冷蔵庫の庫内壁面や棚板などの内部部品の掃除方法
2018/04/22
本エントリーの目次
冷蔵庫庫内の掃除をやっていますか?
はるるもついつい忘れがちなのが、冷蔵庫内部棚板などの内部部品の掃除。
もちろん派手に液体をこぼしたりすれば、すぐに部品を外して洗ったり、掃除をしたりします。
ですがそういったことがなければ、棚板は普段食品の下に隠れており、汚れているかどうかも分かりません。
そのためなのか、ついつい掃除を忘れがちなわけ。
そして台風の影響などで買い物に思うように行けず、食品の備蓄が減った時などに棚板がよく見えるようになると、あ!スゴイ汚れている!
と気付いて、急きょ掃除をすることが多いです。
冷蔵庫の汚れは、嫌な臭いの原因になってしまいます!
この汚れ、その多くが食品をこぼしたものだと思うんですが、放っておくと、冷蔵庫のイヤな臭いの原因の一つになってしまうのです。(冷蔵庫の嫌な臭い対策については、冷蔵庫、冷凍庫の嫌な臭い対策にはエタノールと脱臭炭!も参考にどうぞ。)
そのため定期的に掃除をすることで、見た目がキレイになるだけでなく、冷蔵庫の臭い対策にもなり、一石二鳥。
だから定期的に掃除をしておくのがおすすめです。
というわけで今回は、冷蔵庫の庫内の棚板や仕切り版などの内部部品の簡単な掃除方法をご紹介します!
冷蔵庫庫内の汚れは乾拭きでは取りづらい!
ラップをせずに、野菜を冷蔵庫に入れておくと、翌日にはスカスカ・カピカピになってしまう、というのは多くの方がご存知だと思います。
これは、冷蔵庫の庫内がとても乾燥しているために、野菜の水分が逃げてしまったことによるもの。
これは冷蔵庫の原理上、仕方のないこと。
そしてそれに伴い、冷蔵庫の庫内に付着した汚れも乾燥しています。
そのため乾いた布巾で汚れを取ろうとしても、うまく取れないことが多いのです。
つまり冷蔵庫庫内の汚れを取る場合は、湿られせた布巾で水拭きをすると汚れが落ちやすい、というわけ。
そこでまずは水拭きを試してみると良いでしょう。
そしてこの時おすすめなのが、消毒用のエタノールやキッチン用アルコールを、キッチンペーパーに含ませて、汚れを拭き取る方法。
これであれば、掃除をすることで消毒もでき、とっても衛生的。
さらに汚れたキッチンペーパーはそのままゴミ箱にポイッ!でOK!
と後片付けも簡単楽ちん!
後述する部品を取り外して洗う方法が使えない場合(物理的に部品が外れない場合)には、この方法が一番お手軽でしょう。
冷蔵庫庫内の棚板掃除は取り外しての、丸洗い(水洗い・ぬるま湯洗い)がおすすめ!
先にご紹介した水拭き、または消毒用のエタノールやキッチン用アルコールを、キッチンペーパーに含ませて汚れを拭き取る方法は、取り外せない部品・場所も掃除できるため、とても便利。
ですが頑固な汚れは落ちにくいことがあります。
そんな時におすすめなのが、冷蔵庫庫内の棚板などの内部部品を取り外しての、丸洗い(水洗い・ぬるま湯洗い)!
ということで、はるるの自宅の冷蔵庫の棚板を例に、この掃除方法をご紹介しようかと。
棚板などの内部部品を外す!
まず、冷蔵庫の庫内内部の棚板などの内部部品を外しましょう。
外し方については、冷蔵庫の説明書に記載されているはずなので、そちらを参照ください。
尚、説明書をなくしてしまったよーという場合でも、冷蔵庫のドアポケットなどに記載の冷蔵庫の型番をメモして、Googleさんで型番 + 説明書と検索すれば、多分見つかるはず。
そしてこちらがはるるの家の冷蔵庫の棚板のうちの1つ。
透明な部品が白化しているのは汚れではなく、冷蔵庫から急に暖かい室内に出したため、曇っているだけです。
こうしてみると一見汚れていないように見えますが…。
ネギの白いかけらが落ちていたり。
片栗粉か小麦粉か何かをこぼしていたり。
ネギの緑の部分が落ちていたり。
スマホのカメラではうまく撮影できなかったものの、よく見ると結構いろいろな食品のかけらやゴミが落ちていたり、調味料がこびりついています。
こういうの、食品の下にあると、なかなか気付かないものなんですよね…。
浴室の洗い場に持って行き、ジャブジャブと水洗い!
汚れている冷蔵庫の部品を外せるだけ外したら、浴室の洗い場に持って行きましょう。
キッチンのシンクが大きいご家庭であれば、もしかしたら、そちらで洗うことも可能かもしれません。
ですが洗浄中はかなり水がはねると思うので、浴室で洗うのがはるるのおすすめ。
汚れがひどくないのであれば、ぬるま湯をかけながら手のひらでこするだけでOK!
棚板に付着した汚れが軽いものであれば、洗剤を使わずに、45~50℃程度のぬるま湯をかけながら、手の平や指の腹でこするだけでピカピカになるはずです。
水でもかまいませんが、お湯を使った方が汚れがお湯に溶けるため、取れやすいのでおすすめ。
また手の平や指の腹でこする方法だと、透明な部品に傷がつきにくいので安心。
尚、浴室で洗う場合、床がタイルでなく、カラリ床などの樹脂製の特殊加工された床材の場合、そのまま棚板などを置くと、洗っている際に棚板が動いて床材とこすれてしまい、床材に傷が付く可能性があります。
これを回避するため、布巾やタオルを床材の上に敷いて保護してから置くなどの配慮をおすすめします。
汚れがひどい、または油分を含む場合は食器用中性洗剤を使用する!
先にご紹介したお湯だけを使って、汚れを落とす方法で軽い汚れは落ちますが、ひどい汚れや油分を含む汚れには不適。
この場合には、食器用中性洗剤と柔らかい材質のスポンジを使って、汚れをこすり落とします。
こういった傷がつきにくい加工がしてある、スポンジを使うようにしてください。
そうしないと透明な部品に線状の磨き傷が入ってしまい、光を乱反射するようになり、透明度が失われてしまいます。
またスポンジでこする際も、部品に傷がつかないよう、洗剤の泡をスポンジにたっぷり付けて洗いましょう!
食器用中性洗剤を使う時は、中性かどうかをしっかりと確認して!
以下は、はるるが使用している冷蔵庫の説明書に記載されている、お手入れに関する注意書き。
(冷蔵庫の説明書より引用)
ポイントは、アルカリ性/弱アルカリ性台所用洗剤を使ってはいけない、という点。
一昔前までは、台所用洗剤(食器用洗剤)は中性でないとダメ!
というように決まっていましたが、法律改正により弱アルカリ性などの台所用洗剤(食器用洗剤)が販売されるようになりました。
ですが以前からの慣習や思い込みで、台所用洗剤(食器用洗剤)=中性洗剤と思われている方が多いのが現状です。
そのため、現在ご自宅にある台所用洗剤(食器用洗剤)が本当に中性かどうかを念のため、確認された方が良いでしょう。
そして中性でない場合は、悪影響があるため、冷蔵庫の棚板など内部部品の掃除には、使ってはいけない、ということです。
洗い終わったら水気をタオルで拭いて庫内に戻すだけ!
さて、以上のような方法で洗浄が終わり、水気をタオルで拭いた状態の棚板の様子がこちら。
先ほど白いネギや粉で汚れていた部分もこんな感じでキレイさっぱり!
緑のネギが付いていた場所もピカピカ!
透明な部品も食品の容器とこすれて付いた傷はあるものの、洗浄による磨き傷はついていません。
後は洗浄の終わった部品を説明書を見ながら、冷蔵庫にセットして、お掃除完了です!
細かい部品と部品の間に水気が残ってしまい、タオルではうまく取れない場合は、風通しの良い日陰に置いておき、乾くのを待ってから冷蔵庫にセットしましょう。
半年に1回くらいの頻度で、冷蔵庫の棚板や内部部品を掃除するのがおすすめ!
はるるのこれまでの経験では、年に1回の大掃除の時だけの掃除では、冷蔵庫の庫内はそれなりに汚れており、掃除の頻度が少ないかなぁという印象です。
そのため半年に1回くらいの頻度で、掃除をされると良いのではないかと。
その際は、ぜひ今回ご紹介した方法でお掃除を試してみてくださーい!
とっても簡単にピカピカになりますよ~。