ブログの過去記事の見直しはとっても重要!まとめてやるのは大変なので、こまめに確認を!
2018/04/22
本エントリーの目次
ブログサイトの運営方法を解説しているサイトでよく見かけるのが、過去記事の見直しをした方が良いよ!という内容。
これ、もちろんはるるもこのブログを開設した当初から知っておりました。
ですが…。
過去記事の見直しを行っていませんでした!
このブログは2か月ほど前の10月18日に、開設1周年を迎えました。
その記念となるエントリー、ブログ開設から毎日更新を1年間続けてみました。にて書いたとおり、開設した日から1年間毎日何らかのエントリーを公開する、いわゆる1年間毎日更新を達成したんです。
そのため1週年記念日の時点で公開したエントリー数が378と、かなりの数になっていたわけ。
その間、過去記事の見直しをした方が良い、というのは分かってはいたんですが、どうしても毎日書きたいことがたくさんあったので、ついつい後回しにしてしまい、まったくやっていませんでした。
毎日更新をやめたことをきっかけに、過去記事の見直しをすることに
ところがブログ意外にももう少し時間を使いたい、インプット不足になりつつある、という理由から、開設1周年の記念日を最後に、毎日更新をやめることに。
これによりブログの執筆にあてていた時間を、他のことに使えるようになりました。
そこでその時間を使って、ずっとやっていなかった過去記事の見直しをやってみることに。
そんなこんなで実際に始めてみたわけなんですが、これが本当に大変で…。
そしてさらに、過去記事の見直しは本当にやった方が良いものなんだ!と実感。
そこで今回は、過去記事の見直しはとっても重要なので、やった方が良い!
またまとめてやるのは大変なので、こまめにやった方が良いですよ!!という話をしようかと。
過去記事の見直しは本当にやった方が良いものだ!
はるるが実際に過去記事を見なおしてみて、本当にやった方が良い!
こう思ったのは、以下のような理由から。
誤字・脱字がある!
ブログは文章を書いて、何かを読者の方に伝えるツールです。
だからその文章に間違いがあると、ブログを読んだ方に正しい意図が伝わらなかったり、誤解されてしまう原因となります。
脱字に関しては、読者の方がある程度補完して読んでくださると思います。
ですが誤字に関しては別。
間違った漢字・ひらがなを使っても、前後の文脈が正しければ、間違った意味で伝わってしまう可能性は十分にあります。
これについては、くださいと下さいの違い。パンツを脱いで下さいはキケン!の中で書いた、パンツを脱いでくださいとパンツを脱いで下さいは違いますよ~、という内容を見ていただけると、分かりやすいのではないかと。
また脱字だって、もちろん無いに越したことはありません。
ではこのブログはどうだったかというと、たくさんあったというわけではありませんが、それでもゼロではありませんでした。
もちろん各エントリーを公開する前に、しっかりと音読して誤字や脱字、そして文章のリズムを確認していたつもり。
それでもしばらく時間をあけてから再度見直しをしてみると、意外に誤字や脱字が見つかるものなんです。
日本語的におかしいところがある!
これは誤字・脱字と関連する話となりますが、誤字・脱字により、日本語の文法的におかしな文章となっている箇所がありました。
中には自分の確認の際に、なぜこのミスに気づかなったんだろう…。
というような、意味が逆にとらえられかねない明らかミスも。
地域独自の言葉を使ってしまっている!
どの地方にも、その地域独自の言葉というものがありますよね。
方言もそうですし、住んでいる地域周辺のごく狭い地域でしか通じない言葉などもそう。
あとは家族間でしか通じない言葉なんかもあります。
たとえばはるるの母は、リモコンのことを『ピッピ』と呼びます。
たぶん昔のテレビのリモコンでは、チャンネルを変える度にピッピと言っていたから?
とかそういう理由じゃないかと思うんですが…。
このピッピ、はるるの家族の間では標準的に使われる言葉。
ですが、間違いなく全国的に通じる言葉ではないはず。
これは極端な例ですが、ブログはさまざまな地域からアクセスされ、全国の方に読まれるもの。
だからなるべく多くの方が理解できる言葉を使用した方が良いのではないかと。
強調箇所の表現方法が場所によって異なる上に、数が多すぎる!または少なすぎる!
このブログでは以前、強調箇所や重要な箇所の表現方法がまちまちで、まったく統一されていませんでした。
たとえば赤文字で表現してみたり。
フォントサイズを大きくしてみたり。
これらを併用してみたり。
さらには、<strong>タグで強調表示してみたり、といった具合。
またその強調箇所が多すぎたり、あるいは少なすぎたりと、適切な状態ではないエントリーも多々ありました。
そこで強調表示や重要な箇所の表現方法の見直し・統一、その箇所が本当に強調する必要があるのか、ここはもっと強調した方が良いのではないか、といった内容を見直しました。
マークアップミスがある!
はるるはブログを書く際、Word2013で下書きを行い、文章がある程度できあがったら、WordPressのビジュアルエディターに貼り付けて、画像の挿入や装飾を行っています。
そして最後にビジュアルエディタでは対応できない、タグの挿入やタグへのIDの追加などの作業をやっているんですが、このタグを手打ちする際にミスってしまい、一部のCSSが効いていなかったり、ページ内リンクが機能していない箇所がちらほら。
難しい漢字を使っている!
以前はこのブログでは、漢字を使える文字については、なるべく漢字を使うスタンスで書いておりました。
ですが現在はこれをやめて、無理に漢字を使わないようにしています。
これは漢字が多すぎると文章が堅い印象となってしまう、難しい漢字を誰でも読めるわけではない(パソコンの変換で出てきてしまうので、難読漢字も使ってしまいがち)、といった理由から。
表記の揺れがある!
たとえばあるところではコンピューターと書いており、また別の場所ではコンピュータと書いているような、本来同じ物事を指す言葉に対して、異なる表記を行っていることを『表記の揺れ』といいます。
はるるはこれについては気をつけていたつもり。
そのためエントリー内での表記の揺れは、ほとんど見つかりませんでした。
ただ先に書いたとおり、漢字の使用ルールを途中で変えたために、ブログの開設当初のエントリーと最近のエントリーの間には、表記の揺れが多数ありました。
実はこの修正が一番大変だった作業だったりします。
なにせ数が多かったもので…。
情報が古くなっている場合がある!
はるるはこのブログで自分で購入・使用しているさまざまな物品について、購入レビューという形で多数ご紹介しています。
こういった物品の中で、特に家電などは半年に1回、または年に1回程度のスパンで新製品が発売します。
するとこのブログで紹介していた商品は、お店の在庫がなくなり次第、買えなくなってしまうわけです。
そんな時は後継商品の販売ページのリンクを併せて掲載することで、より高性能に改良された(はずの)新商品をユーザーさんは知ることができ、それが気に入ればそのままリンク先のサイトで購入できるので、さらに親切なページになるはず。
また商品紹介にかぎらず、何かの手順やサービスについて説明しているページも時間が経てば、その内容が変わってしまうことも。
そういった時もなるべく最新の情報を保てるように、ページの内容を修正する必要があるでしょう。
ただこれはブログを書くにつれ、エントリーの数が増えるため、全部の内容をすべて最新に保つのは難しいかもしれません。
はるる自身も気付いた内容については、最新の情報に直すようにしていますが、すべての内容を常に最新に保つことはできていないと思います。
過去記事の見直しは、SEO的な効果も期待できるらしい
検索エンジンの順位決定アルゴリズム(検索順位を決める方法)はGoogleさんしか知り得ないため、本当の話なのかどうかは分かりませんが、過去記事の見直しはSEO的な効果も期待できるそうです。
というのも、Googleさんは新鮮な情報を好むため。
たしかにユーザーがとある事象についての情報を調べた場合、その多くの場合では、欲しているのはその事象についての最新の情報のはず。
だから過去記事の見直しを行い、最新の情報を公開しているページの方が、古い情報をいつまでも掲載し続けているページよりも、検索順位が上がるはずだ!
という意見は、たしかに納得できます。
そのためこの観点からも、過去記事の見直しは重要なんじゃなかろうかと。
過去記事の見直しは、ためると大変!だからこまめに確認を!
はるるは毎日更新を1年間続けた後、その間に書いた378エントリーの見直しを行いました。
そしてこの見直し作業なんですが、はっきり言ってとても大変でした。
毎日頑張って見直し作業を進めたんですが、それでも全部のエントリーの見直しが完了するまでに、1か月以上かかりました。
このブログは全体的に文章が長めですが、中には1万3000文字を超えるような内容もあり、それらについてチェックをしながら読み直し、問題があれば修正。
修正した場合は、最初から全文を読み直し、内容や読んでいる最中のリズムに問題がないかの確認と、かなり手間がかかる作業です。
この作業は1エントリーであれば、まだ頑張れます。
ですが378エントリーもあると、作業を進めてもなかなか終わりが見えず。
というわけで、なるべくこまめに見直しを行うことをおすすめします。
ホント、後でまとめて見直すのは大変な作業ですよ!
ただ、だからといって書いた翌日に、そのエントリーの再確認をするのはおすすめしません。
見直し作業は少し時間をあけてからやった方が良いかも!
これはなぜかというと、エントリーを書いた直後は、その内容のほとんどを自分自身が覚えているために、内容の分かりづらい箇所に気付けないと思うから。
実際はるるは、ブログを書いた後はしっかりとチェックをして、よし!大丈夫だ!
こう思って毎回公開していますが、それでも公開後かなり経ってから行った見直し作業では、あれ?ここはちょっと分かりづらいかも…、直しておこう!
なんてことが何度もありました。
過去記事の見直し作業には、『WP Post Branches』を使うと便利!
最後に過去記事の見直し作業の際に使用すると、とても便利なWordPressのプラグインをご紹介します。
WordPressでは記事公開前であれば、『下書きとして保存』という機能により、データを下書き状態で保存する機能があります。
ところが一度『公開』ボタン、または『予約投稿』ボタンを押すと、下書き機能が利用できなくなります。
これがかなり不便で。
というのもエントリーの見直し作業中に、常にまとまった時間が取れるわけではなく。
一時休止したい時だって当然あるわけで、この時、編集途中のデータを保存できないのは、かなり不便です。
この問題点を解消する素晴らしいプラグインが、WP Post Branchesです!
WP Post Branchesの使い方
WP Post Branchesをインストールすると、『公開』または『予約投稿』を実行したエントリーの『更新ボタン』の左に、以下のような『ブランチを作る』というボタンが表示されます。
この『ブランチを作る』ボタンをクリックすると、現在公開中のエントリーの内容をそのまま複製した新しいエントリーを下書き状態で作成します。
たとえば投稿ページのIDが9723のページのブランチを作ると、以下のようにIDが9723のページの内容とまったく同じ内容の、別の投稿ページのID(今回の例では9844)を持つページが、新規作成されます。
この複製ページ(ID=9844)で編集を進め、作業を中断したい場合は、『下書きとして保存』ボタンを押せば、その状態を保存可能です。
この編集作業中は、既に公開されている9723のIDを持つページは一切変更されずに、そのまま公開されています。
そして複製ページで修正を終えたら、最後に『公開』ボタン押すことで、投稿ページのID9723の内容が、新しいID9844のデータに差し替えられる、という仕組みです。
本当に便利なプラグインなので、過去記事の見直し作業の際に、ぜひご活用ください!