タブレット車載で音楽を聴きたい!ダイハツ ミラバン L275V
2018/04/21
本エントリーの目次
先日のエントリーで、ダイハツ ミラバン(L275V)の魅力を余すことなくお伝えしました。
今回はその続きということで、ミラバンで音楽を聞く方法をご紹介したいと思います!
ミラバンにはスピーカーがない!!?
はい、そうです。
これについては先日、以下のように書きました。
ミラバンにはスピーカーなんて豪華装備?はついていません。
オプションでラジオを付けることはできますが、これはスピーカー内臓のものなので、音質はあまり良くありません。ただスピーカーの配線自体は、ドア内部下側(サービスホール近辺)にまで来ているので、スピーカーを後付けするのは簡単です
そのため納車直後のミラバンでは、音楽を聞けません。
やっぱり、音楽を聞きたい!
ミラバンの前に乗っていた車では、当たり前のように車の運転中に音楽を聞いていた、はるる。
そのため納車されてからしばらくすると、やっぱり音楽が聞けないというのは物足りなく感じてしまいました。
特に車の中で一人カラオケをすることができなくなったのが、とっても不満(笑)
お金はかけたくない…、でもどうせなら、カーナビも欲しい!
お店に頼むと高いしなぁ。
よし、それなら自分で何とかしよう!
こう思い立ち、ミラバンで音楽を聞けるように、自分で対応することに。
予算は4.5万円!
車載用のカーナビとオーディオ、スピーカーのセットは取り付け工賃を含めると、通常は最低でも12~15万円ほどはかかります。
ですが当時は離婚後な上に、ミラバンの購入直後でもあったため、資金に余裕がありませんでした。
そのため全部込みの費用を4.5万円におさえたいと思い、実現方法を検討しました。
そして結果的には、44,316円でカーナビとオーディオ、スピーカーを用意することができました!
必要な機材の発注はすべてAmazonさんで行ったので、機材の用意は手間がかからず、とっても楽でした。
※尚、上記合計金額は、はるるが購入した当時の価格のため、現在の価格と異なる場合がありますこと、あらかじめご了承ください。
ポイントはタブレット!
費用を安くするためのキーとなるのは、タブレットの導入です。
市販のカーナビは安いものでも5~10万ほどの価格ですが、Androidタブレットであれば、安いものであれば、1.5万円程度から手に入ります。
さらにタブレットであれば、カーナビ機能も音楽再生機能も搭載されているので、カーナビの代用には最適!
そこではるるが使用したのは、Nexus7(2012)です。
最新型はNexus7(2013)ですが、車に車載してカーナビの代用とするレベルの使用範囲であれば、旧型のNexus7(2012)でも性能に不足はありません。
そして新型に比べて安いことが旧型を選択した理由です。
ASUS Nexus7 ( 2013 ) TABLET / ブラック ( Android / 7inch / APQ8064 / 2G / 16G / BT4 ) ME571-16G
カーナビの代わりに、Nexus7(2012)などのAndroidタブレットを使うメリットは安いだけではなく、他にもたくさん。
車の中でインターネットが見れる!
スマホやポケットWi-Fiによるテザリング、タブレット本体にSIMカードを使用するなど、外部と通信できる方法を用意すれば、車の中でインターネットが見れるんです!
車の中でYouTubeが見れる!
インターネットが見れれば、当然、車の中でYouTubeで音楽を聞いたり、映像を見ることが可能です!
ただし、運転中は危ないので、見てはいけませんよ!
というか、車載しているタブレットでできることなら何でもできる!
タブレットを車載しているわけですから、タブレットでできることなら、車の中で何でもできるようになります。
はるるの場合は駐車場で停車中に、車の中でメールやスケジュールをタブレットの大画面で確認できるのが、特に重宝している点。
タブレットではなく、スマホでも可能!
車載するのはタブレットではなく、スマホでも問題はありません。
そのため機種変更で使わなくなった古いスマホを車載する、というのももちろんあり。
それでもはるるがスマホではなく、タブレットを車載したのは、カーナビとしてはスマホの画面では小さすぎる、という判断からです。
別に画面が小さくてもOK!
ということであれば、使わなくなったスマホか、現在使っているスマホを使用することで、さらに費用を安くすることが可能です!
オーディオデッキやスピーカーなどの必要機材
さて、次にどういったものを用意すれば良いのか、ご紹介していきます!
はじめに
はるるは費用を安くするために、すべての作業を自分で行っています。
ですが自分で作業する自信がない方は、お近くのカーショップで作業してもらうことをおすすめします。
ただカーショップによっては、持ち込み部品の取り付けを行ってくれなかったり、割高になる場合があります。
その場合は、作業をするカーショップで、部品の購入などもお願いする必要があるかもしれません。
そのため事前にこの点について確認をしたおいた方が良いでしょう。
オーディオデッキ
せっかく、タブレットを車載するわけですから、線をつないで接続というのは、いまいち。
そこではるるは、以下の商品を購入しました。
この商品を使用すれば、タブレットとBluetoothによる無線接続が可能なので、配線でインパネの回りがごちゃごちゃせずに済みます。
う~ん、もっと安いのが良い!
ということであれば、AUXジャックへの有線接続となりますが、下記製品がおすすめ。
パイオニア カロッツェリア USB/チューナーメインユニット MVH-390
スピーカー
これは好みがあるのでお好きなもので構いません
ちなみにはるるは以下の製品を使用しました。
特に女性のボーカル曲などは、ツイーターとウーファーが別の方が臨場感が出ます。
そこでツイーターとウーファーが別のモデルで安く、比較的評判が良いもの、ということでこれを選択しました。
配線キット
これはなくても良いのですが、使った方が作業時に楽ができるため、購入。
これを使わない場合は、一個一個配線にギボシなどで結線していかないといけないため、かなりの手間が発生します。
ミラバンの場合は、リアスピーカーを設置可能な場所が標準ではないため、リアスピーカー用の配線は使用しません。
タブレット固定キット
はるるはオーディオデッキを元からついていたラジオを外した1DINに設置したため、ミラバンに標準装備の小物入れ用の1DINが余っていました。
そこでタブレットの固定には以下のキットを使用し、小物入れ用の1DIN部にタブレットを設置することとしました。
また、ヘッド部にはNexus7(2012)が固定可能な以下の部品を使用しました。
尚、ヘッド部は実際に車載する機種に応じて、選択可能です。
シガーソケットによる充電
タブレットやスマホはカーナビとして使っていると画面が付きっぱなしとなるため、かなりの勢いでバッテリーを消費します。
そのため下記のような製品で急速充電をしていかないと、充電が間に合わない場合があります。
実際に設置すると
はるるのミラバンで、実際にタブレットを搭載している状態の写真がこちら。
ご覧のとおり、Nexus7(2012)の画面サイズは運転者の視界を妨げず、カーナビとしてもベストなサイズではないかと。
次に左下方から見ると、このような形です。
そして取り付け部はこのような感じ。
オーディオデッキの画面は見えなくなりますが、一度設定してしまえば見ることはないので、不便はありません。
はるるはこういった作業には慣れているので、スピーカー、オーディオデッキなどのすべての設置が1時間ほどで完了しました。
時間がかかったのは、スピーカーがツイーターとウーファーが別のタイプで、位置決めと内装の穴あけ加工に手間取ったため。
ですがスピーカーが一体型のモデルであれば、きっと30分ほどで終わるはず。
取り付け作業が初めて、という方でも半日もあれば、終わるんじゃないでしょうか。
尚、作業の仕方はネットで検索すれば、画像付きで丁寧に解説されているサイトが他に多数見つかるので、ここではふれません。
音楽の再生について
音楽の再生はタブレットやスマホで何らかの音楽再生ソフトを使って、音声を流すだけでOKです!
またはYouTubeの再生リストを使ってもOK!
YouTubeの場合は、映像付きとなるため、運転中は見入ってしまうので、避けた方が良いかもしれませんね。
肝心の使ってみた感想
素晴らしいです!
以前に乗っていた車よりも、断然いいです!
ネットも見れるし、メールも見れるなんて、本当に便利です!
旅先で近くの飲食店を探す時なんて、タブレットの大画面が大いに役に立ちます!
心配していたカーナビの精度も、申し分ないです。
ですが本物のカーナビは車速をひろって、位置を補正していますが、タブレットではそれができないため、多少の遅れやズレが出る時があります。
ただナビゲーションに影響が出るほどのズレはめったに起こらないため、問題にはなりません。
これからはタブレット車載の時代!
そう感じました。
タブレットを車載したのは、カーナビを買うほどの金銭的な余裕が、はるるにないことがきっかけ。
ですがそのあまりの使い勝手の良さには、驚きを隠せませんでした。
今後、車を買い替えることがあった場合にも間違いなく、カーナビではなく、タブレットを車載すると思います。
それほどまでに素晴らしいです!
タブレットの車載は本当におすすめ度大!
気になる方は、ぜひ試してみてください!