夏場のスーツなど汗汚れがひどい場合はウェットクリーニング!
2018/04/22
本エントリーの目次
一年中スーツです!
はるるは、IT関連企業で働いています。
IT関連企業に勤めるサラリーマンというと、毎日オシャレな私服を着て、都会でバリバリ働いている!
こんなイメージをされる方も、いらっしゃるかもしれませんね。
ですがはるるの場合、まったくそんなことはありません。
一年中地味な黒いスーツを着て、キーボードをポチポチしております。
ちなみにオシャレセンスゼロのはるるですが、スーツだけは似合っている・センスいいね!
と言われることがあります。
それは当然です!
だって選んでいるのは、近所の紳士服店の女性店員の方ですから(笑)
オシャレに自信のない方は、店員さんに選んでもらうのが一番!
新しいスーツを買う時は、予算がこれぐらいなんですが、私に似合いそうなデザインのスーツはありますか?
と聞くと、適当にはるるに似合うらしい、スーツを何点か選んでくれます。
その中から、気に入ったスーツを買うようにしています。
こうした方が、はるるが選ぶよりも間違いなくオシャレで、はるるにピッタリのスーツを買うことできますから。
それほどまでに、はるるのオシャレセンスは絶望的なのです…。
そのためオシャレに自信のない方は、思い切って店員さんにおすすめを聞いてみると良いですよ。
1シーズンに1~2回、クリーニングをお願いしています!
さて、基本的には一日中キーボードをポチポチ、という仕事なので、スーツがひどく汚れてしまう。
というわけではありません。
とはいえ、一年中毎日スーツなので、少しづつ汗や皮脂なんかで汚れてきます。
もちろん夏用と冬用でそれぞれ複数着持っているので、それらを交代で着用。
さらに帰宅後は、黒リセッシュをスプレーし、ニオイ対策もしっかりと行っています。
ですがファブリーズやリセッシュなどの消臭スプレーは、汚れを落としているわけではありません。
これについては、以前のエントリー、ファブリーズやリセッシュを使えば、洗濯しなくていいの?で書いたとおり。
洗濯は必要です!
それはなぜか、こういった消臭スプレー製品は汚れを落としているわけではないからです。
臭いの原因は人間の汗であったり、繁殖した雑菌、油汚れ、泥汚れなど。
消臭スプレーは、スプレー内の成分で臭いの元を化学変化させて臭わなくさせる、より強い匂いでごまかすなどの手法で、消臭効果を実現しています。そのため臭いの元になる成分や、汚れ自体を衣類から洗い落とす洗濯とは、消臭の原理がまったく異なります。
そしてこれが、洗濯が必要な理由です。
そのため、定期的に洗濯を行う必要があるのです。
最近は自宅の洗濯機で洗えるスーツ、というものも販売されています。
ですがはるるの着用しているスーツは、こういった高機能タイプのスーツではなく、いたって普通のもの。
だから1シーズンに1~2回の頻度で、近所のクリーニング屋さんにクリーニングをお願いしています。
そしてつい2週間ほど前のことなんですが、初夏から着用していたスーツのクリーニングをお願いした際に、店員さんにこんなことを聞かれました。
汗抜きクリーニングにしますか?
これまではこんなことを聞かれたことはなかったので、最初はよく分かりませんでした。
でも汗抜きってなんだかすごそうだ!と思い、詳しく教えてもらったわけ。
汗抜きクリーニング、始めました!
店員さんによると、今年の夏から始めたサービスらしく、どうも汗で汚れたスーツに効果てきめんらしいのです。
ただ残念なことに、ジャケットもズボンも追加料金がかかる、とのこと。
効果がスゴイなら追加料金を出してもいいかも…。
でもあまり変わらないなら、もったいないなぁ。
こう思い、さらにこれまでのクリーニングとの違いを聞いてみることに。
ウェットクリーニング、つまり水で洗います!
簡単に言うと、汗抜きクリーニングは水で洗うクリーニング方法とのこと。
水洗いって言うと、普通の洗濯機の洗濯と同じじゃない?
全然スゴくないよ~と思われるかもしれません。
ですが、これはとてもスゴイことなのです!
と言いますのも、 先ほどご紹介した自宅の洗濯機で洗えるスーツなどの一部の特殊な製品を除いては、通常スーツは水洗いできません。
これは水洗いすることで、スーツが縮んでしまったり、ひどい型崩れを起こすから。
一応、手で水洗いできないことはないみたいです。
ですがかなり丁寧に洗っても、多少の縮みや型崩れが起こってしまうそう。
そんな高難易度であるスーツの水洗い。
これを特別な技術や洗剤を用いて、実現させたサービス。
それが汗抜きクリーニングだそうです。
通常の方法である、有機溶媒を使用したドライクリーニングは、油に溶ける汚れはよく落ちるが、汗などの水溶性の汚れの落ちはいまいち。
ですが水を使ったウェットクリーニングであれば、水溶性の汚れがよく落ちる、というわけ。
そしてドライクリーニングに比べ、主に水などで洗うため、ウェットクリーニングと呼ぶ。
ただ、これは広く知られている言葉ではないので、汗抜きクリーニングというサービス名にしている、とのこと。
ふむふむ、なるほど。
店員さんの説明をしっかりと聞いて、よく分かりました。
これはスゴいサービスだ!というわけで、早速追加料金を支払い、汗抜きクリーニングをやってもらうことに。
たた少しでも節約したいと思い、夏場は外出時を除いては、あまり着用しないスーツのジャケットは、通常のクリーニング。
そしてズボンだけを汗抜きクリーニングでお願いしました。
ウェットクリーニングを体験してみて
そしてクリーニングをお願いしてから1週間後の先週、クリーニングが終わったスーツを取りに行ったので、さっそくビニールに入っていたズボンを確認してみると。
ニオイがしない!
いつもはクリーニングから帰ってきたスーツは、クリーニング屋さん独特のニオイがしていました。
それがズボンからはまったくニオイません!
あれ?と思い、同じくクリーニングから返ってきており、ビニールに入っていたスーツのジャケットのニオイを確認すると…。
やっぱりニオイます。
このニオイは何なのか分かりませんが、多分クリーニングに使用した溶剤のニオイかなぁ、なんて思ってはいました。
それがウェットクリーニングをしてもらったズボンからは、まったくしません。
これはニオイに敏感な方には、うれしいことなんじゃないかと。
肌触りが良い!
気がします…。
はるるの気のせいなのかもしれませんが、いつものクリーニングに比べ、ズボンが太ももの肌にまとわりつく感触が弱く、肌触りが良い気がするのです。
汗汚れがしっかりとれている!
はずです…多分。
ただ、はるるは汗をたくさんかく方ではないので、元々白く跡になるほど、ズボンが汗で汚れていたわけではありません。
そのせいもあってか、効果を実感できないんですよね…。
しかし!
スーツが汗でひどく汚れている、という方にはとってもおすすめ!
何しろ汗抜きクリーニングというサービスですからね。
はるるは残念ながら、その効果を強く実感できたわけではありません。
ですが汗をたくさんかく方、またそうでなくても、夏場の暑い時期だけは、汗抜きクリーニングを利用されると、スーツを清潔に保てるのではないかと。
というわけで、汗抜きクリーニングを一度試してみてはどうでしょうか。
補足
お店によっては、汗抜きクリーニングではなく、ウェットクリーニングという名前で、サービスを提供している場合もあるようです。
そのため興味がある方は、お店の受付で、汗抜きクリーニングやウェットクリーニングは扱っていますか?
と聞いてみると良いかもしれません。