趣味の検討・見直し 離婚後にやるべきこと、やった方がよいこと
2015/10/05
数回に渡ってお送りしております、離婚後にやるべきこと、やった方がよいことシリーズ、今回は趣味の検討・見直しと題してお送りします。
趣味の検討・見直しが必要?
突然ですが、皆さんの趣味は何でしょうか。
車、バイク、ファッション、ショッピング、ネイル、カラオケ、テレビゲーム等、現代ではさまざまな娯楽があり、皆さんも多彩な趣味をお持ちだと思います。
これら以外にも、世の中には非常に多くの趣味があり、ジャンルも多種多様でしょう。
しかしどの趣味も、大きくは2つの分類のどちらかに分けることができるのです。
それはお金のかかる趣味か、お金のかからない趣味か、という分類です。
趣味をこの2つのどちらに振り分けるかは、個人の財力にもよると思います。
ですが今回は、はるるのような一介のサラリーマンの価値観で考えてましょう。
また、イニシャルコスト(導入費用)がかかるもの、ランニングコスト(維持費用)がかかるもの、といった違いがありますが、数年単位で継続したことを前提とします。
お金のかかる趣味の例
車、バイク、ゴルフ、楽器、カメラ、ピュアオーディオ、高級時計、骨董収集等
お金のかからない趣味の例
ウォーキング、ランニング、読書、料理、絵画、プログラミング、ネットサーフィン等
さて、皆さんもご自身の趣味がお金のかかる趣味なのか、お金のかからない趣味なのか、分けてみてください。
もし、お金のかかる趣味が多いということであれば、見直しが必要かもしれませんよ。
離婚後は趣味に使えるお金が減る?
一般的には、離婚後は世帯収入が下がることがほとんどでしょう。
世帯収入が下がれば、あなたが自由に使えるお金も減ります。
そのため当然といえば当然ですが、あなたの趣味に使えるお金も減る、というわけ。
場合によっては趣味に使えるお金がゼロに、なんてことも十分あり得る話。
もし、離婚後にあなたが自由に使えるお金に対して、趣味にかかるお金の比率が高いようであれば、趣味を見直す必要が出てきます。
はるるの場合は、高校時代からの最大の趣味であったバイクを、離婚を機に手放しました。
離婚してしまい、バイクを維持していくことが家計を圧迫するため、乗り続けるのが難しくなった、というのが大きな理由です。
でも趣味をやめてしまったら、日々の生活の楽しみがなくなってしまうよ…。
それでは毎日の仕事を頑張れない、という方も多いでしょう。
お金のかからない趣味に変えてみる
お金のかかる趣味を継続するだけのお金がない、こういった場合は収入を増やすか、趣味にかけるお金を減らすか、このどちらかでしか趣味を継続することはできません。
前者は一朝一夕には難しいでしょう。
後者は自身の裁量で何とでもなります。
ですがゴルフなど、趣味の活動をする度に費用が掛かる趣味の場合、活動回数や時間自体そのものが減ってしまいます。
そこではるるの提案です。
今の趣味を少しお休みして、新しい趣味を始めてみませんか、お金のかからない趣味を。
もし、今はお金のかかる趣味しかない、そんな場合はお金のかからない新しい趣味を始める、というのはどうでしょう。
はるるの場合は先に書いたとおり、高校のころから長い間バイクを趣味にしてきました。
しかし離婚を機に、バイクを手放し、新しい趣味を始めました。
それが料理とランニング、そして筋トレです。
どれも多少の初期投資は有れど、さほどお金はかかりません。
またこれらは、はるるにとっては趣味と実益を兼ねたものとなります。
離婚前は一切の家事ができなかったはるるは、料理も当然できません。
ならば料理を趣味にし、自炊することによって食費を削減しよう、そういう狙いです。
また離婚してからというもの、頼れるのは自分だけになってしまいましたから、風邪なんてひいていられません。
看病してくれる人もいませんから…。
ならば、ランニングと筋トレで体を鍛えて丈夫にしよう、こう考えました。
はるるは仕事柄1日中、PCの前で座業です。
そのため運動不足の解消には、もってこいの趣味というわけ。
このように皆さんにも、自分に合った『お金のかからない趣味と実益を兼ねた趣味』というものが、きっとあるはずです。
離婚してからのしばらくは支出が安定せず、趣味にどれだけのお金をかけて良いのか、分からないことも多いでしょう。
また頼れるのは、基本的には自分自身のみ。
自身の突然の病気や怪我等の万が一に備えて、ある程度の貯蓄がたまるまでは貯蓄を優先すべきです。
その意味でも、離婚してから余裕が出るまでのしばらくの間は、お金のかかる趣味はお休みして、お金のかからないことを趣味にしてみてはいかがでしょうか。
次回、頼れる人間を探すにつづく。