食洗機導入のすすめ② 食洗機導入による8つのメリット 楽しい節約生活
2018/12/03
食洗機は得じゃない!
食洗機の導入検討をする上で一二を争う重要ポイントになるであろう、『食洗機を導入すると、お得になるの?』という点。
これついては先日のエントリーで、以下のように書きました。
食洗機は金額だけで見れば、お得ではない可能性が高いです。
もちろん使い方次第では、金額面でもお得にできるかもしれませんが、一般的な使い方をした場合は、おそらくは手洗いの方がお得でしょう。
それでもはるるは、食洗機をまだ使っていない方で興味がある方には、ぜひ使ってみて欲しい!
こう考えています。
それでも食洗機をおすすめするわけ
それは金額面での手洗いに比べたデメリットを、はるかに上回るメリットが食洗機にはある。
はるるはこう考えているからです。
そこではるるが3年間、実際に食洗機を使ってきた中で感じたメリットとデメリットを、それぞれまとめてお伝えしたいと思います。
食洗機導入のメリット
食洗機を導入するメリットには、以下のようなものが挙げられます。
手洗いによる手間が大幅に軽減される!
食洗機導入による一番のメリットは、これでしょう。
食後に面倒な食器洗いをせず、食器と洗剤を入れて、開始スイッチを押せば終わりです。
後は食洗機が自動で洗浄を行ってくれますので、とっても楽ちん。
ひどい汚れは多少の予洗いが必要ですが、それでも全部を手洗いするのに比べれば、微々たる手間です。
節水である!
食洗機での洗浄は、手洗いに比べ、水の使用量が大幅に少ないと言われています。
具体的にどれくらい節水なのかというと、以下のとおり。
手洗いの場合、水道:47.45立方メートル
食洗機の場合、水道:10.80立方メートル(暮らしの省エネ提案サイト – 食器洗い乾燥機より引用)
ご覧のとおり、食洗機は手洗いに比べて、1/4以下の水量で洗浄が可能です。
このことから圧倒的に食洗機の方が節水である、ということが分かります。
除菌効果がある!
食洗機は手洗いに比べ、高温の水を使用して洗浄を行います。
手洗いでは、冬にお湯を使用した場合で、50~55℃ぐらいのお湯で数秒流す程度。
夏はお湯を使う人は少ないでしょうから、真水の25~35℃前後の水で、冬と同じく数秒流す程度でしょう。
これに対し食洗機では、洗浄コースによっても異なりますが、概ね60℃前後のお湯で20分~1時間15分前後の間、洗浄とすすぎを行います。
さらに80℃という非常に高い水温で、すすぎを行うことが可能なモデルもあります。
この高温かつ長時間の洗浄と洗剤の効果により、強い除菌効果があると言われています。
これはもちろん手洗いでは真似できません。
火傷をしてしまいますからね。
手洗いよりキレイな仕上がり!
はるるも最初は手洗いに比べて、仕上がりがいまいちなのでは?
なんて食洗機の性能を疑っていたのですが、それは杞憂に終わりました。
正しく使えば油汚れもしっかりと取れ、汚れ落ちが悪い、ということはまずないでしょう。
よくネット上で食洗機は手洗いに比べると、仕上がりがいまいち、こう書かれているのを目にします。
ですがそう感じる方は、実は食洗機の正しい使い方(ひどい汚れは、事前に予洗いをするなど)を知らず、誤った使い方をしていて、本来の食洗機の性能を出し切れていないケースが多いそう。
この話を聞くと、たしかにきっとそのとおりだ!
と素直に感じてしまうほどに、食洗機による洗浄は素晴らしいと、はるるは感じています。
特に透明なコップの仕上がりには、本当にビックリします。
はるるが手洗いしたコップよりも、明らかにキレイで、ピッカピカです。
手荒れしにくくなる!
食洗機を使用した場合は、水やお湯、洗剤に触れる時間が大幅に短くなります。
これははるるのような手荒れのひどい人にとっては、大変ありがたいこと。
手荒れがひどい人の必須アイテム、液体絆創膏とも、これでさよなら。
ただ手肌の健康を考えると、たとえ食洗機を使っていたとしても、保湿クリームで保湿をしておくことは大切でしょう。
ちなみにはるるおすすめの保湿クリームは、断然このニベアクリーム。(もし興味がある方は、冬の乾燥にはこれ!ニベアクリーム青缶で肌しっとり!をご覧ください。)
シンクがごちゃごちゃしない
料理の途中で不要になった食器は手洗いの場合後でまとめて洗うので、シンクの端っこに置いておきますよね。
これは調理の邪魔だし、見た目も汚くて本当に困りもの。
ですが食洗機を使う場合は、不要になった食器をどんどん食洗機の庫内に置いていけるので、シンクはいつもすっきりキレイに片付いています。
そのため料理途中のシンクの片づけの回数が減り作業効率が上がるので、より料理が楽しくなります!
洗いにくいものもへっちゃら!
金属製のざるなどはスポンジがざるの網目に引っかかってしまい、手洗いだととても洗いづらいです。
ですが食洗機の場合はこすり洗いをしないので、そういった心配も必要ありません。
そしてざるの網目にはさまっていた食べ物のクズも、キレイさっぱり取れるんです!
洗い上がった食器を拭かなくていい!
乾燥機能付きの食洗機であれば自動で乾燥まで行ってくれるため、手洗いのように食器を布巾で拭く必要もありません!
手洗いでせっかくキレイに食器を洗っても、もし布巾が汚れていたら台無しに。
そんな心配も食洗機では一切必要ありません!
布巾の衛生状態が悪いなんて気にしなくてOK!
食器を拭く手間がかからず、さらに清潔なんて、食洗機は本当に素晴らしい!
食洗機導入のデメリット
先に書いたように、食洗機導入によるメリットは多岐にわたり多数ありますが、当然良いことばかりではありません。
そこで次は、はるるが感じたデメリットを書きたいと思います。
導入費用が高額
先日のエントリーで書いたように、食洗機の最初の導入には、通常の家族用のモデルを購入した場合で、7万円前後の出費が発生します。
これは決して安くはないので、導入の際にはよく検討する必要があります。
ただもちろんはるるは、導入した価値は多分にあった、そう感じてこのエントリーを書いています。
設置場所を選ぶ
キッチン埋め込み式のビルトインタイプであれば、問題はありません。
ですが元々キッチンに設置されていない場合、当然食洗機を後で設置する必要があります。
この時に、物理的な食洗機の設置場所を確保する必要があります。
またこの設置場所ですが、一定の制約を受けるのが問題です。
この制約とは、(高温の排気があるため、)食洗機の周りが壁で囲われていない、水またはお湯を食洗機にホースで取水可能である、食洗機からの排水をシンクに排水可能である。
大きくはこの3点です。
ただ排水ポンプはあまり強力ではないので、シンクよりも高い場所に食洗機を設置して、重力も利用して排水させる方が良いでしょう。
実際の導入に際しては金額と、この設置場所の確保が問題となることが多いと思います。
そのため購入の際は、事前に設置が可能か、お店の方と相談することをおすすめします。
ちなみにはるるの自宅のキッチンには、適当な設置場所がなかったため、シンク横に専用の台を自作しました。
またこういった食洗機専用の台も販売されているので、こういったものを利用して、設置スペースを作ることも可能です。
ひどい汚れには予洗いが必要
食洗機は高圧高温のお湯を食器にぶつけることで洗浄を行います。
その動作特性上、焦げ付きなどの強固な汚れや、卵汚れなどの高温で固まる性質のある汚れは苦手としています。
こういった汚れのついた食器を洗う場合は、食洗機に入れる前に、大まかな汚れを下洗いして取ってあげる必要があり、これを予洗いといいます。
この予洗いは慣れてしまえばなんてことはない作業。
ですが食洗機を購入したばかりの方は、これをせずに洗浄力がいまいちだ!
と感じてしまいがち。
予洗いをするぐらいなら全部手洗いしちゃおう!
こう感じてしまう方には、食洗機はあまりむかないのかもしれません。
それでも他の食器は手間いらずで洗えるので、導入のメリットはあると思うのですが…。
食器のサイズ、形状に制約を受ける
食洗機は物理的に庫内に入る食器のサイズの限界があります。
また異なる形状の食器を入れようとすると、収容量が減ります。
そのため必然的に同じようなサイズ、形状の食器を使おうとしてしまいがち。
さらに食器を購入する際も、はるるの経験上、このお皿、おしゃれでいいなぁ。
でも食洗機に入れづらいかな、やっぱりやめよう。
こうなってしまうことは、多々あります。
自分の好きなデザイン、サイズの食器を心理的に使いづらくなる、という意味では、これもデメリットではないかと。
ひどい油汚れは、予洗いを徹底しないと悲惨
食洗機はその構造や節水の都合上、庫内の水を循環させて何度も使用します。
そのためひどい油汚れの食器を予洗いせずに、そのまま庫内に入れて洗浄すると、洗いあがった食器がすべて、何となくヌメヌメする…。
なんてことが起こります。
これも予洗いをしっかりと行えば、まったく問題にはならないのですが、手間といえば手間かもしれませんね。
以上が、はるるが実際に食洗機を3年間使用してきて感じた、食洗機導入に伴うデメリットです。
食洗機はキッチンの良き相棒!
食洗機には初期投資が必要、設置場所を選ぶ、という大きなデメリットがありますが、導入によるメリットはそれを上回ると思います。
そのため、まだ使ったことがないという方は、この機会にぜひ導入を検討してみてはどうでしょうか。
特にはるると同じように、手荒れがひどくて悩んでいる方には本当におすすめですよ~!
食洗機導入のすすめ③に続く。