床(フローリング)のベタベタ(ベタつき)掃除には重曹が効果大!
2018/04/22
本エントリーの目次
はるるは、鉄のフライパンの愛用者。(鉄のフライパンについて)
強火を使った調理が可能なため、野菜炒めやチャーハンなんかは、焦げ付き防止加工が施されている強火が非推奨のフライパンに比べると、カラッとおいしく仕上がります。
ですが半年ほど使い続けていると、厄介な問題が発生したんです…。
それがこちら。
キッチンの床やその付近の床(フローリング)がベタベタする!
鉄フライパンを使う前、つまり焦げ付き防止加工が施されているフライパンを使っているころもまったくなかった、とは言いません。
キッチン周辺の床のフローリングが油分で少しベタベタする、というのは、もちろんありました。
これは料理中の油がはねたことによるものでしょう。
だから定期的に、キッチン用アルコールをキッチンペーパーに含ませて、掃除をしていたわけ。
この時は、これだけでキレイに掃除でき、ベタベタ感がなくなっていたのです。
ところが鉄のフライパンを使い始めてからというもの、油を使う量が増えたせいなのか。
この床のフローリングのベタベタ感が増し、キッチン用アルコールとキッチンペーパーによる掃除では、ベタベタ感が取りづらくなってきたのです。
しかも段々とキッチンの床だけではなく、その周辺部の床のフローリングもベタベタし始め、終いには家中の床が何となくベタベタする感じに…。
表現が難しいのですが、一歩歩く度にスリッパがペタペタ、ペチペチ張り付く感じ、でしょうか。
最初はスリッパが汚れているせいか、なんて思って、スリッパの裏を掃除してみたりもしたのですが、まったく効果なし。
というのは、掃除をして一時的に改善しても、すぐにまたペタペタし始める始末。
これは困った、ということで、主婦歴40年越えのはるるの母に、助けを求めることに。
スリッパを使い分けないとダメよ!
さっそくこの問題、『家中の床がベタベタし、一歩歩くたびにスリッパがペタペタ、ペチペチ張り付く状態』の改善方法を、はるるの母に聞いてみると、このような回答が。
スリッパはキッチンとそれ以外用で分けないと、ダメ!
キッチンの床にはどうしても油がはねてしまう、その部分をスリッパで踏めば、油がついてしまうのは、当然。
そしてそのままスリッパの裏を拭かずに、家中を歩いたら、そりゃあ家中の床が油まみれになって、ベタベタするわよ…。
キッチンの床を頻繁に、それこそ毎日でも掃除しないと、それを完全に防ぐのは難しい。
しかもキッチンの床だけではなく、スリッパの裏も掃除しないと…。
でも毎日キッチンの床とスリッパの裏を丁寧に掃除するなんて、面倒だし、大変でしょう。
だから、まずキッチン用のスリッパとそれ以外用のスリッパを分けなさい。
こうすれば少なくとも、キッチンの床の汚れ(油分によるベタつきや食材のゴミ)を家中の床に運んで、汚さずに済む。
ふむふむ、なるほど。
さすが主婦歴40年越えの御仁。
的確かつ、説得力のあるお答え。
そして母はさらに続けます。
床のフローリングのベタつきには、重曹が効果大!
既に油分で汚れてしまっている、床のフローリングには重曹よ!
だからスリッパを使い分けるのと同時に、家中の床のフローリングを重曹で掃除すれば、ベタつきはキレイさっぱりなくなるわよ~。
これを聞いたはるる、たしかにピンときました!
というのも油汚れには重曹が効く、というのは以前から知っていたため。(詳細は、汚れの化学!汚れ落としのポイントは酸やアルカリによる中和をご覧ください。)
そこで母のおすすめの掃除方法で掃除してみたところ。
その効果がスゴかったわけ。
具体的にどうスゴかったのかというと、床がキュキュッとして、油分ゼロ!
という感じになったんです。
というわけで今回は、このはるるの母直伝の、床のフローリングのベタつきを重曹で掃除して、キレイさっぱりなくす方法をご紹介します!
はじめに
今回ご紹介する方法では、床のフローリングを重曹を使って掃除を行います。
一部の材質では、床のフローリングを傷めてしまう可能性もあるので、事前に目立たないところで試して問題ないことを確認してから、掃除を行ってください。
お金をなるべくかけずに、ベタベタ(ベタつき)掃除!
まずご紹介するのは、お金をなるべくかけずに、床のフローリングのベタベタ(ベタつき)を掃除する方法、重曹水を使った拭き掃除。
その方法はとっても簡単。
用意するもの
この掃除方法に必要な物は、以下のとおりです。
重曹
重曹なら、なんでもOKですが、はるるは安いので、いつもこちらの重曹を使っています。
1kg500円前後と、とってもリーズナブル!
バケツ
水をためられるものなら、何でもOK!
5Lくらいのバケツであれば、他のお掃除の際にも使いやすいので、便利なんじゃないでしょうか。
雑巾
これも雑巾なら、何でもOK!
10枚で298円とかの安物の雑巾でも、キレイなボロ布でも構いません。
要は拭き掃除に使える布であれば、何でも良いのです!
掃除の仕方
まずはバケツに、濃度3~5%ほどの重曹水を作ります。
1Lの水に、重曹を大さじ山盛り2杯くらい入れれば、OKでしょう。
この時水よりもぬるま湯を使うのがおすすめ。
その方が重曹が溶けやすくなります。
次に雑巾をバケツに入れ、重曹水をしみこませた後、よくしぼります。
後はベタつき汚れがあるところを、ひたすら拭き掃除。
一通り拭き掃除が終わったら、次に水拭き。
そして最後に乾拭きを行います。
え?これだけ?
そう!これだけなんです!
ですがたったこれだけの作業で、ビックリするほどベタつき汚れがキレイになっちゃうんです!
しかも重曹には消臭効果もあるので、一石二鳥。
この方法には、たった一つだけ弱点が…
この重曹水を使った拭き掃除は、簡単でしかもお金をかけずに、ベタつき汚れを掃除することが可能です。
はるるは当初、これはスゴイ!なんてウキウキ掃除をやっていたんですが…。
家中の床の掃除を何度かやっているうちに、この掃除方法には弱点があることに気付きました。
それは腰が痛くなる、ということ。
雑巾による拭き掃除では、長時間の中腰での作業が必要となり、腰や肩に負担が…。
そこでこれについて、再度母に相談したところ、さらに別の掃除方法を教えてくれました。
恐るべし、主婦歴40年越えの引き出しの多さ。
重曹スプレーとクイックルワイパーと激落ちふきんで、簡単床のベタベタ(ベタつき)掃除!
次にはるるが母から教わった掃除方法は、3つのお掃除グッズを使うことで、簡単・楽チンに床のフローリングのベタベタ(ベタつき)を掃除する方法。
用意するもの
この掃除法で必要となるお掃除グッズは、以下の3つ。
重曹スプレー
先ほどはバケツに作っていた濃度3~5%ほどの重曹水を霧吹きに作り、重曹スプレーとします。
ちなみに、はるるがおすすめする霧吹きはこちら。
逆さの状態でも、霧を噴射できるスゴイやつ。(購入レビューはこちら。)
クイックルワイパー
これは床の拭き掃除を行うのに、よく使われるこんなお掃除グッズ。
使用感がスゴイ(汚い)ですね…。
掃除機を使うのが面倒な時なんかに重宝するので、私も使っているよ!
という方も結構多いはず。
激落ちふきん
激落ちふきんは、激落ちシリーズのうちの1つでこんな商品。
5枚のふきんが入っていて、1枚取り出してみると、こんな感じ。
そしてこの激落ちふきん、なんと普通のふきんとは違い、超極細繊維で作られたふきんのため、汚れ落ちが段違いにスゴイらしい…。
ちなみに拡大すると、表面はこんな様子。
これを見ても極細なのかは、よく分かりませんね。
掃除方法
さて、必要なグッズの紹介が終わったので、いよいよ掃除方法のご紹介。
まず、激落ちふきんをクイックルワイパーにセットします。
こんな感じで、セット。
専用品ではないので、多少サイズが大きく、布の一部が余りますが、掃除をする上ではまったく問題ありません。
次に掃除をしたい箇所に、重曹スプレーを数回噴射し、激落ちふきんを付けたクイックルワイパーで、床を拭き掃除。
最初は抵抗感が強く、動かしづらいですが、数回ほど前後にクイックルワイパーを動かせば、スムーズに動くようになります。
あとは、ベタつき汚れのひどい箇所を、ひたすらふきふき。
ふきふき。ふきふき。ふきふき…。
一通り重層スプレーでの拭き掃除が終わったら、ただの水拭きに切り替え、さらにふきふき。
最後に乾いた激落ちふきんをクイックルワイパーに装着して、再度ふきふき。
これだけで、床のフローリングのひどいベタつき汚れは、キレイさっぱり!
この方法は先に説明した方法と、原理はまったく一緒。
ですがクイックルワイパーを使うため、長時間の中腰での作業が不要になります。
そのため、肩や腰への負担は大幅減となります!
ちなみに1Fの2部屋の掃除が終わった、激落ちふきんの状態はこんなことに。
これは汚い…。
ですが、それだけしっかりとベタつきや汚れが取れている、ということですね!
毎週1回は家中の床に掃除機をかけるようにしていますが、水拭きはこれまであまりしていませんでした。
ですがこれを見ると、水拭きも定期的にしないといけないなぁ、と反省。
油汚れには重曹が効果大!
今回ご紹介した、床のフローリングの油分によるベタつき汚れ以外の油汚れにも、重曹は効果大!
たとえば油でベタベタになった食器棚やシンク、冷蔵庫なんかにも、効果てきめんです。
また重曹は、洗剤に比べるとかなり安く手に入ります。
そのためクエン酸と同様に、節約お掃除の強い味方。
ぜひさまざまな箇所の掃除に、積極的に活用してみてください!
補足 キッチン用スリッパにはこちらがおすすめ!
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