ドラム式洗濯乾燥機はしっかり乾くの?外干しや部屋干しをしなくて大丈夫?
本エントリーの目次
ドラム式洗濯乾燥機は本当に便利!
以前このブログで、ドラム式洗濯乾燥機は洗濯物を干す手間が不要になる。
雨の日でも台風の日でもいつでも干せるというメリットが素晴らしく、本当に便利!
乾燥フィルターの掃除が面倒ではあるものの、総合的には縦型洗濯機からドラム式洗濯乾燥機に買い替えて良かった!
というような旨、ご紹介しています。
そのあまりの便利さに、洗濯機の買い替えを検討している友人や会社の同僚には、『ドラム式洗濯乾燥機は本当に便利だよ~!』と、おすすめしているほどです。
そして、ドラム式洗濯乾燥機の購入を検討している方の中には、こんな疑問を持っている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能を使えば、一切外干し・部屋干しする必要がなくなるの?
乾燥機能がない洗濯機を使っている場合、洗濯・すすぎ・脱水が終わった後は洗濯物を洗濯槽から取り出し、屋外の物干し竿に洗濯物をかけて外干しする。
または室内の部屋干し用ハンガーや物干し竿にかけて、部屋干しを行います。
参考:
部屋干し(室内干し)用物干し竿天井吊りキットがとっても便利!
洗濯物の物干し竿の横ズレ落下対策には、物干し竿ストッパー!
対してドラム式洗濯乾燥機では乾燥機能が搭載されています。
そのため、洗濯物の洗濯から乾燥までを行ってしまえば、外干しや部屋干しは一切不要なんじゃないか。
と思われるけれど、実際のところはどうなんだろうか。
実は、しっかりと乾燥しないことが多く、乾燥機能を使って乾燥動作を行った後、屋外の物干し竿に洗濯物をかけて外干しをする。
あるいは部屋干しをしないと、衣類の内部までしっかりと乾燥しないのでは?といった疑問ですね。
いくら脱水したとはいえ、脱水直後の洗濯物はたくさんの水分を含んでいます。
だからこの水分が乾燥機能ですっかり飛び、衣類がカラッと乾燥するとは想像しにくいですよね。
そこで今回は、ドラム式洗濯乾燥機の購入を検討している方向けに、ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能を使えば、衣類の内部までしっかりと乾燥するのか。
追加で外干しや部屋干しをする必要は一切ないのか、といった疑問について、はるるのこれまでの使用経験を基に回答します!
ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能を使えば、多くの場合カラッと内部までしっかりと乾燥します!
はるるが日立さんのドラム式洗濯乾燥機を使い始めてから、既に2年以上経過しています。
この間の経験から、ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能を使えば、衣類の内部までしっかりと乾燥するのか。
という疑問については、『多くの場合、カラッと衣類の内部までしっかりと乾燥しますよ!』と回答できます。
また、追加で外干しや部屋干しをする必要は一切ないのかについては、『多くの場合、不要です』という回答になります。
ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能は、十分な機能を持っている!
現在のドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能は、十分な機能を持っています。
そのため、脱水直後の水分をたくさん含んだ衣類であっても、乾燥機能を使うことで内部までしっかりと乾燥させることができます。
またトレーナーや毛布、厚手のベッドパッド※など、布地が厚く洗濯時にたくさんの水分を含んでしまう衣類・布製品などは、内部まで乾燥させることが難しいように感じますよね。
ですが適切な使用方法で乾燥機能を使えば、カラッと内部までしっかりと乾燥可能です。
※寝心地の改善やベッドマットレスの保護を目的に、ベッドシーツとマットレスの間に敷くパッド製品のこと。
追加で乾燥機能を使用したり、乾燥後の外干し・部屋干しが必要となることも!
先ほど、多くの場合カラッと衣類の内部までしっかりと乾燥するだとか、適切な使用方法で乾燥機能を使えばしっかりと乾燥可能、というように書きました。
たしかにドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能は、適切な使用方法で使えば、多くの場合衣類の内部までしっかりと乾燥させることができます。
ですが使用方法に問題があったり、分厚く乾きにくい衣類・布製品を洗濯・乾燥した場合については、追加で乾燥機能を使用したり、乾燥後の外干し・部屋干しが必要となることも。
具体的には以下のようなケースで十分な乾燥ができず、衣類が半乾き状態のまま乾燥動作が終わってしまうことがあります。
洗濯・乾燥物の量が多すぎる
ドラム式洗濯乾燥機では、乾燥機能に適した量が設定・明示されています。
そして、これを超えた量の衣類を一度に洗濯・乾燥すると、しっかりと乾燥できないことがあります。
したがって、説明書などに記載された適切な量で洗濯・乾燥を行うことが重要です。
もし一度で洗濯・乾燥ができない量であれば、複数回に分けて洗濯・乾燥することで対応しましょう。
洗濯・乾燥物が大きい・分厚い
これは、洗濯・乾燥物の量が多すぎると似ている内容です。
大きいサイズの布団やベッドパッドなどの寝具、こたつ布団など、洗濯・乾燥物が大きい・分厚い場合などに、しっかりと乾燥できないことがあります。
ドラム式洗濯乾燥機の説明書には、一度に洗濯可能な衣類・布製品の量が明示されています。
布製品が大きすぎて、これを超えてしまう場合には、コインランドリーでの洗濯・乾燥を検討ください。
※規定量を超えない量の乾燥物であっても大きい布製品では、乾燥中に洗濯槽内で外側と内側がうまく入れ替わらず、外側はしっかりと乾いたが内側はあまり乾かない、といった現象が起こることがあります。
乾燥フィルターに繊維ゴミがたくさん付着している
ドラム式洗濯乾燥機には乾燥フィルターという、乾燥時に発生する繊維ゴミを回収する部品が搭載されています。
乾燥フィルターの例:
乾燥フィルター設置部の例:
乾燥機能を使用するとこの部品にたくさんの繊維ゴミが付着するため、乾燥機能を使う度に掃除を行う必要があります。
ですが掃除をせず、繊維ゴミが付着している状態で乾燥機能を使用すると、乾燥時間が長くなったり、しっかり乾燥できないといった問題が起こります。
というわけで繰り返しとなりますが、適切な方法でドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能を使えば、多くの場合しっかりと乾燥できるものの。
一切外干し・部屋干しする必要がなくなるのか、と聞かれると、洗濯・乾燥物が大きい・分厚いケースなどでは、追加で乾燥機能を使用したり、乾燥後の外干し・部屋干しが必要です。
そのため一切なくなるわけではない、が回答となります。
ドラム式洗濯乾燥機とコインランドリーの乾燥機能を併用すれば、乾燥後の外干し・部屋干しはほぼゼロにできます!
家庭用のドラム式洗濯乾燥機では、ダブルサイズの厚手のベッドパッド1枚くらいまでの厚さ・サイズの布製品であれば、洗濯や乾燥が可能であることが多いです。
しかしこれを超えるサイズ・厚みのものについては、洗濯・乾燥が難しいケースもあるでしょう。
そういった大きく・分厚い布製品、たとえばこたつ布団などは、コインランドリーでの洗濯・乾燥がおすすめです。
コインランドリーに設置されている大型の洗濯乾燥機(16kgタイプの洗濯乾燥機や25kgタイプのガス乾燥機)であれば、大きく分厚い布製品についても、洗濯や乾燥に対応しています。
参考:
コインランドリーの使い方や費用、できること、持ち物について解説!
こたつ布団はコインランドリーでの洗濯がおすすめ!料金や時間も解説!
これらを併用し、自宅のドラム式洗濯乾燥機で洗濯・乾燥できるものは自宅で。
そして、自宅での対応が難しいものはコインランドリーで洗濯・乾燥というように使い分けることで、しっかりと布製品を乾燥させることができ、乾燥後の外干し・部屋干しはほぼゼロにできるでしょう。
自宅の近所に学校(校庭)や砂場があるなど、砂が飛んできて洗濯物に付きやすい環境であったり、花粉が飛ぶ時期に花粉症がひどくなるので、一切外干しをしたくない!
だとか、部屋がジメジメするので部屋干しをしたくない!という方には、ドラム式洗濯乾燥機とコインランドリーの乾燥機能の併用は特におすすめできます。
興味がある方は、ぜひドラム式洗濯乾燥機の購入と、コインランドリーの利用を検討くださーい!