29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

PC作業に最適!高級OAチェア オカムラ コンテッサ(Contessa) 購入レビュー

      2018/05/21

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黒いコンテッサと赤いコンテッサ

今回は、はるるが少し前に購入したオカムラさんの超高級OAチェア(PC作業用のイス)、コンテッサ(Contessa)をご紹介します!

机を使いやすいものに買い替えたし、次はイスを買い替えよう!

はるるは2か月ほど前に、PC作業全般の作業効率アップのために、PC用デスクをPLUS(プラス)さんのネクシスデスク(NEXIS)という机に買い替えました。

そしてこのPC用デスクは、モニターアームが設置でき、天板が非常に大きく作業スペースが広くなったことから、大変気に入っています。

はるるが購入したネクシスデスクサイドキャビネットについては、モニターアームを設置できるPC用OAデスクをお探しなら、PLUS ネクシスデスクがおすすめ!にて詳しく書いているので、興味がある方はぜひ併せてご覧ください!

さて、机を良い物に買い替えたわけなので、そうなると当然イスも良い物が欲しくなるわけで…。

ちょうど使っていたイスのクッションが長年の使用により、ヘタってきていたこともあり、良い機会だ!
ということで、新しいOAチェア(PC作業用のイス)を購入することに。

オカムラさんのOAチェアに好印象を持っていました!

はるるの勤務先では、一部の部署・部屋でオカムラさん(岡村製作所)のOAチェア、feegoを導入しています。

フィーゴ(feego)は肘掛け(肘置き)などのオプションなしの一番安いモデルでも、メーカー希望小売価格が78,500円(実売価格は5万円前後)と、一般的なOAチェアに比べるとかなり高価なイス。
ただオカムラさんのOAチェアの中では、中価格帯くらいの製品となります。

そしてこのfeegoなんですが、非常に座り心地が良く、長時間座り続けても腰やおしりが痛くならず、素晴らしいイスなんですよ。

そこでfeegoを作っているオカムラさんのOAチェアであれば、品質もバッチリで間違いないだろう!
と考え、まずはオカムラさんのOAチェアを調べてみることに。

私が検討候補としたOAチェア一覧

以上のような経緯から、オカムラさんのOAチェアについて調べてみると、オカムラさんの製品では、特に以下のイスの評判が良さそうだ、ということが判明。

オカムラ フィーゴ(feego)

feegoについては先に書いたとおり、実売価格が5万円前後のチェア。
そして、オフィスでPC作業用のOAチェアとして利用されていることが多いんだとか。

実際はるるの勤務先の一部の部署でも使用されていますし、出張で他社さんにおうかがいした際に、会議室やミーティングスペースのイスとして使用されているのも何度か見かけています。

オカムラ バロン(Baron)

バロンはオカムラさんのオフィスチェアを代表する製品だそう。

価格はオプションにもよりますが、7.5~12万円前後で販売されていることが多いようで、feegoよりも少し高価なイスです。

発売開始が2005年だそうで、すでに10年以上も経っていますが、未だ人気が衰えることはないロングセラー商品なんだとか。

ちなみにバロン(Baron)は男爵という意味。

オカムラ コンテッサ(Contessa)

コンテッサもバロン同様に、オカムラさんを代表するOAチェアで、実売価格は11~16万円前後です。

こちらは2002年に発表されたようなので、もう少しで15周年になるようです。

スゴイですね。
15年も変わらず愛される商品というのは、そうはないと思います。

そしてバロン(Baron)が男爵であるのに対し、コンテッサ(Contessa)は伯爵夫人という意味。

オカムラ デューク(Duke)

バロンやコンテッサですら、一般的なOAチェアに比べるとかなり高額。
ですがオカムラさんのOAチェアではさらに高額な製品も。

それがこちら、デュークです。

そのお値段はなんと、14~18万円!

そのためオプションをいろいろと付けてゴージャス仕様にすると、新卒入社の新入社員の方の月給と同じくらいになってしまうかもしれません。

尚、デューク(Duke)は公爵や君主、大公という意味。

はるるは爵位については詳しくないので少し調べてみたところ、爵位には公侯伯子男という(くらい)がある。
そしてそれぞれ上から公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵となる、とのこと。

つまり公爵たるデューク(Duke)は、男爵であるバロン(Baron)や伯爵夫人のコンテッサ(Contessa)よりも、地位の高いイスということになるんでしょうね。

これら、オカムラさんのOAチェアを調べていく中で、他にも評判の良いOAチェアが分かってきました。
そこでそれらも候補に含めて、自宅用に購入するOAチェアを検討することに。

ハーマンミラー アーロンチェア(Herman Miller Aeron Chair)

アーロンチェアは、ネット上での評判が非常に良く、多くのレビューが見つかります。

前傾リクライニング機能により、作業に集中できると評判です。
また保証が12年もあるそうで、長期的に安心して使えるのも魅力ですね。

ハーマンミラー エンボディチェア(Herman Miller Embody Chair)

エンボディチェアは、アーロンチェアと同じくハーマンミラーさんのチェア。
そして12年保証なのも同様です。

価格はアーロンチェアよりもさらに高額ですが、独特なデザインの背もたれのフィット感がとても良いのが特徴なんだとか。

関家具 エルゴヒューマン(Ergohuman)

エルゴヒューマンは、日本の関家具というメーカーさんのチェア。

このエルゴヒューマン、実ははるるの勤務先のミーティングスペースのイスに採用されており、feegoほどではありませんが、以前に何度か座ったことがありました。
そしてこちらもfeego同様に、大変座り心地が良いと感じた記憶があります。

エルゴヒューマンについては、特に大きめの独特の形状の腰あて(ランバーサポート)が印象的ですね。

さて、ネット上での情報収集により、検討候補をある程度絞ったので、この中からどれを買おうか検討することに。

最寄りの大型家具屋さんに、試し座りに行きました!

イスは座る人の身長や体重、体格によって、感じる印象がぜんぜん違うはず。

そしてはるるは一般男性に比べて、やや細身。
そのためネット上の意見だけを信じて購入すると、自分には合わない可能性があるかもしれない。
こう考えて、家具屋さんで実物に座ってから決めることにしました。

幸いなことに、はるるの自宅から車で少し走ったところに大型の家具屋さんがあります。
そしてそこにオカムラさんのチェアが展示されていることが分かったので、まずはそのお店に行ってみると…。

なっなんと!そのお店には高級OAチェアコーナーが!
しかもfeegoを除くすべてのイスが展示されているじゃないですか!

feegoは勤務先でいくらでも試し座りができるので、この家具屋さんだけで用が足ります!
当初は家具屋さんを何店舗も見に行く予定だったので、その手間が省けて本当に良かったです。

しかも高級OAチェアコーナーは奥まった場所にあったためか、他のお客さんや店員さんはほとんど通りかからず。
そのため気兼ねなく、各イスの座り心地をさまざまな体制で試すことができました。

そしてその結果!

オカムラ コンテッサ(Contessa)とfeegoで迷う…

結論から言うと、そのお店に展示されていたfeego以外のイスの中では、オカムラさんのコンテッサ(Contessa)が一番好印象でした。

どのイスも高級で高品質な製品ですから、当然良い点はあります。
ただ悪い点というか、はるるの体格と合わない、気に入らない点ももちろんそれぞれにあります。

その中で総合的に一番自分に合っていると感じたのが、オカムラさんのコンテッサ(Contessa)です。

だから他のイスがダメというわけでは、まったくありません。

試し座りを始めてしばらくは、ノーマークだったオカムラさんのシルフィー エキストラハイバックが良さそうだなぁ。
なんて感じたんですが、しっかり座り比べると、コンテッサの方が背中やお尻のおさまりが良い気がしました。

この時の長時間の試し座りにより、はるるの心はコンテッサでかたまりつつありました。
ですがその場にはなかったfeegoも気になる…。
というわけで、その日は週末だったこともあり、翌週勤務先でfeegoに座ってみてから、どちらを購入するか決めることに。

オカムラ コンテッサ(Contessa)を買うことにしました!

そんなこんなで翌週に、勤務先でfeegoに座って感触を再度ためしてみると、やはりコンテッサの方がしっくりくる気がします。
この自分自身が感じた、試したイスの中では、『コンテッサ(Contessa)が自分に一番合っている!
というフィーリングを信じて、すぐに購入しても良かったんですが、いかんせんコンテッサは実売価格が11~16万円前後のイス。

決して安い買い物ではありません。

そこで念のために、もう一度家具屋さんにうかがって、コンテッサに座ってみてから決めようと思ったわけ。

そしてその週の週末に再度、家具屋さんの高級OAチェアコーナーに向かうと、激安価格のコンテッサが!!!

展示品処分特価!?

通常、新品のコンテッサは11~16万円前後で販売されています。

それなのに、そのコンテッサはなんと税込み7.5万円ほど。
はっきり言って激安です!

しかもそれははるるが買おうと思っていた、赤色、座面がクッション、背もたれがメッシュのモデル!
ヘッドレストが希望していた大型ではなく小型のものである点と、ボディ/フレームカラーがネオブラック/ポリッシュでなく、ネオグレー/シルバーである点は残念ですが、それにしたってとにかく安い!

どうしてこんなに安いんだ!
しかも先週はこんなに安くなかったはず。

そこで値札をよく見てみると、現品限りの展示品処分特価らしい。
なるほど!それなら納得です!

価格を見てしまったはるるは、すでに買う気満々になっていました。
ですが展示品ということで、念のために細部の傷やヘタリ具合を確認すると、まったく問題ないじゃありませんか!

しっかりと見れば、キャスターや脚、背もたれの端の方にスリ傷があることが分かります。
しかしそんなものは座り心地にはまったく関係ありませんし、自分で使っていても大なり小なりつくもの。

もうこれで良いじゃない!というわけで。

オカムラ コンテッサ(Contessa)を買いました!

こちらがはるるが購入したオカムラさん(岡村製作所)の高級チェア、コンテッサ(Contessa)です!

コンテッサ(Contessa)

横から見ると、こんな形をしています。

横から見たコンテッサ(Contessa)

先にも少しふれましたが、展示品現品限りということで、ヘッドレストが希望していた大型のものではなく、小型のもの。
これについてはどうしても気になるので、コンテッサを購入する際に併せて大型のヘッドレストを注文・購入しました。

ですがまだ届いていないので、今回は購入当初の小型のヘッドレストの状態のコンテッサについてのレビューとなります。

オカムラ コンテッサ(Contessa)の各部の機能について

さてそれでは、はるるが購入したオカムラさんのコンテッサ(Contessa)とはどんなイスなのか、各部の機能や特徴について画像を交えてご紹介します!

最大で横幅710mm、高さ1260mm、奥行き705mmと、かなり大型のOAチェアです!

こちらは先にもお見せした、はるるが購入したコンテッサの全体を収めた画像。

コンテッサ(Contessa)

そして少し上の方から見下ろすように撮影したものがこちら。

斜め上から見たコンテッサ(Contessa)

これらの画像を見るかぎりでは、さほど大きなイスであるという印象は受けないかもしれません。
また家具屋さんでコンテッサの実物を見ても同様に、あまり大きく感じない方もいらっしゃることでしょう。

実ははるるもそう感じていたんです。
家具屋さんで実物を見た時に、あれ?想像していたほどには大きくない、と。

さらに送料が高かったことから、はるるは購入したコンテッサを自分の車で完成状態のまま、自宅まで運搬しました。
この時にも軽貨物である愛車ミラバンの後部に余裕で積載できたことから、大きいとはまったく感じなかったわけ。

ところが!

大きすぎてドアを通れませんでした!

はるるはコンテッサを2Fの自室で使用する予定だったため、まずは玄関から搬入し、階段を登って2Fへ運びました。(はるるの自宅は一戸建てです。)

コンテッサの重量は、オプションの有無によって多少前後するとは思いますが、Amazonさんの商品説明によると、およそ27.8kgとのこと。
そのため重量的には一人では持ちあげられないほどの重さ、というわけではありません。

そこで一人でコンテッサを持ち上げ、階段を登って2Fの廊下まで運んだのは良かったんですが…。

廊下から部屋に入れようとしても、ドアを通過できず、入れなかったんです。

コンテッサが大きすぎて。

これは完全に予想外でしたね…。

う~ん、困ったぞ。
でもなんとかして部屋に入れないと、せっかく買ったコンテッサを使えないわけで…。

最初はコンテッサを分解するか…。
それともドアを外すか…。
とか、いろいろ考えたんですが、1~2cmくらいドアの幅が足りないだけなんだし、傾ければなんとかなるんじゃないの?
なんて考えて、試しにコンテッサを持ち上げて傾けながら、少し強引に部屋に押し込むと。

入った!

いや~良かったです。

ただ今後コンテッサの購入を検討される方は、実物のコンテッサの見た目のサイズ感に惑わされず、事前にしっかりと自宅の搬入経路や使用場所の寸法を測っておき、問題ないことを確認の上での購入を強くおすすめします。

ちなみにコンテッサのサイズは、オプションの有無により異なりますが、最大で横幅710mm、高さ1260mm、奥行き705mm程度になるため、かなり大型のOAチェアと言えるのではないでしょうか。

より詳細な各部の寸法は、以下のコンテッサのカタログ記載の寸法図をご覧ください。

コンテッサ(Contessa)の詳細寸法図

(オカムラ – コンテッサ(Contessa)商品カタログより引用)

あぐらを組みやすく、お尻をふわっと支えてくれる大型座面が素晴らしい!

お行儀が悪いと言われてしまいそうですが、はるるはPCで仕事をしている際に、OAチェアの上にあぐらをかいて座ることがあります。

このあぐら、骨盤が歪んでしまいやすく、健康に悪いそう。
ですが、あぐらをかいて座りながらの作業の方が、リラックスできて仕事がはかどる気がして、癖になってしまっているんです。

そのためOAチェア選定の際には、家具屋さんで靴を脱いで、あぐらをかいて座り心地を試したりもしました。

ちなみにこのあぐらをかきやすいかどうか、という観点でイマイチだったのがバロン。
バロンは他のチェアに比べて座面が小さいようで、あぐらをかくと少し窮屈に感じたんです。

それに対してコンテッサでは、先のカタログの寸法図によると、座面のサイズは幅520mm、奥行き425mmと、とっても広々。
これにより、あぐらをかく際も窮屈さはまったく感じません

またはるるは座面はメッシュではなく、クッションの方が好みです。
冬におしりがスースーするのがどうも気になってしまい…。
夏は蒸れなくて良いんですけどね、メッシュ。

今回購入したコンテッサの座面は、好みのクッションのモデル。
そして1か月ほど使ってみて、そのお尻をふわっと包み込むような感覚が大変気に入りました。
はるるはウォシュレットが手放せない、おしりが弱い人なので、このおしりに優しい感じも良いですねぇ。

こちらがそのクッション座面を正面から見た状態。

コンテッサ(Contessa)の座面

平らではなく、真ん中が少し凹んでいるのが特徴です。
これがお尻への抜群のフィット感を生み出している理由、なんでしょうかね。

そしてクッション素材はこんな感じのもの。

コンテッサ(Contessa)の座面表面の様子

ただメッシュのコンテッサでは、この座った感覚はまた変わってくると思います。
そのためはるるの感想は、あくまでもクッションモデルに対する印象とお考えください。

またコンテッサの座面はメッシュ、クッションの他に、革クッションも選択可能です。

コンテッサ(Contessa)の座面クッションのバリエーション

(オカムラ – コンテッサ(Contessa)商品カタログより引用)

座面の位置を前後に50mm動かせます!

コンテッサでは、座面下の取っ手を操作することで、座面を前後に50mmほど動かすことが可能です。

コンテッサ(Contessa)の座面前後調整機構のスイッチ

こちらが、座面が最も奥の(背もたれに近い)状態。

コンテッサ(Contessa)の座面が最も奥側の状態

そして座面位置調整用の取手を持ちながら、座面を前に動かすとこのような位置となります。

コンテッサ(Contessa)の座面が最も前側の状態

身長が高い方の場合、身長が低い方に比べて腰から膝にかけても長くなるため、座面の位置を前に出すことで、よりフィット感が増すのではないでしょうか。

背もたれはメッシュでムレにくい!

先ほど座面はクッションが良い!
と書きましたが、背もたれに関しては、メッシュの方が好み。

コンテッサの場合、背もたれのメッシュは網目が大きめで通気性が非常に良いです。

コンテッサ(Contessa)の背もたれメッシュの様子

そのため夏の暑い日にも、背中がムレにくいんじゃないでしょうか。

肘掛け(肘置き・アームレスト)は上下左右に可動!

コンテッサの肘掛けは、上下に約100mm、左右に30℃(内向き20℃、外向き10℃)可動します。

はるるはPC作業中、お腹が机の天板にあたるくらいまで、イスを机側に寄せています。
こうすることで、前腕部を机の天板の上に置けるようになり、キーボードを打つ際の腕の疲労が軽減されるため。

この時、高さ調節できない肘掛けでは、机の天板に肘掛けがぶつかってしまい、机の奥にイスを入れることができません。
そのため肘掛けの高さ調節機能は必須だったわけ。

ではコンテッサはどうかというと、上下に約100mm肘掛けを動かすことが可能です。

こちらが肘掛けが最も低い位置の状態。

最も低い位置に調節したコンテッサ(Contessa)の肘掛け

そしてこちらは、肘掛けが最も高い位置の状態。

最も高い位置に調節したコンテッサ(Contessa)の肘掛け

ただ一点残念なのが、肘掛けの高さ調節の方法。

肘掛けの高さ調整は少し面倒!

コンテッサでは、下から上に向けて肘掛けを持ち上げていくことで、段階的に高さを調節します。(無段階調節ではありません。)
そして肘掛けの高さを低くしたい場合には、一度肘掛けの高さを一番高くまで上げてロックを解除し、一番下の高さに移動後、再度目的の高さに肘掛けを上げていくことで調整を行います。

したがって目的の高さよりも少しでも上げすぎてしまった場合、そのまま肘掛けを上げ続けてロックを解除。
その後、一番下まで肘掛けを下ろしてから再度、肘掛けをゆっくり上げていき微調整、という流れとなります。

机の奥までイスを入れないタイプの方には、内向きに肘掛けの向きを変えられるのは便利!

はるるのように机の奥まで椅子を入れず、キーボードを机の天板の手前側に置くのが好みの方には、コンテッサの肘掛けを内向きに動かせる機能は、便利でしょう。

肘掛けの高さを机の天板の高さと合わせ、肘掛けを内側に向けることで、肘掛けに腕を置いたままキーボードを打てるようになるので、高い疲労軽減効果が見込めます

コンテッサ(Contessa)の肘掛けを内向きにした様子

尚、最大まで外側に肘掛けを向けると、以下のようになります。

コンテッサ(Contessa)の肘掛けを外向きにした様子

座面の高さは、手元のスイッチで100mm可動!

コンテッサの座面は上下に100mm可動します。
これ自体は普通のOAチェアであれば、当たり前の機能です。

ですがそこは高級OAチェアのコンテッサ。
一味違うんですよ、座面を上下可動させる方法が。

というのもコンテッサでは、スマートオペレーションというコンセプトに基づいて設計されており、なんと肘掛けの裏に隠されているスイッチで、座面の上下動が可能なんです!

これがそのスイッチ部。

コンテッサ(Contessa)の座面の上下動を行う手元スイッチ

座った状態で右手側にある肘置きの裏側にあるこのスイッチを上に上げることで、座面の上下動を行います。

これが本当に楽ちんですごい機能なんですよ!

家具屋さんで試し座りをしていた時には、スマートオペレーションなんて格好良い名前をつけるほどの大層なものかね。
なんて思っていたんですが、実際に使いはじめると、なんとまぁ便利なこと。

この機能に一度慣れてしまうと、一般的なOAチェアで座面を上下動させる際に行う、座面下にあるレバー操作が億劫に感じられるようになっちゃいます。
それほど便利なものなんです!

尚、こちらは座面を一番下げた状態。

コンテッサ(Contessa)の座面を一番下に下げた様子

そして座面を一番高く上げた状態がこちら。

コンテッサ(Contessa)の座面を一番上に上げた様子

リクライニングもスマートオペレーションにより、手元スイッチだけでロック・解除が可能です!

座った状態で右手側にある肘置きの裏側にあるスイッチが、座面の上下動に使用するもの、というのは既に書いたとおり。
そしてなんと左手側にも、スイッチがあるんですよ、コンテッサには!

コンテッサ(Contessa)のリクライニングのロック・解除を行う手元スイッチ

こちらはスイッチに印字されている説明から、なんとなく用途が分かるかもしれませんね。

こちら側のスイッチでは、リクライニング(背もたれを倒すこと)のロックと解除を行います。

たとえば一切リクライニングをしていない状態で、スイッチを有効にしてロックを行うと、一切リクライニングができない状態になります。

横から見たコンテッサ(Contessa)

そして解除すると、リクライニングが可能に。

またリクライニングをしている状態でロックを有効にすると、リクライニングしたままの状態で背もたれの角度が保持されます。

横から見たリクライニング状態のままロックされたコンテッサ(Contessa)

ただfeegoのように、ロックをしたままの角度がそのまま保持される無段階ロックではありません。
5段階ある角度のうち、最も近い手前(垂直に近い)側の角度でロックされる仕組みとなっています。

これは好みが分かれるところだと思います。
はるるはあまり気になりませんが、気になる方はとても気になる点なのかも。

リクライニングは最大26℃まで可能なので、別途オットマン(足置き)を用意すれば、リラックスした姿勢で映画鑑賞を楽しむ、なんてことも可能です。

リクライニングする際に必要な力(リクライニングのかたさ)は、座面下右側にあるダイアルを操作することで4段階に調整できます。

コンテッサ(Contessa)の座面下部の側面

こちらがその調整ダイアル。

コンテッサ(Contessa)の座面下部にあるリクライニングのかたさ調整ダイアル

調整可能なランバーサポートで、腰痛対策もバッチリ!

ネットで情報収集をしていると、コンテッサに座り始めて腰痛が治った!
という方もいらっしゃるみたい。

これにきっと効果大と思われるのが、コンテッサの調整可能なランバーサポート(腰あてクッション)。

コンテッサ(Contessa)の背面にあるランバーサポート

このランバーサポートを支えるパーツには、さり気なくオカムラさんのロゴマーク。

コンテッサ(Contessa)の背面にあるオカムラのロゴマーク

ランバーサポートは上下に60mm、前後に15mmの調整が可能!

まず上下については、ランバーサポート本体の左右にある取っ手を、手で持って動かすことで行います。

ランバーサポートが一番低い状態だとこんな感じ。

コンテッサ(Contessa)の背面にあるランバーサポートが最も低い状態

これを手で持ち上げることで、上方向に最大60mm動かすことが可能です。

コンテッサ(Contessa)の背面にあるランバーサポートが最も高い状態

さらに背面にあるダイアルを操作することで、前後方向に15mmの調整が可能です。

コンテッサ(Contessa)の背面にあるランバーサポートの前後調整ダイアル

このダイアルはイスの左右にあり、前方向に回すことで前方に。
後ろ方向に回すことで、後方にランバーサポートを動かします。

以下の画像は、最もランバーサポートが前にある状態です。

コンテッサ(Contessa)のランバーサポートを最も前にした状態

ランバーサポートを一番前側・下側にした状態を真横から見ると、以下のような位置関係となります。

コンテッサ(Contessa)のランバーサポートを一番前側・下側にした状態

小型ヘッドレストは、頭の収まりがちょっと…

コンテッサには、ヘッドレストなしのモデル、小型ヘッドレストを搭載したモデル、大型ヘッドレストを搭載したモデルの3種類のバリエーションが存在します。

コンテッサ(Contessa)のヘッドレストのバリエーション

(オカムラ – コンテッサ(Contessa)商品カタログより引用)

その中で今回はるるが購入したのが、小型ヘッドレストを搭載したモデル。

ただ本当に欲しかったのは、大型ヘッドレストを搭載したモデルでして。
これは展示品にセットで付いていたために、そのまま購入しただけなんです。

というのもこのヘッドレスト、ネット上での評判があまり良くなかったから。
そして小型・大型両方の展示品を家具屋さんで試し座りをしたところ、ネットでの評価のとおりに、たしかに頭の位置が安定せず、なんとも収まりが悪い感じなんです。

すでに大型ヘッドレストのオプションパーツを注文しているので、早く届いて欲しいなぁ、という感じ。

ですが小型ヘッドレストに興味がある!
という方もいらっしゃると思うので、これについてもご紹介します。

まずこちら、おにぎりを上下逆さまにしたような物体がコンテッサの小型ヘッドレスト。

コンテッサ(Contessa)の小型ヘッドレスト

この形を見るだけで、たしかに頭の収まりが悪そうな形状のヘッドレストだ!
という印象を受ける方も多いはず。

デザイン性は高く、とてもオシャレなヘッドレストだとは思います。
ですがその形状ゆえのものなのか、とにかく頭が左右にグラついてしまい、収まりが良くありません

これははるるの頭の形状と、コンテッサのヘッドレストの形状の相性が悪いことによるのかもしれません。
ただネット上でも、小型ヘッドレストに対しての辛口のコメントが多数見受けられることから、同様の感想をお持ちの方が多いのではないかと。

そして、このヘッドレストを後ろから見るとこんな感じ。

コンテッサ(Contessa)の小型ヘッドレストの背面

お世辞にも、小型ヘッドレストの後ろからの見た目は、格好良いとは思えません。

ただこのヘッドレスト、可動範囲はスゴイんです!

上下に75mm、前後にも大きく可動できます!

小型ヘッドレストは頭の位置に合わせるために、最大75mm上下に可動します。

こちらが限界までヘッドレストを高くした状態。

コンテッサ(Contessa)の小型ヘッドレストを高く伸ばした状態

そして後ろはこんな見た目に…。

コンテッサ(Contessa)の小型ヘッドレストを高く伸ばした状態の背面

前後にはかなりの可動域があり、最も後ろの状態ではこの位置。

コンテッサ(Contessa)の小型ヘッドレストを後ろに動かした状態

これを前に倒すと。

コンテッサ(Contessa)の小型ヘッドレストを前に動かした状態

真横から見ると、かなり前方にヘッドレストが移動したことが分かるはず。

コンテッサ(Contessa)の小型ヘッドレストを前に動かした状態を真横から見た様子

小型ヘッドレストを上方に延長した画像を見ると、ヘッドレストの細い支持部の頼りなさが気になる方もいらっしゃることでしょう。

実際にこの部分はあまり強度がありません。
細いプラスチック製のパーツなので、当然ですが。

作業の途中に少しリラックスしようと、リクライニングを倒すなどして、ヘッドレストに頭の重さをかけると、ヘッドレストが前後にグラグラします。
それだけならもまだしも、ミシミシ…、カチカチ…と今にも壊れてしまいそうな音も…。

そのため、そのうちにポキっと折れてしまいそうで、かなり心配です。

その他各部の画像について

ここまで、コンテッサの機能の紹介にあわせて各部の画像をご紹介しました。

この他にもいくつか画像を撮影したので、少しご紹介します。

まずはこちら、はるるが一番気に入っている斜め後ろから見たコンテッサ。

斜め後ろから見たコンテッサ(Contessa)

独特な形状の背面のフレームのカーブがなんともオシャレで格好良いと思います。

斜め後ろから見たコンテッサ(Contessa)の背面フレームのカーブの様子

本当はボディ/フレームカラーがネオグレー/シルバーではなく、ネオブラック/ポリッシュだと、尚良かったんですが、そこは展示品処分特価でとても安かったので妥協しました。

コンテッサでは、ボディ/フレームカラー、そしてランバーサポートには、以下のようなカラーと材質のバリエーションがあります。

コンテッサ(Contessa)のボディ/フレームカラー、ランバーサポートのバリエーション

(オカムラ – コンテッサ(Contessa)商品カタログより引用)

次にコンテッサの座面下部。

斜め前から見たコンテッサ(Contessa)の座面下部

座面下には、スマートオペレーションを実現するための操作ワイヤーなども配置されています。

コンテッサ(Contessa)の座面下部の機構部の様子

もう少し拡大してみると。

コンテッサ(Contessa)の座面下部の機構部を拡大した様子

快適な座り心地を実現するために、かなりメカメカしいデザイン。

コンテッサ(Contessa)の横側を斜め下から撮影した様子
ですがその造形美も素晴らしい!

キャスターは直径75mmと、かなり大型のもの。

コンテッサ(Contessa)の大型キャスター

そのためカーペットの段差などは、ものともせずに移動可能です。
ただコンテッサ付属の標準のキャスターは、フローリングで使うと滑りが良すぎるため、別売のウレタンキャスターに交換すると良いのだそう。

ちなみにイス中央のガスシリンダー下部は、かなり床からの高さが低いです。

コンテッサ(Contessa)の座面下部中央にあるガスシリンダー

そのため、いくらコンテッサのキャスターが大型のもので段差に強いといっても、凸凹した場所に設置するのは難しいでしょう。

またコンテッサのキャスターによるフローリングの傷が心配な場合は、以下のようなチェアマットを使用すれば安心です。

コンテッサの付属品について

はるるの購入したコンテッサは、展示処分品。
そのためもしかすると欠品があるかもしれませんが、付属品についてもご紹介します。

まずはこちら取扱説明書。

コンテッサ(Contessa)の取り扱い説明書

普段は座面下正面のマニュアルポケットに格納しておけるので、なくしてしまう心配がありません。

コンテッサ(Contessa)の取り扱い説明書をセットしておくマニュアルポケット

そしてもう一つが操作説明書。

コンテッサ(Contessa)の操作説明書

操作説明書では、各部の可動範囲やスマートオペレーションの操作方法が分かりやすく解説されています。

コンテッサ(Contessa)の操作説明書記載の各部の可動範囲

(オカムラ – コンテッサ(Contessa)操作説明書より引用)

以下のように図を交えて説明されているので、操作が難しくて困った…。
なんてことは起こらないはず。

コンテッサ(Contessa)の操作説明書の内容の例

(オカムラ – コンテッサ(Contessa)操作説明書より引用)

コンテッサ(Contessa)の操作説明用の動画が公開されています!

オカムラさんは、コンテッサ(Contessa)の操作説明の動画を公開しています。

スマートオペレーション機能や各部の操作が分かりやすく解説されているので、コンテッサが気になる方は、ぜひ併せてご覧ください。

また動画中の座面の調節方法を解説しているシーンでは、体格に合った正しい座面の調整方法が説明されています。
そのため、コンテッサを購入後の座面調整の際に参考にされると良いでしょう。

色のバリエーションはかなり豊富!

はるるが購入したコンテッサはレッド。
ですがこれ以外にも11色、合計12色のバリエーションがあります。

コンテッサ(Contessa)のカラーバリエーション

(オカムラ – コンテッサ(Contessa)商品カタログより引用)

そのため好みの色を選べるのが嬉しい半面、迷ってしまうかもしれませんね。

尚、コンテッサは、Amazonさんであれば、各色の在庫が残っていることが多く、12色全部の購入が可能です。(2016年4月現在)
そのため購入する色やモデルが決まっているのであれば、Amazonさんなどのネット通販を利用されると便利です。

コンテッサは長時間のPC作業でも疲れにくい素晴らしいOAチェア!

はるるがコンテッサを購入・使い始めて既に1か月ほど経ちますが、長時間のPC作業でも疲れにくく、とても気に入っています。

展示品処分特価とはいえ、追加で注文した大型ヘッドレストと合わせると9万円以上もするかなり高価なイスです。(メーカー希望小売価格は199,300円。)
そのため購入する際はかなり迷いましたが、本当に買って良かったなぁ、と思っています。

今後も大切にして、長く使いたいと思います。

イスは個人個人の体型などとの相性があるため、万人にコンテッサをおすすめできるわけではありません。
そのためコンテッサの購入を検討されている方は、今回ご紹介したはるるの感想だけを鵜呑みにせず、お近くのコンテッサを展示している家具屋さんで試し座りをしてからの購入を強くおすすめします。

ただ本当にスマートオペレーションや座り心地が素晴らしいので、興味がある方はぜひ一度座ってみてください!

補足:大型ヘッドレストに交換しました!

その後、注文しておいた大型ヘッドレストが届いたので、さっそく交換しました。

このコンテッサの大型ヘッドレストについては、オカムラ コンテッサ 大型ヘッドレスト 購入レビューにて詳しく書いているので、ぜひ併せてご覧ください!

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