29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

Windowsのシャットダウン タイマーを設定(一定時間後に停止)する方法

      2018/04/26

このブログでは、アフィリエイト広告を利用しています。

Windowsをタイマー動作でシャットダウンしたい!

パソコン(Windows PC)を使っていると、シャットダウンをタイマー動作で行いたいことがありますよね。

たとえば時間がかかる処理をPCに実行させていて、それがあと15分くらいで終わりそう。
でもすぐに外出しなきゃいけない…なんてときに、一定時間が経過したら自動でPCのシャットダウン操作を実行できたら良いのに…。
というケースですね。

こういった場合、少し余裕を見て20分後に自動でシャットダウンを開始できれば、PCをつけっぱなしにせずにすむので、電気代がムダになりません。

今回はこういった、PCのシャットダウンをタイマー動作で実行する方法をご紹介します!
また併せて再起動する方法についてもご紹介しますよー!

Windowsのシャットダウン タイマーや再起動 タイマーを設定する方法

これはコマンドプロンプトによるコマンド、またはPowerShellのコマンドレット操作で実行可能です。

使用するコマンドは、以前パソコンをキーボード操作でシャットダウンしたり、再起動する方法をご紹介した際に使用したshutdownコマンドや、Stop-Computerコマンドレットなど。

参考:Windows パソコンをキーボード操作でシャットダウンや再起動する方法

shutdownコマンドを使って、シャットダウンや再起動のタイマーを設定する方法

Windowsのシャットダウンや再起動を実行する機能を持ったshutdownコマンドには、あらかじめタイマー機能が実装されているので、その機能を利用します。

今回は例として、30分後にシャットダウンや再起動するコマンドを紹介しましょう。

デスクトップなど、任意の画面を表示した状態で『Windows』キーを押しながら『R』キーを押下します。
すると以下のような『ファイル名を指定して実行』画面が表示されるので、『名前』のテキストボックスに後述のコマンドを入力してから、『Enter』キーを押下してください。

ファイル名を指定して実行の画面

※シャットダウンを実行する場合はshutdown /s /t 1800、再起動したいときはshutdown /r /t 1800と入力し、『Enter』キーを押下します。

/t 1800という部分がタイマー動作の秒数を指定しており、先の例では1800秒を指定しています。
1800秒は30分(=1800 ÷ 60)なので、上記コマンドの実行から30分後にPCがシャットダウン、または再起動されます。

コマンドの実行が成功していれば、Windows 10では以下のように『サインアウトしようとしています Windowsをxx分後にシャットダウンします。』というメッセージと、シャットダウン予定時刻(下記画像の例では2018年2月24日 9時32分26秒)が表示されるので、内容を確認してください。

『サインアウトしようとしています Windowsを30分後にシャットダウンします。』というメッセージ

参考までに、タイマーによく使用するであろう秒数を例示します。

  • 1分:60
  • 3分:180
  • 5分:300
  • 10分:600
  • 15分:900
  • 30分:1800
  • 1時間:3600

shutdownコマンドで設定したタイマーをキャンセルする方法

shutdownコマンドで設定したシャットダウン タイマーや再起動 タイマーは、シャットダウンや再起動が開始する前であれば、キャンセル操作を行うことで取り消しが可能です

これは『Windows』キーを押しながら『R』キーを押下し、『ファイル名を指定して実行』画面を表示。
そして以下コマンドを実行すればOKです。

※shutdown /aと入力し、『Enter』キーを押下します。

コマンドの実行が成功していれば、Windows 10では以下のように『ログオフは取り消されました』というメッセージが表示されます。

『ログオフは取り消されました』というメッセージ

ちなみにシャットダウンや再起動のタイマーが設定されていないときに、『shutdown /a』コマンドを実行しても、上記メッセージは表示されません。

PowerShellのコマンドレットを使って、シャットダウンや再起動のタイマーを設定する方法

PowerShellを使用する場合、Windowsのシャットダウンや再起動には、Stop-ComputerやRestart-Computerコマンドレットを使用します。

ただ本エントリー執筆時点では、これらのコマンドレットにはタイマー動作用のパラメーターが用意されていないようです。
そのためStart-Sleepコマンドレットと組み合わせることで、タイマー動作を実現することにしましょう。

PowerShellを使ったシャットダウン タイマーや再起動 タイマーの設定も、『Windows』キーを押しながら『R』キーを押下し、『ファイル名を指定して実行』画面を表示。
そして以下コマンドを実行してください。

※シャットダウンを実行する場合はpowershell -windowstyle hidden -Command “Start-Sleep -s 300;Stop-Computer -force”、再起動したいときはpowershell -windowstyle hidden -Command “Start-Sleep -s 300;Restart-Computer -force”と入力し、『Enter』キーを押下します。

タイマー設定操作後にPowerShellコンソールが起動されるので、少しの間PowerShellコンソールの画面が表示されますが、正常動作なので気にしなくてOK!

この例では300秒、つまり5分のタイマーを指定しているので、5分後にシャットダウンか再起動処理が実行されます。

シャットダウン タイマーやそのキャンセル操作のショートカットを作成する方法

ここまでご紹介したshutdownコマンドや、Start-Sleep + Stop-Computerコマンドレットを毎回手入力で実行するのは、ちょっと面倒かもしれません。

これらコマンド操作はショートカットファイルを作成すれば、それをダブルクリックするだけで実行可能となります。
したがって頻繁にシャットダウン タイマーや再起動 タイマーを利用する、ということであれば、ショートカットファイルを作成しておくと良いでしょう。

ショートカットをデスクトップに作成する場合、デスクトップ上の任意の場所でマウスを右クリックし、コンテキストメニューを表示。
そしてメニュー上の『新規作成』→『ショートカット』とクリックします。

ショートカットファイルの新規作成操作

『ショートカットの作成』画面が表示されたら、『項目の場所を入力してください』というテキストボックスに、さきほどご紹介した各種コマンド文字列を入力します。
下記画像では30分後にシャットダウンを実行するために、『shutdown /s /t 1800』というコマンド文字列を入力しています。

ショートカットファイルの項目の場所入力画面

入力が終わったら『次へ』ボタンをクリックしてください。

次にショートカットファイルの名前の入力画面が表示されるので、『このショートカットの名前を入力してください』というテキストボックスに適切な名前を入力後、『完了』ボタンをクリック。(下記画像では『シャットダウンタイマー(30分後に停止)』と入力。)

ショートカットファイルの名前入力画面

以上の操作でデスクトップ上に、ショートカットが作成されます。

デスクトップに作成された『シャットダウンタイマー(30分後に停止)』ショートカットファイル

このショートカットをマウスでダブルクリックすれば、30分後にシャットダウン操作が自動で実行されます。

参考:ファイルのショートカットをWindows PCのデスクトップに簡単に作成する方法

またshutdownコマンドで設定したシャットダウン タイマーや、再起動 タイマーをキャンセルするショートカットを用意したい場合は、『項目の場所を入力してください』というテキストボックスに『shutdown /a』と入力し、ショートカットを作成してください。

デスクトップに作成された『シャットダウンタイマー解除』ショートカットファイル

こちらもダブルクリックすれば実行され、タイマーが設定されていれば、そのタイマーをキャンセルしてくれます。

以上、有効に活用なさってくださーい!

 - Windows, デジタル・家電

ピックアップ コンテンツ&スポンサーリンク