あと何回父に会えるのかと考えたら、なんだか切なくなった話
2018/04/22
昨日は父の日でしたね。
はるる家では、毎年父の日には家族揃って、父の健康を祝う集いを行うことになっています。
今年もその集いに出席したわけなんですが、その席の中で、ふとこんなことを思いました。
あと何回父に会えるのか
別に何か理由があったわけではなくて、ホントにふと思っただけなんですが、こう思ったんですよ。
あと何回父に会えるのかってね。
というわけで、少し考えてみることに。
あと60回!?
はるるの父は現在、70歳前後。
そしてはるるが父と会うのは、お正月と父の日の年に2回だけ。
仮に父がかなり長生きしたとして、100歳まで頑張ってくれると考えると、30年 ✕ 2回 = 60回ということに。
現実的には、あと20回前後!?
先のケースは、かなり長生きしてもらったケース。
現実的にはどれぐらいかというと。
2015年現在の男性の平均寿命は、80歳前後らしい。
平成25年の簡易生命表によると、日本人の平均寿命は男性が80.21歳 、女性が86.61歳で、平成24年と比較して男性は0.27年、女性は0.20年上回りました。
「人生80年」という言葉はこの平均寿命からきたものですが、日本はまさに世界有数の長寿国です。
ということは、はるるはあと20回前後しか、父に会えない計算に。
これは予想外。
60回でも少ないなぁ、と思うけれど、まさか20回とは…。
なんだか切なくなりました
はるるは実家からかなり近いところに住んでいるので、両親に会おうと思えば、車を5分ほど走らせれば、いつでも会える状況。
それが逆に良くなかったのかもしれません。
いつでも会えるんだし…という意識が働きがちで疎遠になる、というパターンですね。
でも、あと20回しか会えないのかもしれない。
こう分かった途端、なんだかとても切ない気持ちになりました。
考えたくはないけれど…
さらにこうも思いました。
先の20回という数字は、さらに少なくなるのかもしれない、と。
こんな縁起でもないこと、あまり言いたくはないのですが、父が平均寿命まで生きてくれるかどうかも分かりません。
たとえば病に倒れたり、突然交通事故にあって亡くなってしまう可能性だって、ゼロじゃありませんから。
いつまでも会えるわけじゃない!
はるるは父親のケースで、これに気付きました。
ですがよく考えてみると、これは両親や兄弟、家族に限った話じゃないんですよね。
友人だって、そう。
会いたいと思った時に、いつでも、そしていつまでも会えるわけじゃないんです。
だからいつでも会えるんだから、また今度でいいや。
なんて思わず、会いたいなぁと思ったら、会っておくべきなんじゃないかと。
いつ会えなくなるのか、将来のことは誰にも分かりませんから。
というわけで、はるるはもっと両親に会いに行かなきゃ、そしてもっと親孝行しなきゃ、と思ったよーというお話。
もし大切な方がいるなら、そして会いたいと思うなら、迷わず会っておいた方が良いと思います。
後で後悔せずにすむように。