超快適! 東プレ SJ08B0 REALFORCE 108UBK 購入レビュー
2018/04/22
本エントリーの目次
キーボードにこだわりはありますか?
はるるは、マウスにはこだわりがあり、ロジクールさんのM950tがでないとダメ、という典型的なM950の信者。
現在、自宅で2個、会社で1個の計3個を使っています。
というわけで、完全にM950tの信者なんです。
それくらい、素晴らしいマウスなんですよ!ホントに!
にも関わらず。
キーボードにはこだわりがありませんでした
今思えば本当に不思議なことなんですが、つい最近までのはるるは、キーボードにはあまりこだわりがありませんでした。
パソコンを操作する上では、どちらも大切なアイテム、なんですけどね。
自宅のキーボードは、300円ぐらいのセール品。
会社のキーボードは、会社貸与のDELLさんの純正キーボード。
というわけで、文字が打てれば、キーボードなんて何でも良い、というのがはるるの考えだったわけ。
強いてこだわりを挙げるとすれば、フルキーボードの方が良い、くらいでしょう。
はるるは仕事柄、IP(10.xxx.xxx.xxxなど)や計算式を打ち込むことが多く、テンキーがあった方が便利だと感じているから。
そのため、テンキーレスキーボードやファンクションキーが独立していないキーボードは、好みではありません。
でもまぁないならないで良い、くらいなので、こだわりとは言えないでしょうね。
ちなみに一昔(3~4年)前のDELLさん純正のキーボードは結構使いやすい!
こう思っていたのは、はるるだけでしょうか。
あれ、結構使いやすいと思うんだけどなぁ。
出会ってしまった!
ところが最近、はるるのその考えを、一変させるキーボードと出会いました。
今では、このキーボードでないとダメだ!
とすら、感じています。
人間、こんなに簡単に考えが変わるものなんですね。
自分のことながらビックリ。
もう少し自分のことを頑固なやつだと思っていたんですが…。
というわけで今回は、その素晴らしいキーボードをご紹介します!
新しいキーボードを買おうと思ったわけ
はるるは、仕事やこのブログの執筆のため、1日平均1万文字、多い日には1.5~2万文字程度のタイピングを行っているはず。
これはプロのキーパンチャーには遠く及ばないでしょうが、普通の方に比べてかなり多くの文字を打っている、ということになるのではないかと。
そのためどうしても、指先や手首の周辺に負担がかかります。
これから先もずっと、こういった生活を続けていくのであれば、今のうちから指先や手首の周辺に負担がかかりにくいキーボードを買っておいた方が良いかもしれない。
こう思ったのが、新しいキーボードを買おうと思ったきっかけ。
候補は3つ!
幸いなことに、はるるの勤め先はIT関連企業。
仕事用にも、自前のマウスやキーボードを使うこだわりを持った同僚がたくさん。(はるるもマウスだけは自前です。)
そこで彼らにおすすめのキーボードを聞いてみると、以下の4つをおすすめされました。
FILCO Majestouch2 FKBN108MC/JB2
メカニカルスイッチという方式を採用したキーボードとして、有名らしい。
推薦人によると、キーを押した感が凄まじく、打っていてカ・イ・カ・ンだそうだ。
たしかに少しタイピングさせてもらうと、打った感がある、というのがよく分かる。
独特のカシャカシャ音がする、という印象。
PFU Happy Hacking Keyboard PD-KB420B
通称HHKBと呼ばれる、高品質省スペース型キーボード。
本当に小さくてビックリ。
墨(すみ?)というキーボード色は、実物を見るとかなり格好良い。
ですが省スペースであるがゆえに、キー配列が若干(かなり?)特殊。
慣れるまでは大変。
そして一旦慣れてしまったら、他のキーボードを使う際にまた戸惑うはず、とは推薦人本人の談。
東プレ REALFORCE 108UBK SJ08B0
今使っているキーボードに一番近い、という印象を受けたキーボード。
静電容量無接点という方式で、有名とのこと。
HHKBのOEM元らしく、HHKBと非常に似た打鍵感(こっちが本家だから当然)。
Majestouchとは打って変わって、スコスコという軽い打鍵感が特徴だと感じた。
推薦人は以前、手首の軽度の腱鞘炎のような痛みがあったが、SJ08B0を使い始めてからその症状が治まった、とのこと。
ふむふむ。
これは期待できそうな予感。
弘法筆を選ばず派
キーボードなんか何でも良いじゃん。
打てれば、さ。
たしかにそれも一理あります。
ですが今回は、指先や手首の周辺に負担がかかりにくいキーボードを買う、という趣旨で意見を求めているので、ごめんなさい。
不採用です!
東プレ REALFORCE 108UBK SJ08B0に決めました!
さて、同僚からおすすめされた3つのキーボードを入念に吟味した結果、はるるは東プレ REALFORCE 108UBK SJ08B0を購入することとしました!
FILCO Majestouch2 FKBN108MC/JB2落選の理由
FILCO Majestouch2 FKBN108MC/JB2は、試し打ちした際のカシャカシャ音が気になりました。
これがキーを押した感の一因なのかもしれませんが、どうしてもこのカシャカシャ音が耳障りに感じてしまい、落選。
ただこれは好みなので、この音が良い!
という方もいらっしゃるでしょう。
PFU Happy Hacking Keyboard PD-KB420B落選の理由
PFU Happy Hacking Keyboard PD-KB420Bは、キーボード配列が特殊過ぎ、これに慣れてしまうと、HHKB以外のキーボードを使うシーンで、戸惑うのではないか、というのが懸念されたため、落選。
ただ、自分のキーボードしか使わない、省スペース型のキーボードが欲しい!
という方には、とってもおすすめなんじゃないでしょうか。
一番の決め手は手首の痛みが治まった、という実体験!
今回のはるるのキーボード購入の動機である、指先や手首周辺の負担の軽減には、同僚の実体験もあり、REALFORCE SJ08B0がぴったりだ!
こう感じたのが、REALFORCE SJ08B0を購入した一番の理由。
東プレ REALFORCE 108UBK SJ08B0が届きました!
そんなこんなで、東プレ REALFORCE 108UBK SJ08B0を購入することに決めたはるる、さっそくAmazonさんで注文。
待ちに待っていた、REALFORCE SJ08B0が届きましたよ!
高級キーボードだというのに、外箱からはまったく高級感を感じません…。
これには少々ビックリ。
グラボなんかはカラフルな外箱で、箱を見ているだけでワクワクしますが、REALFORCE SJ08B0の外箱は、シンプルな黒一色の印刷のみ。
きっと、キーボード本体にお金をかけているから、包装は簡素なんだ!
と自分を納得させます。
紛うことなき、Topre REALFORCEです。
でもこうしてアップで見ても、外箱は安っぽ…シンプルですね!
さて、いざ開封!
付属物は何もありません。
キーボードだけが箱に入っています。
ビニールを取ってみると、こんな感じ!
まぁ、その。
普通のキーボードですよね、見た目はね。
Num LockやCaps Lock、Scroll Lockの状態表示インジケーター部は、こんな様子。
デザインは、とにかく普通。
オシャレ感はなく、派手さもなく、といった感じ。
そしてキーボードの配列はこんな感じ。
標準的な配列ですが、右側にはWindowsキーがありません。
テンキー側はこのような配列。
これもまた実に標準的。
チルトスタンドを使用しない場合、このような角度になります。
チルトスタンドを立てると、このような角度に。
およそ1cmほどキーボードの奥側が高くなります。
背面には、このようにシリアル番号が記載されています。
この辺はさすが高級キーボード、といったところ。
キーストロークは定規で測ったところ、約4mmほど。
これもデスクトップ用のキーボードとしては、標準的な仕様でしょう。
押す前。
押している最中。
というわけで。
同僚のREALFORCE SJ08B0を、事前に少し試し打ちした時から、薄々感じてはいました。
ですが実際に注文して届いたキーボードを手にし、各所を観察してみた結果、それは確信に変わります。
はるるの東プレ REALFORCE 108UBK SJ08B0の第一印象は、というと。
すごい普通。
これ、なんで15,000円以上もするの?
といった感じ。
しかしこの第一印象は、使い始めて1時間ほどで、大きく変わりました。
スゴイ!このキーボード!
気持ちいい!
という、印象に。
ホントにこのキーボード、羊の皮をかぶったなんとやら、ですよ。
見た目は普通なのに、実はスゴイ奴。
東プレ REALFORCE 108UBK SJ08B0のスゴイところ!
はるるが東プレ REALFORCE 108UBK SJ08B0を実際に使用して、一番に感じた素晴らしい点がこちら!
とにかく打っていて気持ちいい!
一番、はるるが衝撃を受けたのがこれ。
とにかく気持ちいいんです!
快感なんです!
文字を打つことが。
はるるはこれまでの人生の中で、仕事とプライベートを合わせると、既に500万文字以上のタイピングは行っているはず。(おそらくは…。)
ですがキーボードを打っていて、気持ちいいとか、快感だ、とかそういったことを考えたことは、ありませんでした。
そんなはるるに使用開始1時間で、気持ちいい!
こう感じさせることができたのが、このREALFORCE SJ08B0。
静電容量無接点方式だからとか、変荷重(詳細は後述)だからとか、理由はいろいろあるのでしょう。
しかしそこはこの際、どうでもいいです。
キーボードに触っていたい!
文字を打っていることが気持ちいい!
もっと文字を打ちたい!
こう思ってしまう不思議な魅力が、このキーボードにはあるんです!
このエントリーを書いている今も、REALFORCE SJ08B0を使っていますが、書くのが楽しくて仕方がありません!
このキーボードの素晴らしさを、少しでも多くの方に伝えたい!
そんな思いを込めて、このエントリーを書いています。
さて、つい先ほどはどうでもいいと書きましたが、このキーボードを他の方に紹介するにあたっては、その気持ち良さの理由を伝えないと響かないはず。
というわけで、はるるなりにREALFORCE SJ08B0の気持ち良さの理由を、考えてみました。
打鍵音が気持ちいい!
はるるが、このキーボードに感じる気持ち良さの第一の要因は、打鍵音。
普通のキーボードがガチャガチャ音という印象なのに対して、REALFORCE SJ08B0のそれは、スコスコというイメージ。
この音が非常に耳に心地よく、リズムよくスコスコと打鍵できる秘密だと思います。
またこの音が、静電容量無接点方式の特徴なのかもしれませんね。
変荷重だから、小指での打鍵に力いらず
REALFORCE SJ08B0は変荷重という機構を採用しています。
これは、キー毎に押すのに必要な力が、押すべき指によって変わる、という機構。
たとえば小指で押すべきキーは、他の指で押すキーに比べて、押すのに必要な力が少なくて済む、というわけ。
そのおかげで、力のない指に変な力をかけずに済み、手や指の健康に貢献するはず。
重いので、激しいタイピングをしても動かない!
REALFORCE SJ08B0は、普通な見た目とは裏腹に、1.4kgとかなり重いです。
そのため激しいタイピングを行っても、微動だにしません。
ただ、机の上でキーボードを移動させる時は、机の上を滑らせながら、動かすことは難しいです。
これはその重さと、キーボード背面の滑り止め防止のゴムのため。
指先や手首の周辺の疲労感が軽減した
元々はるるが、キーボードを新調しようと思ったのは、指先や手首の周辺の疲労感の軽減のため。
変荷重のおかげで、小指回りに力が必要なくなったからなのか。
はたまた、打鍵の際の心地よさによる精神的なものなのか。
理由は分かりませんが、REALFORCE SJ08B0を使い始めてからというもの。
1日のPC作業が終わった後の、指先や手首の周辺の疲労感や倦怠感のようなものが、 明らかに減りました。
というわけで、当初の目的は十二分に果たしています!
東プレ REALFORCE 108UBK SJ08B0のダメなところ!
東プレ REALFORCE 108UBK SJ08B0を購入する際に、一番のネックになるのがこちらでしょう。
高い!
東プレ REALFORCE 108UBK SJ08B0は価格が15,000円以上と、かなりの高額商品。
もちろんそれに見合うだけの性能はあるとは思いますが、軽々しく買えるような金額ではありません。
このキーボードは、文字を入力することしかできません。
この文字入力を快適にするためだけに、15,000円以上の価値を見出させる、という方にしかおすすめはできません。
ただはるるのように、毎日大量の文字入力をする、という方には、とってもおすすめできる一品。
Windowsキーが右側にない!
先ほども少しふれましたが、このキーボードの右側には、Windowsキーがありません。
これがはるるとしては、ちょっとした問題。
はるるは離席の際に『Windows』+『L』キーのショートカットキーを使って、PCをロックをする癖があります。
このショートカットキーが、今までは右手だけで押せたんですが、REALFORCE SJ08B0では右側にWindowsキーがなく、指が届かないわけではないのですが、非常に押しづらい。
これだけは少し残念。
とはいえ、その使用頻度を考えれば、問題視するほどのことでもないのかもしれませんが。
インジケーターがまぶしい!
Num LockやCaps Lock、Scroll Lockの状態表示インジケーターがかなりまぶしく、目障り。
はるるは少しだけ目が悪く、時々身を乗り出して、画面を見ないと見えづらい時があります。
そんな時、このインジケーター部の光がまぶしいのです。
こちらがその問題のインジケーター部。
非常にまぶしい、というのがよく分かると思います。
そのため真っ暗な室内でキーボードを使う、というシーンでもかなり邪魔。
PCを使ってゲームをしたり、動画を視聴する際は、室内灯を消灯することも多いと思います。
そんな時にこのインジケーターの青い光が、ムダに自己主張。
はるるはこの光があまりにも目障りなので、セロハンテープをインジケーター部に貼り、その上から黒いマジックで光る部分を塗って、青い光を軽減させました。(直接マジックで塗るのは気が引けたので。)
ここは次期モデルでは、ぜひ改善してほしいところ。
かな表記なし
はるるは最初、これには気付きませんでした。
ですがはるるの友人が遊びに来た際に、キーボードを見て、ひらがなが書いてなくてスッキリしていて、いいね!
と言ったことから、気付きました。
たしかにかな表記がなく、スッキリとした印字ですね。
ただ、かな入力を使う方の場合は、少し使いづらいのかも。
文字を大量に打つ方にはおすすめ度大!
はるるのようにブログを書いている方や、文字を大量に入力することを仕事としている方には、今回ご紹介した東プレ REALFORCE 108UBK SJ08B0はとってもおすすめ!
またキーボード操作による、手の疲れにお悩みの方にもおすすめ度大です!
その心地よさと疲れなさから、すぐにこのキーボードの虜になってしまうはず。
はるるはどうかって?
はい!完全に信者になりました!
今回は自宅用に1台購入しましたが、次回のボーナスで会社用にもう1台買う予定です!
それまでにもう少し値下がりしていると、うれしいなぁ。