デンタルフロスで掃除を始める歯の位置は毎回変えた方が良い!
2016/04/23
本エントリーの目次
もう一つ大切なことがありました!
昨日のエントリー、歯科衛生士さんに教わったデンタルフロスの正しい使い方にて、目付きの鋭い凄腕歯科衛生士さんに教わった、デンタルフロスの正しい使い方をご紹介しました。
そこで昨日、一昨日と、はるる自身も、歯科衛生士さんに教わった正しいデンタルフロスの使い方を意識して、歯磨きの後にデンタルフロスで歯間を掃除していたわけ。
そしてもちろん今朝の朝食後の歯磨きでも、これを実践していたわけなんですが、その際中にふと、もう一つ大切なことを教わったのに、昨日のエントリーに書くのを忘れていた!
と思い出したのです!
というわけで今回は、歯科衛生士さんに教わった、デンタルフロスの正しい使い方のもう一つの大切なポイントをご紹介します!
1回の歯間の掃除に、何個のデンタルフロスを使いますか?
昨日のエントリーで書いたとおり、歯科衛生士さんに実際にはるるの歯間を掃除してもらい、正しいデンタルフロスの使い方を教わった後のこと。
歯科衛生士さんに、こんなことを聞かれました。
1回の歯間の掃除に、何個のデンタルフロスを使いますか?
デンタルフロスというと、以下のような取っ手のないタイプのデンタルフロスを想像される方が多いと思います。
そのため、何個?どれくらいの長さ?じゃなくて?
と思われるかもしれませんね。
ですがはるるは、こちらの製品のような取っ手のあるタイプのデンタルフロスを使用しています。
そのため歯科衛生士さんは、何個使っていますか?
と聞いてきた、というわけ。
そこで、はるるはこう答えました。
上の歯と下の歯1個ずつで、2個使っています!
ただ奥歯の歯間を掃除していると、角度によるのか、時々フロスが切れてしまうことがあります。
その時には、さらに1~2本追加で使用します。
歯科衛生士さん『そうですか。ではどこの歯から始めるかとかも、決まっていたりしますか?』
はるる『はい。いつも下の前歯から右に奥の方へ。奥歯まで終わったら、前歯に戻って左方向に。次に上の歯も同じ順番です。』
どうしてこんなことを聞かれるの?
この話をしている最中は、正直に言うと、なぜこんなことを聞かれるんだろう、と思いました。
それでは使いすぎですよ!
正しい使い方をすれば、デンタルフロスは1個で十分磨けます!
なんて指導を受けるのかなぁ、なんて思っていたんです。
ですが、それは違いました。
デンタルフロスで掃除を始める歯の位置は、毎回変えた方が良い!
歯科衛生士さん『はるるさん、今度からはデンタルフロスで掃除を始める歯の位置は、毎回変えるようにしてください。』
はるる『えっ!?始める位置を変えるんですか?』
歯科衛生士さん『そうです。そうした方が、掃除がしっかりできている箇所とできていない箇所の偏りをなくしやすいので。』
はるる『へ~そうなんですか!』
歯科衛生士さんの説明をまとめると
歯科衛生士さんの説明をまとめると、以下のとおり。
- 取っ手付きのデンタルフロスの場合、取っ手なしの手で巻くタイプのデンタルフロスと違い、掃除をするフロスの位置を変えられない。
そのため1個の取っ手付きのデンタルフロスで全部の歯間を掃除すると、最後の方にはフロスが細くボロボロになってしまい、しっかりと掃除をできないことがある。
だから最低上の歯で1本、下の歯で1本の計2本を使って、掃除をした方が良い。 - 本当は上の歯右側で1、上の歯左側で1、下の歯も同様に使い、1回の掃除につき、合計4本のデンタルフロスを使うと、尚良い。
ただ経済的な事情もあるので、普段は計2本、ひどく汚れていると感じた時は4本で掃除、というのがおすすめ。 - 毎回同じ歯から掃除を始め、同じ順序で掃除をしていると、いつも同じ歯を、細くボロボロになった状態のフロスで掃除することになりやすい。
これを避けるために、毎回違う歯から掃除を始めたり、順番を変えたりすることで、細くボロボロになった状態のフロスで掃除をする歯が、毎回変わるようにすると良い。 - 取っ手なしの手で巻くタイプのデンタルフロスの場合は、掃除に使用するフロスの位置をずらせば、新しい太い状態のフロスで掃除が可能。
そのため開始の位置を変える必要はないが、フロスの位置をずらすのを忘れてしまうこともあるので、同様に開始位置を変えておいた方が良い。
ふむふむ、なるほど。
たしかに仰るとおりです!
最初は太くキレイだったフロスでも、歯間を掃除にするにつれ、細くボロボロになっていきます。
これでは、しっかりと歯間を掃除できないのも納得。
というわけで。
デンタルフロスで掃除を始める歯の位置は、毎回変えましょう!
こうすることで、歯間ごとの掃除の効果の偏りを減らすことができます!
昨日ご紹介した、歯周ポケット周辺部までしっかりと掃除する!
というポイントと併せて実践することで、デンタルフロスによる歯間の掃除効果を、さらに高めることができるはずです!
ぜひ試してみてください~。