マウスのすべりが悪い時や引っかかり感を感じる時に試してみてほしい対策
2018/04/27
マウスを使ってPCを操作しているときに、こんなふうに感じることがあります。
マウスのすべりが悪い!引っかかり感を感じる!
購入当初はマウスを使ってスイスイ操作できていたはず…。
ところが長期間マウスを使い続けていたら、いつの間にかマウスのすべりが悪くなった。
また、マウスを動かしている最中に引っかかり感を感じるようになったなどの理由から、狙い通りの場所にマウスをサッと動かせなくなり、イライラすることがあります。
今回は、こういった問題が起きているときに試してみてほしい対策をいくつかご紹介します。
マウスのすべりが悪い・引っかかり感を感じて困っている!という方はぜひ試してみてください!
マウスのすべりが悪いときや引っかかり感を感じるときの対策
マウスのすべりの悪さや引っかかり感が気になるときは、以下のような対策を行うことで改善できることがあります。
マウスの背面を掃除する
マウスは本体を直接机の上や、専用のマウスパッドの上※ですべらせて使う道具。
そのためすべりの悪さや引っかかり感を感じるようになったのは、マウス背面にある接触部(マウスソールと呼びます)と、すべらせている側の接地面(机やマウスパッド)間の摩擦力が、以前よりも大きくなったからです。
※マウスパッドを使っている場合。
摩擦力が大きくなった原因は複数考えられ、その中でも特に影響が大きいと考えられるのが、接触部にたまったゴミによる摩擦力の増大です。
PC作業を行う机で、勉強や手書きノートの編集なども行っている場合、消しゴムを使うことがありますよね。
その消しカスがマウスをすべらせる領域の上に落ちていると、マウスを動かしている間に、マウスの背面やソール周辺部にこびりついてしまうことがあります。
またそういった作業を行っていなくても、机の上やマウスパッドの上には、目には見えず気付きにくい小さなホコリやゴミがたくさん落ちています。
そういった細かいゴミ類も、マウスを動かしている間にマウスの接触部(マウスソール)の周辺に付着。
それらが摩擦力増大の原因となり、マウスのすべりの悪化や引っかかり感の原因となるのです。
したがって、マウスの背面や接触部(マウスソール)の周辺に付着したゴミ類を掃除により取り除くことで、問題を解消できるというわけ。
マウス背面の汚れは細部にもこびりついているため、ティッシュなどで拭いただけではキレイに取り切れないことがあります。
細部にたまった汚れは、爪楊枝など先端が細い柔らかいものを使って取り除くと良いでしょう。
マウス背面の汚れの影響は大きいため、掃除を行いこれを取り除くだけで、マウスのすべりの悪さや引っかかり感が改善するケースが多いです。
手の油分によるヌルヌル・ベタベタ感が気になる場合の対処方法
マウスをすべらせている側の接地面(机やマウスパッド)が、手の油分でヌルヌル・ベタベタしているのが気になる場合は、無水エタノールや消毒用のエタノールを含ませた布類・キッチンペーパーを使って拭き掃除を行えば、簡単にキュキュッとキレイにできます。
またマウス外装部のベタベタ感が気になる場合にも、同様の方法でキレイになります。
参考:マウスやキーボードのベタベタ、ヌルヌル掃除にはエタノール!
マウスパッドの使用を検討する
マウスパッドを使わず、直接机の上で長期間マウスを使用していると、すべりが悪くなったりマウスの反応が悪くなることがあります。
これは、長期間机の同じ部分でマウスを動かして繰り返し摩擦することで、机の天板が削れてしまったり、微細な凹凸がなくなりツルツルになってしまうことが原因で起こります。
机の天板の問題によりすべりの悪さや引っかかり感が起きている場合、マウスパッドを使用するのが手っ取り早い解決方法です。
またマウスパッドを使用すれば、机の天板の材質とマウスの接触部(マウスソール)の相性により発生している滑りにくさも改善できます。
マウスパッド製品の中には、すべりやすい製品とすべりにくい(コントロール性・ブレーキ性重視の)製品があるので、すべりにくさが気になるときは、すべりやすいと評判の製品を選ぶと良いでしょう。
参考までに、現在はるるが使用しているsteelseries 4HD マウスパッド 63200はとてもすべりが良く、おすすめできる製品です。
参考:steelseries 4HD マウスパッド 63200はすべりがよく、大きくて使いやすい!
マウスパッドを掃除する
長期間使い続けたマウスパッドの表面には、マウスの背面と同様にゴミが付着します。
このマウスパッド表面に付着したゴミも、マウスのすべりの悪さや引っかかり感の原因となります。
マウスパッドの掃除方法は、パッドの材質により異なります。
steelseries 4HD マウスパッド 63200のような硬質系のパッドであれば、まるごと水洗い※したり、無水エタノールを含ませたキッチンペーパーを使って拭き掃除をすればOKです。
対して布系のパッドの場合は水洗いをすると使用感が大きく変わるため、コロコロなどの粘着性のあるお掃除グッズで汚れを吸着し、取り除くと良いでしょう。
※水洗いはNGの製品もあるかもしれませんので、正しい掃除方法は取り扱い説明書を参照ください。
マウスパッドを交換する
マウスパッドはマウス本体と同様に消耗品です。
長期間使い続けていると、表面加工が傷んで剥がれなどの問題が起こります。
こういったマウスパッド表面の傷みにより、すべりの悪さや引っかかり感が起きている場合は、マウスパッドを新品に買い換えることで問題が改善します。
また大きめのマウスパッドを使っている場合は、マウスパッドの設置場所を変えるなどし、パッド上のマウスがすべる位置を変えることで、問題が解決できることもあります。(位置をずらすことで、パッド上の傷んでいない位置を使えるようになる。)
マウスソールを交換する
マウス背面の接触部(マウスソール)が経年劣化や、長期使用による摩擦の繰り返しで傷み、すべりにくくなることも。
この場合には、以下製品のような市販の交換用マウスソールに交換する(貼り替える)ことで、すべりやすさを取り戻します。
尚、一部のマウス製品については、専用の交換用マウスソール製品が販売されています。
ですが多くのマウスでは専用品が販売されていないため、汎用品を購入し、自分のマウスの背面に合う形状に切って使うなど、一工夫が必要です。
またマウスメーカーの純正交換用マウスソールでない場合、すべり具合いやブレーキの効きやすさ(マウスの止まりやすさ)が大きく変わることがあります。
シリコンスプレーをかける
吹き付けた素材の表面にシリコン被膜を形成。
これによりすべりを良くしたり、吹き付けた場所にツヤを出す効果を持つシリコンスプレーという製品が販売されています。
このスプレーをティッシュやキッチンペーパーに少量吹き付け、マウス背面の接触部(マウスソール)を拭き上げて薬剤を塗布することで、マウスのすべりが大幅に改善します。
ちなみにこの方法は、シリコンスプレーの開発元である呉工業株式会社さんが、商品紹介ページに掲載しているシリコンスプレーの用途の一つです。
またファスナーのすべりやシャッターの動きが悪いときに使用することで、動きをなめらかにする効果が期待できるなど、家庭の多くの用途に使うことができ、とっても便利です!
参考:
ファスナーのすべりが悪い時はKURE シリコンスプレーで解決!
シャッターが重い!動きが悪い・そんな時はシリコンスプレーで解決!
シリコンスプレーは1本200~400円ほどで購入可能であり、安くて買いやすいのもありがたいです。
以上、マウスのすべりの悪さや引っかかり感が気になったときに、参考になさってくださーい!