消臭元や消臭力といった消臭芳香剤はどこに置くのがベスト?
2018/04/21
本エントリーの目次
離婚してしばらく経ったころのこと。
仕事から帰宅し、玄関のドアを開けた時に、はるるはこう思うことが増えました。
なんか臭い…家の臭いが変わった気がする!
離婚以前はなんとなく甘い匂いがしていた気がするんですが、離婚後はどうも男臭い…。
汗臭いというのとは違いますが、男の独特の臭いっていうんでしょうか…。
とにかく、あまりいい臭いではありません。
これじゃ来客の方に失礼になる!
離婚後はさほど来客があったわけではありませんが、それでもこの臭いはどうにかしないと、マズイ…。
そう思って市販の消臭剤(消臭元や消臭力など)を購入し、各部屋に設置して様子を見たところ、臭いはだいぶマシになりました。
この時は取りあえず、部屋の隅っこの台の上に置いていたのですが、ある日ふと思ったんです。
消臭元や消臭力といった消臭・芳香剤はどこに置くのが最も効果を発揮するのか?
はるるが消臭元や消臭力といった消臭・芳香剤を部屋の隅っこの台の上に置いておいたのには、深い理由はありません。
強いて言うなら、部屋の真ん中に消臭剤を置いておくのは、見た目的によろしくない、そう思ったから、でしょうか。
ただ、はるると同じように、なんとなく見た目が悪いので部屋の端の方に置いている、という方は意外に多いのではないでしょうか。
しかし消臭剤も安いものではないので、どうせ使うなら効果を最大限に引き出してあげないと損だ!
そう思って、芳香剤や消臭剤のベストな置き場所を調べてみました。
芳香剤は風通しがよく、高い場所に置く!
というわけで、早速調べてみたところ、そのものズバリな答えが、消臭元を販売している小林製薬株式会社さんのwebサイト(現在は当該ページは削除)に記載されていました。
このサイトによると、以下のとおり。
部屋の空気が通る場所に置くと、効率的に香りが広がります。ドアを開けたときに空気が入り込むその先に芳香剤を置いたり、普段開放することが多い窓の近くに芳香剤を置くのがお勧めです。
また、香りは空気よりも重い性質があるので、できるだけ部屋の高い所に置くことでよく香りを感じることができます。
なるほど!
香りを拡散させるために、風通しが良いところに置く。
香り成分は空気よりも重いので、高いところに置く。
この2点を満たすところが芳香剤のベストポジション、ということのようです!
となると、たとえば玄関脇の飾り棚の上や部屋の入口近くの戸棚の上などが最適ですね!
また普段開放することが多い窓の近くもお勧め、と書いてあります。
ですがはるるはこの場所への設置は、ベストポジションかの判断が難しいと思います。
排気の窓の近くは最悪の設置場所
芳香剤を設置した位置の近くの窓が空気の出口(排気口)となる場合、その近くに芳香剤を置くと、せっかくの香り成分がすぐに屋外に出てしまい、ムダになってしまいます。
では吸気口の窓の近くに置けば、OKでしょ?
たしかにそのとおり。
ですがここには落とし穴があります。
窓が吸気口となるか、排気口となるかは一定しない
窓はその日の風向きや他の部屋の換気扇が動いているか、他の窓の開け具合はどうか。
こういった理由に左右され、吸気口となるか、排気口となるかは一定しないのです。
そのため、どの窓の近くに芳香剤を置くのがベストポジションかどうか、この判断は非常に難しいのではないか、というように感じます。
消臭剤は低い場所、それも臭いの発生源の近くに置く!
これについても、先のwebサイトに以下のとおりに記載されていました。
ニオイもまた空気よりも重い成分が多く、部屋の上よりも下にたまりやすい傾向があります。
消臭剤はできるだけ低い所に置くことで、より効率的に消臭することができます。
低い場所に置く、つまり消臭成分が臭い成分に作用しやすいように、臭いの元の近くに置くのが良い、ということですね!
空気が滞留する場所に置く!
特に玄関など、空気が滞留する(長時間その場所にとどまる)場所は臭い成分もとどまりやすいそう。
そのため、そういった悪臭がとどまりやすい空間に消臭剤を置くと、効果が大きいようです。
空気の流れを意識する!
芳香剤も消臭剤も空気の流れを意識して、置く場所を決めることが重要です。
良い匂いも悪い臭いも空気の流れによって拡散します。
そのため、芳香剤は部屋の吸気口に近いところに置くことで、良い匂いを部屋中に拡散させる効果が期待できます。
また消臭剤は空気の流れに従い、吸気口→消臭剤→悪い臭いの発生源→排気口となるような位置に置くことで、高い消臭効果が期待できる、というわけ。
吸気口から吸い込んだ空気で、消臭剤の消臭成分をイヤな臭いの発生源に作用させ、臭いを消臭した後、排気口から屋外に排出する。
こんなイメージですね!
せっかく消臭剤を置いても、臭い成分のある場所に消臭剤の消臭成分が届かないと、消臭剤の効果は発揮されません。
だからどこに消臭剤を置くかは、とっても重要なんです!
消臭剤や芳香剤は専用のものを使う!
消臭剤や芳香剤は、使う場所や用途に応じて、以下のように専用のものが販売されています。
部屋用の例
下駄箱用の例
玄関用の例
寝室用の例
トイレ用の例
ペット用の例
上記はそれぞれの場所や用途に応じて、最も効果が出るように作られています。
もちろんまったく効果が無い、使えない、というわけではありません。
ですが効果を有効に使うためには、使用する場所や用途に応じた専用品を使用した方が良いでしょう。
ちなみにはるるは今回調べてみるまで、寝室用の消臭剤があることは知りませんでした。
はるるの家の近くのドラッグストアには置いていなかったため、ネット通販で注文して使ってみようと思います。
匂いと臭いについて
最後になりましたが、本記事では匂いと臭いを区別して記述しています。
この匂いと臭いの使い分けですが、一般的には心地良いにおいを匂い、そうでないものを臭いと書きます。
ただ、例外的にくさいにおいを臭い匂いと表現することもあるようです。
はるるもパソコンやスマホで文字を打っていると、はて、どっちだったっけ?と変換の際に迷いがち。
くさい(悪いにおい)は臭いと変換できますが、匂の字ではくさいと変換できません。
だからくさい(悪いにおい)は臭い、そうでない良いにおいが匂いと覚えると覚えやすいんじゃないかと。