Android iPhone この2つの違いとは② 現状
2016/04/18
前回からお送りしている、Android iPhone この2つの違いとはというテーマ、今回は2014年11月下旬現在のスマホを取り巻く現状を、説明したいと思います。
iOS搭載の製品は限られる
たとえばAndroidを搭載した製品は、samsung社のGALAXY S5、 ソニーモバイルコミュニケーションズ社のXperia Z3など、非常に多くの製品があります。
それに対してiOSを搭載しているのは、iPhoneシリーズのみ、しかもすべてアップル社製です。(タブレットを含めればiPadなども。)
したがってiOSのスマホを買おうとした場合、それはiPhoneシリーズのどれかを買うということになります。
これが前回のエントリーで、”現状ではiOSのスマホ = iPhoneと考えて差し支えがない”と書いた理由です。
ですがOSはOS同士で比較した方が、より適切なのは間違いありません。
そのためiPhone = iOSと置き換えて考えてみることにしましょう。
スマホのOS別シェア
現在のOS別のスマホのシェアについては以下の通りです。
スマホの世界でのOS別シェア
2014年第2四半期のシェアは以下の通りです。
Android:84.7%
iOS:11.7%
ご覧のとおり世界市場では、圧倒的にAndroidが優勢です。
それでは日本でのシェアはどうでしょうか。
スマホの日本でのOS別シェア
2014年7~9月までの日本のシェアは以下の通りです。
Android:64.5%
iOS:31.3%(TechCrunch Japan – ヨーロッパでWindows Phone一人負け―日本ではAndroidがiOSのシェアを大幅に奪うより引用)
日本でのシェアもAndroidは、iOSの倍以上であり、これもまた圧倒的。
圧倒的にAndroidのシェアが多い!
先に書いたように日本はもちろん、世界的にもAndroidの方が優勢です。
日本ではAndroidとiOSが半々ぐらいのシェアではないか、というのがはるるの印象でした。
ですがいざ調べてみると、数字で見る限りは完全にAndroidがリードしています。
端末本体の価格について
端末本体の価格については機種とキャリア(docomo、au、SoftBank等)、購入時期によって変わるため、一概には言えません。
ですが新品の定価ベースでは、概ね以下のとおりです。
Android
Android搭載端末の価格については機種が多く、ピンきりですが、AQUOS PHONE st SH-07Dなどの50,000円前後から、GALAXY Note Edge SC-01Gなどの93,000円前後の価格帯が一般的。
iOS
iOS搭載のスマホは実質的にはiPhoneだけ。
価格帯でいうと一番安い、iPhone5Cの55,000円弱から、iPhone 6 Plusの100,000円弱の価格となります。
Androidの方が安い
以上のように、新品の端末本体の価格はAndroidの方が少し安い価格設定です。
ただスマホの端末価格は、各キャリアが分割で通話料から割引を行うサービスを展開しており、実質の端末代金は上記価格設定よりも大幅に安いはず。
そのため価格についてはキャリアと購入時期、機種によって大幅に異なるが、少しAndroidの方が安い傾向がある、くらいの理解でOK!
実際にスマホを購入する際には、価格も重要な判断材料になるでしょうから、事前によく調べておくと良いでしょう。
インストール可能なアプリ
AndroidもiOSも便利なアプリ(アプリケーションソフトウェア)を別途、インストールすることにより、機能を拡張することが可能です。
AndroidはGoogle Playからダウンロード
Androidの場合は、Google Playというサイトからダウンロードを行います。
アプリの収録数は、2014年6月時点で150万以上と言われています。
iOSはApp Storeからダウンロード
iOSの場合は、App Storeというサイトからダウンロードを行います。
アプリの収録数は、2014年6月時点で120万以上と言われています。
使用可能なアプリに大差はない
Android、iOS共に使用可能なアプリ数は100万を超えており、普通の使用の範囲内で、こういったソフトが欲しいのにない!
ということは、まず起こらないでしょう。
またAndroid、iOSのどちらでも使用可能なアプリでは、Android用、iOS用としてそれぞれのサイトに公開されていることも多く、この点での差別化はほとんどありません。
Androidは公式のアプリ配布サイト以外からもダウンロードが可能
iOSは、公式のアプリ配布サイトである、App Store以外からのアプリのダウンロードはできません。
これに対してAndroidは、Google Play以外からもアプリのインストールが可能です。
つまり、より多くのアプリをインストールすることが可能です。
でも、なぜ公式のGoogle Play以外でアプリを公開する人がいるの?
という疑問がわいてくると思います。
これはアプリの開発者が、自身のアプリがGoogle Playに管理されるのを敬遠する場合や、自作のアプリを限られた人にだけ配布する、といったケースが考えらえます。
こういったアプリは野良アプリと呼ばれ、野良アプリをインストールする自由がAndroidにはある、と言えます。
この点は両者の大きな違いの一つでしょう。
アクセサリーの販売量
これは圧倒的にiOS(iPhone向け)が多いです。
アクセサリーといえば、スマートフォンカバーや液晶保護シールなどがありますが、この種類の豊富さではiPhoneが圧倒的です。
機種が多いAndroidに比べ、数機種しかないiOS(iPhone)シリーズでは、特に機種専用アクセサリが豊富。
機種専用アクセサリーについては、単一機種のシェアが多いiOS(のiPhoneシリーズ)に注力した方が収益が見込める、というアクセサリーメーカー側の思惑が働いているのでしょう。
状況は日々、変わっている
5年前の日本はまだ、ガラケーが全盛でした。
それが今では、非常に多くの人がスマホを使用している現状があります。
この事実から分かるようにスマホを取り巻く環境はどんどんと変わっていき、技術も進歩しています。
今日の常識は、明日には通用しなくなっているのかもしれません。
今回はAndroidとiPhoneの違いについての現状をまとめましたが、将来にはまた違った状況となっているかもしれません。
そのためこれらの内容は、2014年11月下旬現在での現状とご理解ください。
次回は、はるるなりのAndroidとiPhoneの違い、どっちがおすすめなのか、この点について書きたいと思います。