乗り物の見直し 離婚後にやるべきこと、やった方がよいこと
2016/10/02
離婚後にやるべきこと、やった方がよいこと、5回目となる今回は、車、バイク等の乗り物の見直しについて。
結婚生活中に車、あるいはバイクを所有していた方も多いでしょう。
人によっては両方持ってる、という方もいらっしゃると思います。
でも、ちょっと考えてみてください。
その車やバイク、本当に必要ですか?
離婚後は経済的に厳しくなった、そういう方も多いでしょう。
はるるもその一人です。
家計の支出に占める乗り物関連の支出は、意外と多いもの。
そこでこの、乗り物関連の支出を減らすことができないのか、考えてみましょう。
離婚後は実家に戻るという方を除き、離婚後は同居人が減るという方が多いでしょう。
もし現在、ワンボックスカーやSUV等の大きい車に乗っている方は、もう少し小さい車に乗り換えることで、税金やガソリン代、保険代といった自動車の維持費を安くすることができるかもしれません。
同様に現在軽自動車に乗っている方は、原付バイクに乗り換えることで、維持費を安くできるかもしれません。
一般的に乗り物の維持費は”大きい車>小さい車>軽自動車>原付バイク>自転車”であると言われています。
これは各種税金が安くなる、保険代が安くなる、燃費が良くなる等の傾向から。
そのため現在乗っている乗り物が離婚後の生活には大きすぎるかも!
こう考えられる場合は、より小さい乗り物への乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
自転車に至っては、最初に購入してしまえば、ガソリン代も必要ありませんし、維持費はほぼ0円でしょう。
あるとすれば、数年に1回起こるか起こらないかのパンク修理代(1,000円前後)くらいのもの。
適度な運動にもなりますので、自転車はおすすめですよ。
はるるも毎日職場まで自転車で行っています。
ただ雨の日は、雨合羽を着ての出勤となるので、少し辛いですが…。
自転車で通うには遠すぎる、という方も自動車通勤を止めて、公共交通機関(電車、バス等)を利用することで、交通費を大幅に削減できるかもしれません。
そのためどちらがよりお得か、一度計算してみるのも良いかと。
車の維持費って実際にはいくらなの?
軽自動車の維持費は走行距離にもよりますが、年間35~40万円程度と言われています。
これを12で割ると、35/12≒2万9167円となります。
つまり軽自動車を持っていると、月に3万円程度の維持費がかかる、ということです。
皆さんの印象はどうでしょうか?
思っていたよりも高いかも…そう感じませんか。
維持費が安いと言われている軽自動車ですら、実際には維持費が月3万円もかかるのです。
そして普通乗用車に乗っている方は、さらに高い金額を毎月の車の維持に費やしているはず。
あなたは月に3万円分も、車を利用していると思いますか?
もしそうでないと感じるのであれば、車を手放せば、毎月の自由に使えるお金が3万円増えることに。
そう考えると、検討してみても良いかも、このように感じてきませんか。
車が無いと困る時があるのでは?
車を手放せば、支出が大幅に減るっていうのは分かったけれど、ないと困る時だってあるよ。
おっしゃる通りです。
たしかにそういう時もあるでしょう。
ですがそういった時は、タクシーの利用を検討してみてはどうでしょうか。
タクシーで10kmの道のりを移動した場合の料金は地域差がありますが、概ね3,000~4,000円前後。
そう考えると月に3万円あれば、10kmの距離を7~8回利用でき、3、4往復できるわけです。
週に1回程度の外出で距離が短ければ、タクシーの方が安いということになります。
また、タクシーはちょっと…という方は、レンタカーという選択肢もあります。
たとえば、このような車のレンタルサービスを利用するのも一つの手です。
つまり、車やバイク等の乗り物の見直しは支出減に効果絶大!
たとえ軽自動車であっても、乗らなくなれば月に3万円程度の支出減ということが分かりました。
もちろん車が生活必需品という方もいらっしゃるでしょうから、すべての人に効果ありとは言えませんが、検討の価値は十分に有ると思います。
バイクを処分しました
はるるの場合、離婚前は車を持っていました。
ですが離婚の際に、元妻の財産分与分となってしまい、離婚後は車のない生活に。
しかし離婚後にどうしても車が必要となるため、車を買うことに。(詳細は超激安の軽バン!ダイハツ ミラバン(L275V) 購入レビュー)
その代わり、はるるが高校時代から乗っていたバイクを手放しました。
手間暇と愛情をかけて、とても大切にしてきたバイクでした。
ですが離婚後は、車と共に維持するのが難しいこと、家事に追われてしまい、以前ほど乗れる時間がとれない、というのがその主な理由です。
はるるのバイクはスポーツモデルで、他のバイクに比べると維持費が高く、趣味性の高いタイプ。
そのため車に乗り換えても、維持費はあまり変わりませんでした。
このように、場合によってはバイクから車に乗り換えることで、多少の維持費のアップがあったとしても荷物を詰める等、利便性が上がるケースもあります。
そのため現在の乗り物が、ご自身の経済状況に見合ったものか、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
次回、趣味の検討・見直しにつづく。