29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

水を流す度に起こるトイレのタンク下からの水漏れをなおす方法

      2021/03/12

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トイレのタンクの下から、水を流す度に水漏れが発生!

2週間ほど前から、はるるの自宅のトイレ(TOTOさんが製造)で、水を流す度にトイレのタンク下から水漏れが発生しており、とても困っていました。
そのため当初はトイレの工事屋さんや修理業者さんに修理をお願いする予定でした。

ところが後述するとある理由により、修理作業をトイレの工事屋さんや修理業者さんにお願いするのをやめることに。

そして自分で水漏れの箇所を調べた結果、意外な箇所が原因であることが分かり、対策を施したところ、無事水漏れをなおすことができました!
そこで今回は、はるるの自宅のトイレで発生していたトイレのタンク下からの水漏れの原因箇所・事例と、その修理・対処方法についてご紹介します!

まずは水漏れに気付いた経緯から。

スーツのズボンのおしりの部分がびしょ濡れ!

はるるが自宅のトイレの水漏れに気付いたのは、今からおよそ2週間ほど前のこと。

その日もいつものように、出勤前にトイレで用を足しておりました。
そして用を足し終えて立ち上がり、パンツ(下着)とスーツのズボンを履いて数秒後、お尻付近の異変に気付いたわけ。

えええっ!?
おしりが冷たい!?

そうなんです!
なんだか、おしりが冷たいんですよ。

そこでスーツのおしりの部分を手で触ってみると、何かでびしょ濡れ状態…。
さらにパンツ(下着)まで、びっしょりと濡れている状況でして。

そして異変に気付いて焦っていると、なんだか靴下も冷たい気がしてきました。

恐る恐る足元を見てみると、なんと便器と床の接続部分のあたりに水のような物体がたくさんたまっているじゃありませんか!!!

具体的には、以下赤枠の箇所とその周辺部の広範囲が一面水浸しの状況でした。

トイレの便器近くの水浸しになっていた場所を示した図

おしっこではなく水漏れだ!

この状況に最初は、小用を足す際に寝ボケていて的を外してしまったのかな。(はるるは洋式トイレで、小用を立ってする派です。)
なんて思ったんですが、それにしてはどうも量が多すぎる…。

これはどう見たって、おしっこ1回分全部を便器の外に放出したくらいの量だよなぁ…。

そこではじめて、あっ!これはトイレの水漏れだ!
と気付いた次第です。

その時は朝の出勤前で忙しかったため、漏れ出ていた水分を雑巾で拭き取り、そのまま出勤することに。

そして会社から帰宅後に、近所にあるトイレの修理業者さんをネットで探していると、気付いたことが。

トイレの修理作業を工事業者さんに依頼すると高い!!

これは、はるるの自宅の近所の業者さんが特に高い!
というわけではなく、どの業者さんの修理費用も、はるるの想像していた費用に比べて高かった、ということです。

トイレの水漏れ修理の場合、まずは水漏れ箇所の調査。
そして修理に必要な部品の手配・発注。
その後に部品を使って修理作業を行う。
最後に水漏れがないかの確認作業を行い、問題がなければ修理完了!
という流れで修理作業や工事が行われます。

そのため水漏れ箇所の調査の段階で、調査出張費用などの人件費が発生
さらに届いた部品を設置・確認作業するために、人件費が発生します。

この人件費が高いため、たとえ修理に必要な部品が安くても、最低でも5,000円前後の費用がかかるのが一般的みたい。
また数千円の部品が修理に必要になった場合、人件費を含めると、1万円以上の修理代金がかかってしまうことも少なくないようです。

この費用がもったいなく感じたはるるは、とりあえず自分で水漏れの原因を調べてみよう!
そして自分でなおせるようなら、自分でなおす。
もしダメそうなら、工事業者さんに修理をお願いしよう!と判断。

原因はまさかのタンクのフタの裏の黒いスポンジ!

トイレの水漏れの原因の調査を始めたはるる。

まずはどのタイミングで漏れているかを調べようと、試しに水を流してみたところ、ピチョピチョピチョと、さっそく水漏れ現象を確認!
場所はなんとトイレのタンクの下の部分でした。

そして水が流れ終わると水漏れがおさまり、再度水を流すと水漏れが起こる状況。
どうやら水を流す度に、水を流している間だけ、トイレのタンクの下の部分から、水が漏れているようです。

そこでGoogleさんで、『トイレのタンク下 水漏れ』と検索したところ、TOTOさんの『便器洗浄の時、 タンク下から水が漏れる(手洗付タンク)』というページが、検索結果の一番上に見つかりました。

このページによると、トイレのタンクのフタ裏側の整流スポンジという部品が潰れている
または、タンクのフタから外れている場合、タンクの下から水漏れが起こることがあるそうです。

整流スポンジの潰れや外れにより、タンクの下から水漏れが起こる事例を紹介しているページのスクリーンショット

(TOTO – 便器洗浄の時、 タンク下から水が漏れる(手洗付タンク)より引用)

そのためまずは、これらのケースに該当しないかを調べてみることに。

トイレのタンクのフタ裏側の整流スポンジが原因!

こちら、トイレのタンク下から水漏れが起こっていた、はるるの自宅トイレのタンクのフタの部分。

トイレのタンク上のフタの部分にある手洗い管周辺の様子

このフタを外してみたところ。

トイレのタンク上のフタを外した様子

…。

拡大してみましょう。

外れている整流スポンジ

…見事に外れていますね、整流スポンジが。

そしてこれもまた見事に、タンクのフタの裏から外れた整流スポンジが、水が流れるであろう穴を塞いでいます
これが水漏れの原因であるのは、一目瞭然ですね!

整流スポンジは廃止され、整流ジャバラという部品に切り替わっていた!

水漏れの原因が分かったので、さっそくこの整流スポンジを注文・交換修理することにしたわけなんですが…。
なんとこの整流スポンジ、既に廃止され、後継の交換部品が販売されているようです。

これについては、先のTOTOさんの『便器洗浄の時、 タンク下から水が漏れる(手洗付タンク)』ページ内の、『整流スポンジの交換方法はこちら』というリンク先のページ、『整流スポンジを交換します』というページの内容を見て、気付きました。

手洗付タンク下から水が漏れる場合、整流スポンジが潰れているもしくは、整流スポンジがタンクふたから外れている可能性があります。
整流スポンジを整流ジャバラに交換しましょう。

(TOTO – 整流スポンジを交換しますより引用)

そしてその部品がこちら、TOTO 整流ジャバラ HH11028S

定価は2016年7月現在、税抜き420円(税込み454円)ですが、Amazonさんなどのネット通販でも購入可能で、税込み350~450円前後で販売されています。

整流スポンジを整流ジャバラに交換して、水漏れを修理する方法

以上のような経緯で、トレイの水漏れ修理用の部品、TOTO 整流ジャバラ HH11028Sを注文。

TOTO 整流ジャバラ HH11028Sのパッケージ

TOTOさん純正の補修部品のため、デカデカとTOTOさんのロゴマーク。

TOTO 整流ジャバラ HH11028Sのパッケージ側面

正式には、HH11028S 整流ジャバラ補修ユニットという製品だそうです。

中には製品名のとおり、ジャバラ型の部品と取扱説明書が入っていました。

パッケージから取り出したTOTO 整流ジャバラ HH11028S

整流スポンジをHH11028S 整流ジャバラ補修ユニットに交換・修理する方法については、付属の施工説明書に詳しく書いてあるので、そのとおりに作業をすれば大丈夫。
特に難しい作業はありません。

TOTO 整流ジャバラ HH11028S付属の施工説明書

(TOTO – HH11028S 整流ジャバラ補修ユニット施工説明書より引用)

まずはトイレの止水栓を閉め、トイレへの水の供給を止めます。
次にタンクのフタを外しましょう。

施工説明書ではこの後、カバーも外す手順となっています。
ただ、はるるの自宅のトイレでは、外さなくても作業が可能そうだったので、そのままま作業を行うことに。

そしてフタの裏やカバーの整流ジャバラを取り付ける箇所に整流スポンジが残っている場合は、キレイに取り除いてください。
またカバーが汚れていたり、水分で濡れている時は、表面を拭き取り、汚れや水分もしっかりと取り除きます

整流ジャバラ取り付け箇所をティッシュで拭き掃除している様子

カバーの表面がキレイになったら、整流ジャバラに付けられている両面テープのはくり紙をはがしましょう。

整流ジャバラ背面の両面テープの位置を示した図

そしてはがした両面テープを下(カバー)側にして、タンクのカバーに両面テープで整流ジャバラを取り付けます。

トイレのタンクのカバーに両面テープで整流ジャバラを取り付けた状態

最後にトイレの水を流してみて水漏れが発生しないか、しっかりと確認し、問題がなければ修理作業完了です!

TOTOさんのトイレのタンク下からの水漏れは、整流スポンジを疑ってみて!

今回ご紹介したケースでは、トイレの修理業者さんを呼ばず、補修部品のTOTO 整流ジャバラ HH11028Sの購入だけで済んだので、400円弱の費用でトイレの水漏れをなおすことができました。

これがもし業者さんを呼んでいたら、出張費用や調査費用のようなものが発生していたはずでしょうから、少なくとも数千円の出費になっていたはず。
そう考えると、かなり安価に修理することができました。

そのためTOTOさんのトイレの便器・タンクを使っていて、トイレのタンク下からの水漏れが起きた場合、まずは整流スポンジを疑ってみると良いかもしれません。

ただ水漏れがドバドバ止まらないなど、緊急を要する状況だった場合は、トイレの止水栓(本エントリー中ごろで引用したTOTO – HH11028S 整流ジャバラ補修ユニット施工説明書に記載)を閉めて、すぐに修理業者さんを手配することをおすすめします!

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