レゴの掃除方法 油とホコリまみれのブロックは、洗濯機でキレイに洗浄!
2018/04/22
本エントリーの目次
はるるも息子もLEGO(レゴ)が大好き!
はるるは主にtechnic(テクニック)と呼ばれる、車や建機などを、歯車を組み合わせて作成するシリーズがお好み。
そしてlego technic power functionsというモーターやリモコンの部品を使い、LEGOで作った構造体を動かすのが大好きなのです。
ちなみにこちらが、息子に”しゃべるかーのらじこん”が欲しいとせがまれ、2時間ほどでサクッと作った”しゃべるかー”の走行部分。
このようにLEGOブロックを組み合わせて、実際に動作する構造体をパパッと作れるのは、lego technic power functionsの最大の魅力でしょう。
はるるの息子は、まだ小さいのでここまでのものは作れませんが、車を作って楽しんでいます。
そしてそれをはるるが少し格好良くしてあげると、とても喜んでくれるわけ。
このように大人と子供が一緒に遊べるおもちゃは、本当に素晴らしいと思います。
そんな素晴らしいおもちゃ、LEGOの残念なところ。
それがこちら。
ホコリで汚れてしまうと、掃除が大変!
LEGOを使って作った家や車といった構造体を1~2か月ほど飾っておくと、その各所にホコリがたまり、結構汚れてしまいます。
棚の中やケースに入れて飾っておけば良いのですが、そうでない場合、ブロックの突起の隙間にたまったホコリは、掃除がしづらく、かなり厄介。
そこで今回は、このブロックの汚れを掃除する方法をご紹介します!
LEGO(レゴ)ブロックの掃除方法(洗い方)
今回は偶然にも、少し前に勤務先の上司から、息子さんが大きくなり使わなくなったLEGOブロックをいただいたので、これを使ってLEGOブロックの掃除方法(洗い方)をご説明します。
こちらが、上司からいただいたLEGOブロックのパーツの一部。
ホコリが付着しているところと、そうでないところがあるので、どこにブロックが付いていたのか、一目瞭然。
こちらのパーツはさらに分かりやすいです。
型番を調べると、2002年発売のモデルということなので、13年ほど前のもの。
かなりの年代モノなので、汚れていても当然でしょう。
ブロックを分解する!
まずはブロックをバラバラに分解します。
そうしないと、接続部分をしっかりと洗浄できないため。
面倒ですが一個一個のパーツごとに、バラバラに分解しておきましょう。
ブロックを分ける!
次に洗浄するレゴブロックを、以下の6つのグループに分けましょう。
- クリアーパーツ
- プリントパーツ、シールが張られているパーツ
- 電気ギミックに関係するパーツ、金属・グリスが塗られているパーツ
- 油っぽいパーツ
- ホコリっぽいパーツ
- 上記以外
LEGOをなるべく傷めないように、これらのグループに分けて、洗浄を行います。
クリアーパーツの洗い方
クリアーパーツとは、このような透明なパーツのこと。
これらを他のブロックと一緒にガチャガチャと洗うと、ブロック同士が接触し、傷が付いてしまって、透明度が低下してしまいます。
そのため面倒でなければ、洗面器に40℃程度のぬるま湯をはり、手でこすってホコリや汚れを落としましょう。
また細部は手が入らないので、柔らかめのブラシで傷が付かないように、優しく掃除をします。
尚、多少の傷なんて気にしないよ!
ということであれば、後述するそれ以外のブロックと一緒に洗う方法でOKです。
プリントパーツ、シールが張られているパーツ
これはたとえばこのようなパーツ。
これもクリアーパーツと同様に、他のブロックと一緒に洗うとプリントがはげてしまうことがあるため、個別に洗いましょう。
洗い方もクリアーパーツと同じで、ぬるま湯につけて、手でこすって洗う程度にとどめましょう。
またLEGO付属のシールを貼っている場合は、水洗いをすると、シールがはがれてしまうことが多いです。
そのためこの機会にはがしてしまう(水洗いをする)か、水洗いをせずに雑巾で乾拭きをする、といった方法で掃除をしましょう。
プリントパーツについても、多少の傷は気にしない、ということであれば、それ以外のブロックと一緒に洗う方法で洗ってしまった方が楽です。
電気ギミックに関係するパーツ、金属・グリスが塗られているパーツ
LEGOのパーツの中には、スイッチを押すと光るパーツやそれに電気を供給する電池パック、スイッチパーツなどの電気ギミックに関係するパーツも存在します。
これらは先に書いた、lego technic power functionsにも多く含まれています。
他には以下のように、金属製のパーツやグリスが塗られているパーツも存在します。
上2つはサスペンションのパーツ、3つ目はエアシリンダーポンプ、4つ目は回転すると棒が伸縮するパーツです。
これらは水洗いをすると、錆びてしまったり、グリスが落ちてしまい、動きがスムーズではなくなります。
そのため水洗いをせずに雑巾で乾拭きをし、グリス部には触らないようにしましょう。
油っぽいパーツ
ブロックは遊んでいると手の油分などで、段々と油っぽくなってきます。
また長期間放置したゴムパーツ(タイヤなど)から、油分が出てくることも。
こういった時は、洗面器に40℃程度のぬるま湯をはり、食器用洗剤を少し加え、パーツを水洗いします。
こうすることで、食器用洗剤の高い脱脂効果により、油分が除去され、キュキュッとします。
この後は、後述するそれ以外のブロックと一緒に洗う方法で洗いましょう。
ホコリっぽいパーツ
こちらは、特にホコリで汚れているパーツ。
そのまま他のブロックと一緒に洗うと、ホコリが他のブロックに付いてしまうので、クリアーパーツと同様に、洗面器に40℃程度のぬるま湯をはり、手でこすって大まかなホコリと汚れを落とします。
この後は、後述するそれ以外のブロックと一緒に洗います。
その他のブロック
上記のどれにも該当しないブロックの洗浄に大活躍するのが、ズバリ洗濯機!
これを使うと、ブロックの洗浄がかなり楽になります!
洗濯機での洗浄、でもその前に
洗濯機を使用したLEGOブロックの洗浄は、場合によっては、LEGOブロックが破損、紛失してしまう可能性もあります。
そのため希少性の高いパーツ、思い出のあるパーツは手洗いだけにとどめ、以下でご紹介する洗濯機での洗浄は避けてください。
洗濯機での洗浄方法
まずLEGOブロックのパーツを、以下のような洗濯用のネットに入れます。
洗濯用のネットは何でも構いませんが、小さいブロックが洗濯中に出てきてしまわないように、網目が細かいものが必要です。
LEGOブロックのパーツを入れると、このような感じに。
これをそのまま洗濯槽にポイ!
この時のポイントは、洗濯用のネットのファスナーをしっかりと閉めること。
もし半開きのままだと、洗濯機の中がブロックまみれに…。
後は普通の洗濯用洗剤をいれ、洗濯機を普通に回すだけでOK!
ちなみにはるるはいつも、洗濯用漂白剤をあわせて投入しています。
その方がキレイになる気がするので…。
柔軟剤に関しては、ブロックは柔軟剤を入れたところで、ふんわりするわけではないので不要でしょう。
洗濯が終わったら、ブロックの色があせてしまわないように、日のあたらないところに陰干しを行います。
はるるの場合は、以下のようにバスタオルを敷いて、床に干しています。
そしてしっかりと乾いたら、あとはブロックを箱に閉まって、お掃除完了です!
ブロックを洗うとこうなる!
さて、実際にブロックの洗浄を行うとどうなるのか、というと。
先の、どこにブロックが付いていたのかしっかりと分かるほどに汚れていたパーツは、こんな感じに。
もう1つの黒いパーツも、このようにキレイになりました。
一部表面の汚れのように見えるものは、ブロックについている傷であり、汚れではありません。
うまく撮影ができなかったのですが、汚れはキレイさっぱり取れています!
必要に応じてシリコンスプレーでフィニッシュ!
洗浄によって、油分がキレイさっぱりなくなったLEGOブロックは、そのまま使うと、外れにくくなることがあります。
特に薄い板状のLEGOブロックは、ピッタリとハマってしまうと、分解するのにかなり苦労します。
そのため、洗浄後にブロック同士を外しにくくなった場合は、ブロックを分離してから、接続部にシリコンスプレーを少しだけ噴きかけてみてください。
こうすることで、スムーズに着脱ができるようになるはずです。
洗濯機を使えば、LEGO(レゴ)ブロックが簡単・キレイに掃除できる!
今回ご紹介したように洗濯機を使用すれば、LEGOブロックの洗浄は手間がかからず、簡単・キレイに掃除できます!
またこのブロックの掃除方法は、LEGOブロックにかぎらずその他のブロック製品でも使える掃除方法です。
ブロックが汚れてきたと思ったら、ぜひ試してみてくださーい!