クロスカットできるハンドシュレッダーで個人情報を守ろう!
2018/04/22
本エントリーの目次
はるるはゴミを捨てる際、個人情報が記載された紙については、シュレッダーで裁断してから捨てるようにしています。
シュレッダーを使うようになったきっかけ
事の始まりは数年前。
ある休日の朝、庭の掃除をしていると、お隣の奥さんがこんなことを。
お隣の奥さん『ねぇねぇ、はるるさん、知ってる?最近、ゴミ捨て場のゴミを開けて、漁っている人がいるらしいわよ!』
はるる『え?ホントですか?』
お隣の奥さん『ホントよ、ホント!朝4時ぐらいに、怪しい動きでゴミを開けて、何かをやっているのを、向かいの○○さんが見たって言ってたのよ!』
はるる『ちょっと、怖いですね~。』
お隣の奥さん『そうよ!だから、はるるさんも気を付けた方がいいわよ!』
というわけで、当時、はるるの家の近くでは、ごみを漁る不審人物が出現していた模様。
見られたらいけないようなものを捨てていたわけではありませんが、自分の捨てたごみを漁られる、というのはあまりいい気持ちがしませんよね。
そんなこんなで何か対策をした方がいいな、こう思って導入したのが、今回ご紹介するハンドシュレッダーです。
ハンドシュレッダーってこんな機械
自分が捨てたゴミを漁られても大丈夫なように、はるるが講じた対策。
それがハンドシュレッダーの導入です。
ハンドシュレッダーとは、手動で紙を細かく裁断するための機械。
これを使って、住所・氏名・電話番号などの個人情報が記載された書類を細かく裁断してから捨てることで、不審人物に自分の情報を簡単に見られないようにしようと考えたのです。
そして、はるるが購入したハンドシュレッダーがこちら。
奥の灰色の部分で、A4サイズの紙まで裁断可能です。
A3サイズなど大きいサイズの紙は、一度はさみなどで小さく切ってから、シュレッダーにかける必要があります。
また左下の穴はCDの、右下の穴はクレジットカードなどのカード類の投入口となっており、それぞれを使用できないようにするために裁断可能です。
こちらが裁断した紙くずがたまる、ダストボックス。
紙とCD・クレジットカードが混在して、ダストボックスに落ちる仕組みとなっています。
そのため、CDやカードを裁断する時は、一度紙くずを捨ててからでないと、分別が大変で後のゴミ捨てが非常に面倒になります。
そして裁断の際は、こちらのハンドルを右回りに回します。
左回りにハンドルを回すと、裁断を中止して裁断途中の紙を取り出したり、カッターにつまったゴミを取ることが可能です。
通常このハンドルは、取り外しができる機種が多いはず。
こちらが紙を裁断するカッター部を裏から見た状態。
鋭いカッターが並んでいます。
尚、説明書にも書いてあることが多いですが、このカッターに挟まった紙片を手で取ろうとしてはいけません。
カッターはとても鋭く、紙片を取ろうとしてケガをしてしまう危険性があるためです。
ハンドシュレッダーで紙を裁断するとこうなる!
実際にハンドシュレッダーで紙を裁断する際は、このように紙を投入口に1~2枚程度入れ、ハンドルをぐるぐるとまわします。
この時、絶対に説明書記載の最大枚数以上の紙を、投入口に入れてはいけません。
というのは、同時に多くの紙を入れるとハンドルがかたくて動かなくなります。
それでも無理に回そうとすると、最悪の場合ハンドルが折れてしまいます。
またムリにハンドルを回そうとして、手元が滑って怪我をしてしまうことも。
そのため規定枚数以上の紙を同時に裁断しようとしてはいけません。
さて裁断が終わると、紙はこのようにバラバラになっています。
拡大するとこのような感じ。
キレイに細かく、裁断されていますね。
このように紙が細く、そして短くカットされるタイプのシュレッダーは、クロスカット可能というように表記されており、少し高性能モデルということになります。
ですが最近販売されているシュレッダーは、そのほとんどがクロスカットに対応しているモデルなので、あまり気にしなくても良いところかも。
尚、ハンドシュレッダーの場合は、1,000~1,500円ほどでクロスカット対応のしっかりとしたシュレッダーが買えるはず。
ハンドシュレッダーを導入して良かったこと
これは安心感が増した、この一点でしょう。
はるるの捨てたゴミには、きっと大した価値はないでしょう。
ですが、住所氏名・電話番号、クレジットカード会社・銀行からの手紙などを他人に見られるのは、あまりいい気がしません。
それにどこかで、はるるが思いもしないような方法で利用されてしまったらどうしよう、といった心配もゼロではありません。
こういった心配が、ハンドシュレッダーを使うことでほとんど必要なくなり、安心感が増したというのは、非常に良かった点。
もちろんシュレッダーは、紙を裁断しているだけなので、裁断された紙をつなぎ合わせれば、元の紙に復元することが可能です。
ですがクロスカットされた紙を復元するのは、大分骨が折れる作業のはず。
そこまでの作業に見合うような情報は、はるるのゴミにはないのは明白。
そのためクロスカットできるシュレッダーで紙を裁断してから捨てれば、捨てたゴミからの個人情報漏えいの心配は、ほとんど必要ないでしょう。
それでも心配な方は、シュレッダーで裁断した紙くずをよく混ぜてから半分に分け、それぞれを別の日にゴミに出せば、安心できるはず。
この場合は、両方のゴミを回収しないといけませんから、より復元が困難になります。
ハンドシュレッダーを使い始めて困ったこと
ハンドシュレッダーを使い始めて、安心感が増したのは良いこと。
ですが逆に困ってしまったことも。
ゴミのかさが増える
シュレッダーにかけた紙くずは、空気を含むようになってしまい、ゴミのかさ(体積)が大幅に増えてしまいます。
そのためはるるは、シュレッダーのゴミを小さいビニール袋に入れて、しっかりと空気を抜いてから、ゴミ袋に入れるようにしています。
ゴミをこぼすと、掃除が大変
クロスカット対応のシュレッダーによって裁断された紙くずは、一つ一つが非常に細かいため、ゴミ箱からゴミを回収する際にこぼしてしまうと、掃除が大変。
またゴミ袋に穴が開いてしまった際は、かなり悲惨なことに。
そのためゴミ箱から回収した紙くずは、まず小さいビニール袋に入れ、さらに穴あき防止のために二重にしてから、ゴミ袋に入れておくと安心。
裁断作業やゴミ捨てが面倒
ハンドシュレッダーの場合、ハンドルを回しての裁断作業にやや手間がかかります。
これが数枚であれば、たいした手間ではないのですが、枚数が多いと結構な手間に。
そういった場合は、以下のような電動タイプのシュレッダーを買ってしまうのがおすすめ。
面倒ならケシポンを使うと、もっと楽ちん!
さて、今回ご紹介したシュレッダーは、裁断作業とゴミ捨てがやや手間です。
そこでこれが面倒だ!という方には、ケシポンがおすすめ!
ケシポンは、個人情報が印字された部分にスタンプすることで、『文字で文字を隠す』タイプの個人情報保護グッズ。(ケシポンについて)
そのため手間なく簡単に、そしてゴミも増えずにお手軽に個人情報を保護できます。
ケシポン
ケシポン ワイドタイプ
ただケシポンは文字そのものを消しているわけではなく、見づらくする・判別し辛くする、という形で個人情報を保護するグッズ。
そのため保護能力はシュレッダーほどではないでしょう。(シュレッダーは、復元がかなり困難なので…)
それほど高いものでもないので…
ケシポンであれば、500~1,000円程度。
ハンドシュレッダーであれば、1,000~1,500円ほどでクロスカット対応のしっかりとした製品を購入可能です。
そのため、プライバシーや個人情報の漏えいが心配な方は、こういった製品を使って、対策をしておくと安心だと思います。
1,000円程度で安心感を得られるのであれば、十分に良い買い物だ、はるるはこう思います。