トイレをキレイに保ちたいなら、トイレマットは使わない!
2018/04/21
本エントリーの目次
これまでに、液体ブルーレットおくだけ編、超強力トイレクリーナー編、トイレクイックル編と過去3回にわたってお送りした、手抜き掃除でもキレイ!トイレ掃除シリーズ。
今回はその補足ということで、トイレをキレイに保ちたいなら、トイレマットは使わない!と題してお送りします!
トイレマットを使っていますか?
え?トイレマットって何?という方のために。
トイレマットとは、以下のようなトイレの便器の下の床に敷くマットのこと。
あぁ、これか!
もちろん使ってるよ!
という方も多いと思います。
そして今回のお話はというと。
このトイレマット、タイトルのとおりで、トイレをキレイに保ちたいなら、使わない方が良いですよ!というお話。
なぜ、トイレマットを使うのか?
これには以下のような理由が考えられます。
床が汚れるのを防ぐ!
トイレの床には、用を足した際や温水洗浄便座を強い水流で使った際に、尿や便汚れが飛び散ることがあります。
この時トイレマットを敷いておけば、マットが汚れを受け止めてくれるので、床が汚れずに済みます。
トイレにオシャレ感を演出!
トイレマットの製品の中には、このような便座カバー、トイレマット、スリッパが3点セットになっているタイプもあります。
こういった統一感のあるセットタイプの製品を使用すると、殺風景だったトイレにオシャレ感が演出されて、良い感じですよね!
冬に裸足だと冷たいから!
冬に裸足でトイレに入ると、トイレマットを敷いていない場合、足の裏がかなり冷たいです。
特にはるるの家のように、トイレに24時間換気の排気口が設置されていると、常に換気扇が動きっぱなしとなり、トイレ自体がかなり寒く。
そのため冬のトイレの床は、キンキンに冷えています。
また冬の起床後すぐに大をしに行くと、床が冷えきっており、その床の冷たさは強いストレスを感じるほど。
こんな時トイレマットが敷いてあれば、足裏の冷たさは大分和らぐはず。
トイレをキレイに保ちたいなら、トイレマットは使わない方が良い!
さて、いよいよ本題です。
一見良いこと尽くめに感じる、トイレマット。
ですがはるるは、トイレをキレイに保ちたいなら、トイレマットは使わない方が良い!
このように考えています。
それはなぜか、一番の理由はこれです。
汚れているかどうかが分からない!
トイレの床にトイレマットを敷いていると、本来は床に付くはずだった尿や便汚れを、トイレマットがガードしてくれます。
しかしこのガードした汚れって、目に見えますか?
もちろん白いトイレマットに、結構な量の尿汚れが飛べば、あるいはこぼせば、色が変わるのですぐに分かるかもしれません。
でも逆説的に考えれば、それ以外の時は分からない、ということですよね。
これ、ちょっと冷静になって考えてみてください。
他人のおしっこを踏んでしまっているかも!?
そうなんです!
だってかなりの量の汚れが付いていないと、そこが汚れているか、分からないわけですよね。
それってつまり自分が今、足をついているまさにその場所に、家族の誰かの、またはあなた自身の、飛び散った尿や便汚れが付いているかもしれないんです!
多量の汚れであっても、トイレマットが吸収してしまえば、分からない!
濃紺色など、色の濃いトイレマットを使っていた場合、たとえマットに多量の汚れが付着していたとしても、トイレマットが吸収してしまえば、分からないことも多いはず。
こうなるともはや、マットのどこを踏めば汚れを踏まずに済むのか、という考えすら浮かんできそう。
汚さないように、という意識が芽生えにくい!
トイレマットは良くも悪くも、多少の汚れはごまかして、目立たないようにしてくれます。
そのせいでトイレを汚す常習犯に対して、トイレを汚さないようにキレイに使う、汚れたらすぐに掃除する、という意識を働かせづらくなります。
ちなみにこの常習犯、往々にして、立ってトイレを使用することが多い、男性陣が疑われます…。
そしてほぼ間違いなくトイレを汚しているのは、男性でしょう。
女性は基本的には座って用を足す方がほとんどだと思うので、便座の裏にウォシュレットの水がはねてしまうくらいしか、トイレを汚してしまう原因が思いつきませんから。
これに対して男性は、小用を足す際に狙いを誤った、前進が足りなかったなど汚す要素がたくさん。
そのため最近はトイレを汚さないように男性でも座って小用を足す、という方も多いと聞きます。
ちなみにまったくの余談ですが、はるるは断然立ってする派。
座った状態でのおしっこって、どうも慣れなくてやりづらいんですよね。
カビが生える
トイレマットに限らず、バスマット、キッチンマットなど、マットと名のつくものは、敷きっぱなしにしていると、マットと床の間に湿気がこもりがち。
そのため黒カビがマットと床の間に大量発生、なんて話もよく聞きます。
トイレの床の汚れは、そのほとんどが水分なので、これも納得。
トイレマットを使わなければ、こんなに良いことが!
トイレマットを使わなくなると、具体的にどんな良いことがあるのかというと、以下のとおりです。
床が汚れているかどうかが、分かりやすい!
トイレマットを敷いていない場合、トイレマットが汚れを吸収・隠ぺいすることはなく、汚れが目立ちます。
そのため踏む前に汚れに気付く可能性が上がります。
また汚れに気付けば、その場で掃除をする方がほとんどのはずなので、トイレを清潔に保ちやすいのです!
意識の変革を促す
これ、とっても重要だと思います。
先にも少しふれたトイレを汚す常習犯。
目立った汚れは彼らに対して、トイレを汚さないようにキレイに使う、汚れたらすぐに掃除する、という意識を働かせる効果が期待できます。
トイレマットを敷いていなければ、トイレの床を汚した場合、汚れが目立ちます。
そのため自分が汚してしまったのだ、と気付く可能性が上がるわけ。
気付きさえすれば、今度からは気を付けよう!だとか、汚してしまったから掃除しよう!といった気持ちがわくのは、自然なこと。
つまりトイレを汚す常習犯の意識の変革を促してくれるのです!
だからこれはとっても重要なんです!
汚す人が汚さないように気をつければ、トイレの汚れが大幅に減るのは間違いありませんからね。
カビが生えない
トイレマットを敷いていないわけですから、当然トイレマットの下に黒カビは生えず、とっても衛生的。
洗濯しているから大丈夫?
たしかにトイレマットを頻繁に洗濯していれば、汚れは蓄積しませんから、衛生的だと思います。
ですが他の衣類と一緒に洗濯機で洗うのは、汚れが他の衣類に移ってしまいそうで、衛生的にも気分的にもよろしくない気がします。
またトイレマットは固い材質の製品もあり、一緒に洗うと他の衣類が痛みそう。
そう考えると、個別に洗濯機で洗うか、手洗いとなります。
このようにトイレマットを洗うのは面倒、という印象を持っている方もいらっしゃるはず。
こういった面が影響しているのかどうかは分かりませんが、マイナビウーマンさんによると、女性の一人暮らしの場合のトイレマットの洗濯の頻度は、以下のとおり。
第1位 「月に1回以上」18.5%
第2位 「週に1回以上」16.4%
第3位 「月に2回以上」12.3%
第4位 「半年に1回以上」8.9%
第5位 「半年に3回以上」5.1%
これを見るかぎり、頻繁に(週に1回以上)トイレマットの洗濯をしている方は2割以下と、かなり少ない模様。(ただこれは、調査対象が女性の一人暮らしのため、そもそも汚れづらいから、洗濯の頻度が低いのかも…。)
それに対してトイレマットを敷かない場合、汚れは見つかった時に、すぐにその場で拭き掃除されることが多いはず。
少なくとも長期間汚れたまま放置される、というのは考えづらいです。
これらを考慮すると、トイレマットを使わない方が、トイレの床がキレイに保たれるのでは?
という気がしてきませんか?
ちなみに半年に1回以上を選んだ方については、具体的にはどれくらいのスパンで洗濯をしているんでしょうか…。
ちょっと気になりますね。
1か月に1回くらいは洗った方が良い気がしますが、そう思うのは、はるるだけでしょうか…。
トイレマットがガードできるエリアは限定的!
先日、はるるの家でこんなことがありました。
便器の前で小用を足そうとしている、はるるの息子。
どうやら、なかなか出ない様子で、モジモジしています。
しばらくすると、チョロっと音がし、お、出たのか、と安心したのもつかの間、衝撃の事態が。
おとーしゃん、出た!
というありがたいお言葉と共に、半身、振り向くはるる息子。
当然、トイレの床はビチョビチョに…。
これは極端な例ですが、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭だと、トイレマットの範囲外が汚れてしまうことは少なくないはず。
ですがトイレマットによって、床の汚れを防げるのは、当然トイレマットが敷いてある範囲だけです。
もしトイレマットの外が汚れていれば、結局は床の掃除が必要です。
場合によっては、トイレマットをどかす必要も出てくるでしょう。
そうであれば、最初からトイレマットを敷かなくていいのでは?という気がしてきませんか。
汚した直後の拭き掃除と共に実施すれば、より効果的に手抜き掃除でもキレイ!を実現
今回ご紹介した、トイレマットを使わないという方策。
実はこれ、前回のエントリーでご紹介したトイレクイックルなどのトイレ掃除用ペーパーを使用した、汚れを放置せず、汚した直後に掃除する、という掃除方法との相性が、最高に良いのです!
- トイレマットを敷かないから、床の汚れに気付きやすい。
- 気付きやすいから、床が汚れたとしても、すぐに掃除される。
- すぐに掃除されるから、汚れが蓄積しない。
- 汚れが蓄積しないから、定期的なしっかりとした掃除が必要なくなる。
- その結果、手抜き掃除でもキレイ!を実現!
という寸法。
ふむふむ、なるほど、たしかにそうだ、これは良さそうかも。
そう思われた方は、ぜひ一度試してみてください。
今までよりもお手軽に、トイレまわりがキレイになるかもしれませんよ~!