たわしのお手入れってどうするの?
2018/04/21
昨日、たわしで炊飯器の内がまを洗っていた時に、ご飯粒がたわしの中に入り込んでしまい、取るのに苦労しました。
その時、ふと思ったんです。
たわしのお手入れってどうするの?
はるるは鉄フライパンの掃除や炊飯器の内がまの掃除に、たわしを使っています。
もちろんこれまでも掃除中は、野菜くずなどのゴミがたわしの中に入り込む時はあったんですが、今までは気にも留めませんでした。
ただご飯粒は、たわしに入り込むと白く目立つため、昨日は気になって取ろうと四苦八苦していたわけ。
こちら、ご飯粒が入り込んだ問題のたわし。
はるるが使い込んでいるせいか、ボロボロです。
こうして写真で見ると、もう交換時期かなぁという気がします…。
しかしよくよく考えてみると、たわしにゴミが挟まったままの状態で放置するのは、雑菌が繁殖してしまい衛生上よろしくないのでは?
なんて急に思ったんです。
そこで、たわしについていろいろ調べてみることに。
たわしって何からできているの?
さっそくたわしが何からできているのかを調べてみると、最近のたわしはヤシの繊維を乾燥させて作られているそう。
あのツンツンした感じの部分は、たしかに人工的な素材という印象はありませんでしたが、植物由来の自然素材だったんですね!
漢字で書くと束子
たわしが漢字で書けるのを知りませんでしたが、漢字で書くと束子だそうです。
ヤシなどの繊維を束ねて作られていることから、当てられた漢字とのこと。
読み方を知らずにこの漢字を見たら、間違いなく”たばこ”って読んでいたと思います。
何に使うの?
はるるは主に調理後の鉄フライパンを洗ったり、炊飯器の内釜を洗ったりするのに使用しています。
他にはまな板洗い、根菜類の泥落とし、おろし金洗い、カーペットの掃除(ペットの毛をからめとる)、靴の洗浄なんかにも使用できるそう。
特におろし金は、普通のスポンジではスポンジが引っかかってしまい、ちぎれてしまいます。
ですがたわしであれば、引っかかることなく洗うことができるので、うってつけ。
さらに調べてみると、たわしを健康のために活用する方法(お風呂でマッサージをする)もあるそうで、これにはビックリしました。
たわしといえば、亀の子たわし
たわしと言えば、この形を想像する方が多いはず。
このたわし、正式には亀の子たわしといって、株式会社亀の子束子西尾商店という会社さんの製品です。
たわしの形状が亀の子どもの形に似ているために、この名前になったそうです。
尚、現在では亀の子束子という名称は、株式会社亀の子束子西尾商店の登録商標になっています。
そのため他社が勝手に亀の子たわしという名前で商品を作って、販売してはいけません。
肝心のたわしのお手入れはどうするの?
これには、以下のような方法があるそう。
水道の水圧を利用する!
これは水道の水圧を使用して、たわしの中の汚れを洗い流す、というもの。
ですがこれでは取れない汚れが多いんですよね…。
先に書いたような、たわしに入り込んだごはん粒はまさにその典型。
2つのたわしをこすり合わせる!
もう一つのたわしの掃除方法がこちら。
それは、2つのたわしを互いにこすり合わせること。
こうすることで、たわし内部に入り込んだ汚れが簡単に取れるそうです。
これは盲点でした。
まさかこんな方法があるとは。
水道で流すという方法、これははるるもやっていたんですが、たわしの奥に入り込んだご飯粒は、これでは取れなかったです。
そこで昨日は仕方がなく、爪楊枝でちまちまとたわしに挟まったご飯粒を取り除きました…。
ですが今度からは、もう1つたわしを買って、互いにこすればたわしについた汚れが簡単に取れそうですね!
また殺菌に関しては、熱湯をたわしにかける熱湯消毒がお手軽。
さらに心配な方は、酸素系漂白剤を薄めれば使用可能です。
ただし塩素系の漂白剤は、たわしの繊維への攻撃性が強いため、避けた方が無難とのこと。
しかし掃除用品の代表と思っていたたわしが、まさか健康グッズとしても使えるとは…ビックリでした。