29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

歯の知覚過敏が、歯医者さんの指導のとおり歯ブラシを変えるだけで治った!

      2018/04/22

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左手で頬を押さえている黒い眼鏡をかけた若い男性

歯がズキーン!キンキンと傷む!

4か月ほど前からでしょうか。

はるるは、食事の度に歯の痛みに悩んでいました。

具体的には左の下の奥歯の方が、冷蔵庫で冷やしておいた冷たい麦茶を飲む度に、ズキーンと傷む(鈍痛を感じる)のです。
かと思えば、ラーメン屋さんでスープがおいしい!とレンゲでスープを飲んでいると、キンキンとした刺激的な痛みが走る感じ。

歯茎が痛いというよりは、歯そのものの奥の方が痛いというか…。
言葉ではうまく伝えられないのですが、歯自体が痛いような、そんな痛みなんです。

虫歯ではないはず!

はるるは、数か月に1回ほどの頻度で歯の定期検診を受信しており、その時に虫歯のチェックや歯の掃除(歯石取り)を歯医者さんにやってもらっています。

前回の検診が6月の中ごろ。
そして左下の奥歯が痛みだしたのが、7月の上旬です。

こんなに短時間で虫歯になることはないはず!
だからこの痛みは虫歯が原因ということではないだろう。
それにしばらくしたら、自然に治るかもしれない。
急いで歯医者さんに診てもらわなければならないほどの重篤な病気、ということではないだろう。

こんなふうに考えて、11月の定期検診まで痛みを我慢しながら生活していたわけ。

そしてそれからズキーンとした鈍痛は一向に改善せず。
そこで11月の定期検診の際に、いつもお世話になっている歯医者さんで相談してみることに。

歯がズキズキ・ズキーン・キーンと傷むんです!

いつもどおり、虫歯のチェックを終え、『今回も虫歯はないし、キレイに磨けていますね。次回に歯の掃除(歯石取り)をして、今回の検診は終わりです。他に何か気になることはありますか?』と聞かれたので。

はるる『数か月ほど前から、左下の奥歯のあたりからズキズキとした鈍痛や、キーンとした刺激的な痛みがするのが気になるんですが…。』

歯医者さんの先生『なるほど、その部分をもう少ししっかりと見てみるので、もう一度口を開けてください。』

はるる『はい。(あ~ん。)』

歯医者さんの先生『やはり何の異常もありませんね。虫歯とかもありません。はい。口を閉じて良いですよ。』

はるる『そうですか…。』

歯医者さんの先生『この症状だと、可能性として一番考えられるのは…。』

知覚過敏ですね。

はるる『知覚過敏ですか!?』

歯医者さんの先生『ご存じですか?』

はるる『はい!よくテレビのCMでやっているので、知っています!シュミテクトとか、知覚過敏専用の歯磨き粉のCMで見たことがあります。』

※シュミテクトとは、以下のような歯磨き粉で、知覚過敏で歯がシミるのを防ぎますよ~、といった効果を売りにしている歯磨き粉です。

シュミテクト®ハミガキは、知覚過敏で歯がシミるのを防ぎます。
ハミガキはもちろん、ハブラシ、デンタルリンスと幅広い製品をご用意しています。
シュミテクト®は、知覚過敏によるシミる痛みなどの不快感におすすめです。

(GlaxoSmithKline group of companies – シュミテクト紹介ページより引用)

歯医者さんの先生『そうですね。ああいったCMでも紹介されている知覚過敏と呼ばれるものが、はるるさんの奥歯の痛みの原因である可能性が高いです。』

はるる『となると、シュミテクトのような、知覚過敏のことを考えた専用の歯磨き粉のようなものを使えば、治るんでしょうか。』

歯医者さんの先生『たしかに効果は期待できるかもしれません。ですがその前に確認したいのですが、はるるさんはもしかして…。』

かたい毛足の歯ブラシを好んでいませんか?

この質問をされた時、どうしてこんなことを聞かれるんだろうか、こだわりなんて特にないんだけどなぁ、なんて思いつつ…。
でもよくよく考えてみて、あっ!!!って思ったんです。

というのも。

歯のズキーンとした鈍痛が始まる少し前から、かたい毛足の歯ブラシに変えました!

これ、かたい毛足の歯ブラシが好きだったから、というわけでは一切なく。

普段は『ふつう』という毛足の歯ブラシを買うんですが、偶然ドラッグストアで『かたい』毛足の歯ブラシが安い時があったんですよね。
それで別に安ければ何でも良いや、なんて思って、お買い上げしたわけ。

そしてその、『かたい』毛足の歯ブラシに変えてからしばらくは、いつものとおりに歯磨きをしていると、ちょっとだけ歯茎が痛いなぁ。
なんて感じたことが、そういえばあった!
と思い出したんです。

そこで好んではいませんが、先生に言われて考えてみると、たしかに『かたい』毛足の歯ブラシにしてから、症状が出ている気がします。
と正直にお伝えすると。

歯医者さんの先生『そうですか。そうであれば、とりあえず鈍痛が始まる前に使っていたふつうのかたさの毛足の歯ブラシを使うようにしてみて、状況が改善するか試してみてください。』
とのこと。

というわけで、歯医者さんの先生の仰るとおり、歯ブラシをふつうのかたさの毛足のものに変えて、しばらく様子を見ていると、なんと!

歯ブラシをふつうのかたさの毛足のものに変えるだけで、知覚過敏が治った!

これには本当にビックリ。

だってあれほど困っていたズキーンとした鈍痛や、キーンという刺激的な痛みに代表される知覚過敏の症状が、歯ブラシをふつうのかたさの毛足のものに変えるだけで、治ったんですもの!

そこでこれについて、その後の歯の掃除の際に歯医者さんの先生に報告したところ、以下のようなことを教えていただけました。

知覚過敏の原因・なぜ歯ブラシを変えただけで治ったのか

歯医者さんの先生から聞いたお話をまとめると、以下のとおり。

  • 知覚過敏は、歯の一番外側にあるかたいエナメル質が傷つく、または何らかの原因で薄くなるなどの理由により、その内部にある象牙質と呼ばれる部位に、熱いものや冷たいものが接触すると、それを刺激として知覚してしまい、痛みとして感じる
  • エナメル質が傷つく、薄くなるなどして、象牙質が露出してしまう原因は多数あるが、たとえば虫歯や歯周病の原因となる磨き残し(プラーク)から発生した酸性物質によって、エナメル質が溶けてしまう、歯ぎしりや歯磨き粉の研磨剤などの物理的摩擦による、といったものが挙げられる。
    他には歯科治療の一環で歯石を取ることにより、これまで歯石にガードされていた部分が露出してしまい、その結果知覚過敏になることも。
  • 歯ブラシを変えただけで、知覚過敏が治ったということであれば、毛足のかたい歯ブラシで何度も歯肉を刺激したことにより、一時的に歯肉が下がってしまい、象牙質に刺激が伝達してしまうようになるも、その後歯ブラシを変えたことで、歯肉がまた引き締まり、改善したのではないか。

ちなみに、毛足のかたいブラシを使い始めたことで、知覚過敏になる方がかなり多くいらっしゃるようで、まず歯ブラシのかたさを確認するようにしているんだとか。

ふむふむ、なるほど。
まさにはるるも、他の方と同じような原因・現象で知覚過敏が起こっていた、というわけですね。

さすが歯医者さんですね!

歯医者さんによると、歯ブラシはふつうのかたさがベスト!

この話を聞いたはるるは、毛足のかたいブラシを使うことで知覚過敏になってしまうのであれば、今度からはやわらかめの毛足の歯ブラシを使った方が良いのではないか。
こう思って確認したところ、ふつうのかたさで問題がなければ、ふつうのかたさの毛足の歯ブラシを使ってください、とのことでした。

これはなぜかというと、毛足のかたさが柔らかいほど、歯についた汚れや歯と歯の間に挟まった汚れ(プラーク)が取れにくくなるためだそう。
そのため、ふつうのかたさで知覚過敏や歯茎が下がるなどの問題が起こらないのであれば、ふつうのかたさの毛足の歯ブラシを使った方が汚れ落ちが良い!ということみたい。

だからはるるのように、安いからという理由で、かための歯ブラシを買うなんてもってのほか、なんですね。

というわけで。

歯ブラシは、自分の歯や歯茎にあったかたさの毛足のものを買わないとダメ!

まさか歯ブラシのかたさによって、自分が知覚過敏になるなんて、思いもしませんでした。
ですが実際に知覚過敏になると、ズキーン・キーンと食事の度に痛みが走るので、本当に困りもの。

そのためこれまでのはるると同じように、適当にその都度安い歯ブラシを買っていたよ!
という方は、この機会に自分にあった歯ブラシのかたさを考えてみると良いのではないでしょうか。

また現在知覚過敏で困っている!という方は、とりあえず、今使っている歯ブラシよりもやわらかめの毛足の歯ブラシに変えてみると、症状が改善するかもしれません。
新しいやわらかめの毛足の歯ブラシを1本買うだけで試すことができ、費用もほとんどかからないので、一度試してみてはいかがでしょうか。

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