消灯後もしばらく光るホタルックを使えば子供と一緒に寝るときに安心!
2018/04/26
本エントリーの目次
ホタルックを10年以上愛用しています!
はるるは現在住んでいる一戸建て、そして以前住んでいたアパートで、ホタルックという蛍光灯製品を10年以上使ってきました。
このホタルック、あまり知られていない製品なのかもしれませんが、使い方やシーンによってはとっても便利でおすすめできる製品なんです!
ホタルックは蛍光灯製品!
ホタルックは天井に設置するシーリングライト(照明装置)製品そのものではなく、シーリングライトの内部で使用する蛍光灯製品。
そして以下のような丸型の蛍光灯と直管型の蛍光灯製品があります。
丸型タイプのホタルック
直管型タイプのホタルック
以前は電球型のホタルックボールと呼ばれる製品も販売されていました。
ですが既に製造・販売が終了しており、現在は蛍光灯製品のみ販売されているようです。
ホタルック、最大の特長は残光機能!
先にご紹介したホタルック蛍光灯製品が共通して持っているホタルックの最大の特徴は、スイッチを消して蛍光灯を消灯後もしばらくは蛍光灯が明るいままの状態となる『残光』機能です。
ホタルック蛍光灯では内部に塗布された残光性蛍光体により、消灯後もしばらくの間青白く光り、これを残光機能と呼んでいます。
残光機能は残光性蛍光体により発光するものであり、電気は一切使いません。
そのため消灯後の電源供給がない状態でも発光可能なのです。
ただ蛍光灯を点灯後すぐに消灯した場合は残光性蛍光体が十分に発光せず、残光の光が暗くなってしまうことがあります。
そして15分程度蛍光灯を通電・発光させた後に消灯すると、十分な明るさの残光が起こっているように感じます。
現在販売されているホタルック α(アルファ)蛍光灯は、以前のホタルック製品に比べて残光効果が25%パワーアップしています。
残光パワーアップ
消灯後の残光効果が25%アップ。
はっきり・長持ち。
ホタルックの残光による光り・明るさについて
こちら、はるるの自宅のホタルック蛍光灯製品を装着したシーリングライト。
見た目はどこのご家庭にもある普通のシーリングライトですよね。
点灯状態のホタルック蛍光灯はこんな感じで、残光機能がない一般的な蛍光灯と同じように発光します。
※シーリングライトの周囲が極端に暗いのは、カメラでライトの光源を直接撮影した影響です。
そしてしばらく蛍光灯を点灯させた後に消灯すると、以下のように蛍光灯本体が青白く光ります。
ホタルックという製品名は、このぼんやりとした光り方がホタルの光り方に似ているからなんだとか。
残光機能による光は蛍光灯の消灯直後は明るく、時間経過とともに徐々に暗くなっていき、最終的には完全に発光しなくなって真っ暗になります。
消灯直後は日中であっても、以下のようにうっすらと青白く光っていることが分かるほどに明るく光ります。
この画像は3分ほど蛍光灯をつけてから消灯。
その2分後くらいにシーリングライトのカバーを外して撮影したホタルック蛍光灯です。
この画像を見ると、蛍光灯自体が残光機能によって光っているのがよく分かりますね!
発光時の実際の色味は先の画像が一番近いと感じています。
ですがスマホのカメラで何度も撮影すると、以下のような色味となることもあり、かなり濃い青のように感じる方もいらっしゃるのかも。
ホタルックの残光の明るさ、発光持続時間について
ホタルックの残光機能による光は先にお見せした画像のとおり、ぼんやりとした青白い光です。
そしてこの残光の明るさは、蛍光灯を消灯した直後はそれなりに明るく、室内に置いてある家具の配置や人がどこにいるかも分かります。
ただ遠くからは顔はなんとなく判別できるものの、どんな表情をしているかまではぼんやりとしか分かりません。
ですが相手に近づけば、笑っているとか驚いているといった表情がしっかりと分かる、それくらいの明るさです。
だから残光機能によりホタルックが発する光は、蛍光灯のようにピカッと明るく照らすものではなく、周囲をぼんやりと照らす程度のもの。
こう考えてください。
また残光は徐々に暗くなっていくため、時間経過とともに至近距離でも近くにいる人の顔の表情が見えなくなっていきます。
発光時間についてはネット上の意見では5~15分程度という意見がよく見られます。
ただこれは残光がかなり明るい状態の継続時間のことを指していると思います。
と言いますのも、はるるの自宅の寝室で使用しているホタルック アルファでは、1時間ほど点灯させてから消灯すると、その後30分ほどは隣で寝ている人の顔の表情が見えるからです。
そして消灯から1時間30分後でも、ホタルックの蛍光灯は薄っすらと青白く光っています。
ただこの状態では部屋の各所がよく見えるような明るさはなく、シーリングライトの周囲がぼんやり見えるかな…。
という程度まで暗くなっており、照明としての役割をはたすものではまったくありません。
消灯直後のホタルックの明るさ:
消灯から30分後のホタルックの明るさ:
消灯から1時間30分後のホタルックの明るさ:
ホタルックの良いところ
一般的な蛍光灯製品と比べたホタルックの長所であり、唯一の違いは残光機能です。
これ、ただ消灯後にしばらく光るだけでしょ。
なんて思われちゃいそうですが、使い方やシーンによってはとっても便利なんです!
停電時に安心!
以前暮らしていたアパートでは、居間にもホタルック蛍光灯を使っていました。
そして居間にいたときに停電が起こったことが数回あります。
このとき停電により消灯しても、ホタルックの残光機能により、しばらくの間は室内をぼんやりと照らしてくれました。
このおかげで少し離れた場所に置いてあった携帯電話まで家具やものにつまづいたりせず、安全にたどり着くことができました。(携帯電話の発光する画面を懐中電灯の代わりに使いたかった。)
ホタルック蛍光灯を使っていれば、突然停電が起こっても、いきなり室内が真っ暗になるわけではありません。
そのため特に小さいお子さんが怖がるのを防止する効果が期待できそうです。
また地域の発電・送電設備の問題による一時的な停電ではなく、地震などの大規模災害後の停電の場合には、室内の家具が倒れていてぶつかる・つまずくなどして怪我をする恐れがあります。
このときホタルックの残光機能があれば、室内を安全に歩けるかもしれません。
こういった観点から、ホタルック蛍光灯には災害対策の効果があると感じています。
就寝時に安心!
特に乳幼児を含む小さなお子さんがいるご家庭では、寝室のシーリングライトにホタルック蛍光灯を使うのがおすすめです。
これはなぜかというと、消灯直後でもお子さんのいる場所がぼんやり照らされて分かるので、照明装置のスイッチの場所からベットまで歩いているとき、また布団の上を移動しているときに誤ってお子さんの上に乗ってしまったり、ぶつかるのを防げるため。
普通の蛍光灯では消灯した瞬間に室内が真っ暗になります。
ところがホタルック蛍光灯の場合は残光によりしばらくは発光。
これにより周囲の様子が分かるので、安全に布団の中まで移動できます!
リモコン付きのシーリングライトを使っている場合は布団の中に入ってからリモコン操作で照明を消せるので、これはホタルック蛍光灯特有のメリットというわけではありません。
ですがリモコン操作ができないライトを使っているケースではとってもおすすめです!
常夜灯の代わりになる!
就寝時、真っ暗では寝られない!という方もいらっしゃいますよね。
そういった場合、シーリングライトに付属する常夜灯(オレンジに光る電球)をつけたまま寝る方が多いでしょう。
ホタルック蛍光灯を装着したシーリングライトであれば、消灯後にしばらくの間残光機能により明るいので、常夜灯の代わりになるかもしれません。
常夜灯をつけたまま就寝した場合、常夜灯を点灯中は電気を消費しているため、多少の電気料金が発生します。
ところがホタルックの残光を常夜灯の発する光の代用とすれば、電気代はかかりませんからその分お得。
一般的なシーリングライトの常夜灯に使用される小丸電球の消費電力は5~10W程度です。
仮に高めの10Wとし、1日8時間(就寝中ずっと)、これを31日使用した場合の電気代はおよそ67円(月額)です。※
したがって年間804円( = 67✕12)の電気代を節約できる計算となります。
※2015年4月の電力料金目安単価 = 1kWhあたりの電気料金である、27円を使用して計算。
尚、はるるは真っ暗な部屋でないと寝れないタイプの人です。
そのため寝室のカーテンは1級遮光のカーテンを使い、就寝時の室内は真っ暗。
ですが寝室の蛍光灯にホタルックを使用しているので、残光により消灯後しばらくはそれなりに明るいです。
この状況でも残光の明るさが気になって眠れないということはありません。
ただネット上では、就寝時に残光が気になるという方もいるようなので、気になるかどうかは人によるでしょう。
またホタルックを常夜灯の代用とする場合の弱点として、就寝後数時間経った深夜に起きた場合、残光による発光は行われていないこと。
だから深夜にトイレなどで起きることが多い方にはおすすめできません。
ホタルックの悪いところ
ホタルックの悪いところはあまり思い浮かびませんが、強いて挙げるとすれば価格が高め・残光機能を無効化できない、この二点でしょうか。
ホタルック蛍光灯製品は、同じ規格の残光機能のない普通の蛍光灯に比べ、数百円程度高い価格で販売されていることが多いです。
ですが一般的な家庭での使用の場合、蛍光灯は3~10年程度は使用可能であり交換頻度が高いものではないため、大きな弱点ではないでしょう。
これに対して残光機能を無効化できない点については、無効化したい方にとっては明確な悪いところと感じるはず。
ホタルック蛍光灯は先にも書いたとおり、内部に塗布された残光性蛍光体により発光しているため、消灯後ただちに真っ暗な状態とすることができません。
したがって今は残光機能を使いたくない・今は使いたいといったような切り替えはできません。
どうしても残光機能を無効化したい場合には、残光機能を持っていない蛍光灯製品と交換するほかありません。
もしアパートなどの借家に入居時、シーリングライトにホタルック蛍光灯が使われていて、この残光を無効化したい場合には、蛍光灯を交換する必要があります。
蛍光灯をホタルックに交換するだけで、残光機能を使えるようになります!
ホタルック蛍光灯による残光機能は、蛍光灯以外の照明装置の特殊な機能を使っているものではありません。
そのため蛍光灯をホタルック蛍光灯に交換するだけで、残光機能を搭載したシーリングライトになります!
興味がある方は、蛍光灯の交換を検討してみてはどうでしょうか。
特に小さいお子さんと一緒に寝ているご家庭では、寝室への導入がおすすめですよー!