温に戻るのを待ってから開ける!
- のりを取り出したら、忘れずにすぐに密閉容器を閉めて冷蔵庫に戻す!
以上のポイントをおさえておけば、パリッとしたのりがおいしくいただけます!
シナシナののりにお悩みの方は、ぜひお試しください~!
補足:冷蔵庫にスペースがない場合には、のり専用の保存容器を利用してみると良いかも!
今回ご紹介した冷蔵庫にのりを入れておく、という保管方法は簡単でお手軽な反面、冷蔵庫内に多少の保管スペースが必要です。
また密閉容器のサイズによってはのりを切ったり、折り曲げたりする必要もあります。
もし冷蔵庫が小さく、のりの保管スペースを用意するのが難しい、のりを切ったり、折り曲げるのが嫌だ、ということであれば、以下の保存容器を利用されると良いかもしれません。
この容器はのり乾カンという商品名から分かるとおり、のり専用の保存容器です。
内部に商品付属の乾燥剤をセットすることで、のりをパリパリに保つんだとか。
乾燥状態を保つ原理は、はるるが行っていたのと同様に、密閉容器内に入れた乾燥剤によるもの。
ただレビューを見ると、評判が良さそうなので、付属の乾燥剤がよほどスゴイ性能なのかもしれませんね。
冷蔵庫にのりを入れるのが難しい方は、利用を検討されてみると良いかもしれません。