Skype用のカメラとマイクのおすすめは、LOGICOOL C615!
2018/04/22
本エントリーの目次
先月、知り合いからこんな依頼が。
PC版のSkypeでビデオ通話がしたいんだけど、おすすめのカメラとマイク、スピーカーはどれ?
あっ!買う機材を決めてくれれば、注文はするから、設置と設定もやって欲しいなぁ…。
というわけで、さっそく必要な機材を選定することに。
現在持っている機材は?
必要な機材を洗い出すには、まず現在持っている機材を確認する必要があります。
そこで確認してみると、デスクトップ型のパソコンと19インチの液晶モニタを持っているだけだそう。
PC版のSkypeでビデオ通話を行うために必要なもの
PC版のSkypeでビデオ通話を行うために必要なものは、以下の3つ。
マイク
自分の声を相手に聞かせるために必要です。
性能の良し悪しや形状などにより、価格はピンキリ。
ただSkypeによる通話用ということであれば、1,000円前後のもので十分でしょう。
こういったUSB接続のPC用マイクが、いいんじゃないでしょうか。
尚、マイクはヘッドセットなどでは、スピーカーとセットになっていることも。
あるいは後述するモデルのように、カメラとセットになっていることも。
そのため単品で買う必要があるかどうかは、組み合わせるスピーカーやカメラによって変わります。
誤って不要なマイク単品を買ってしまった!?
なんてことが起こらないように、購入検討は一番最後にした方が良いでしょう。
スピーカー
相手の声を自分が聞くために必要です。
ノートパソコンでは内蔵されていることがほとんどなので、不要となります。
デスクトップ型のPCでは、たいていの場合内蔵されていないので、必要なら購入しましょう。
大音量で音楽が再生可能な製品でないと!とか、音質が良くないと!
ということでなければ、こちらもUSB接続のPC用スピーカーがおすすめ。
ここまでご紹介した、マイクとスピーカーさえそろっていれば、Skypeによる音声通話は可能となります。
カメラ
Skypeでビデオ通話を行う場合は、マイクとスピーカーに加えて、さらにカメラが必要となります。
これもデスクトップ型のPCでは、まず内蔵されていることはありません。
ですが最近販売されているノートPCだと、搭載されているモデルが結構多いはず。
カメラが必要な場合は、こういったUSB接続のカメラを買うと良いでしょう。
尚、一部のカメラにはマイクが内蔵されている機種もあります。
この場合はもちろん、マイクは不要です。
機能が重複しないように、組合せに注意!
PC版のSkypeでビデオ通話を行うために必要なものは、マイク、スピーカー、カメラである、というのは既に書いたとおり。
そしてこれらの組合せについては、購入前にしっかりと確認する必要があります。
そうしないと、本来は不要なはずの機材を買ってしまったり、機能が重複してしまうにも関わらず、割高な製品を買ってしまった、なんてことが起こってしまうので。
買ってみたら、いい感じ!
さて、先の知り合いは、マイク、スピーカー、カメラをどれも持っていなかったので、すべてを購入することに。
そして注文をお願いしてから数日後、届いた機材をさっそく設置したところ、大分いい感じ。
そこで今回は、その機材をご紹介します!
今回購入してもらって、いい感じだった機材がこちら!
はるるがチョイスして、購入してもらった機材がこちらの2つ!
LOGICOOL C615
まずはマイク内蔵型のカメラ、LOGICOOL C615です!
動画が想像していたよりもキレイ!
このカメラは、フルHD動画(1080p=1920×1080)の撮影が可能です。
ですが、Skypeによるビデオ通話の際は、HD動画(720p=1280×720)になってしまいます。(そういう仕様らしい…。)
HD動画というと、なんとなく精細さに欠けるのかなぁ、なんて印象を受けてしまいがち。
ですが実際にこのC615を使って、Skypeによるビデオ通話を行ってみると、あれ?結構キレイに映るじゃない!というのが、率直な感想。
この時はるるは、23インチのワイドモニターに、全画面表示でC615で撮影されたビデオ通話の動画を映していました。(もちろん相手は先の知り合い。)
さすがにフルHD動画に比べると、少しモヤっとした感じは受けますが、それでも想像していたよりは大分キレイ、という印象。
AF(オートフォーカス)機能がすごい!
画質の次に驚いたのがこれ。
被写体の位置に合わせて、自動でピント合わせを行う、AF(オートフォーカス)機能です。
通常のAF機能であれば驚かないのですが、このカメラの場合、被写体が遠いと、なんと勝手にズームアップします。
これには本当にビックリ。
ただカメラの前で左右に動くと、突然変な位置にズームアップを始めることが…。
そのため人によっては、この自動ズームアップ機能を邪魔に感じてしまうかもしれません。
液晶モニター上部に設置可能!
こういったPC用のカメラは、その設置場所に困ることが意外に多いもの。
ですがこのC615の場合、液晶モニター上部のベゼルを挟み込むためのクリップのような機構が備わっており、設置場所に悩まずに済みます。
カメラ部が360度回転可能!
C615は、カメラ部だけを360度回転させることが可能です。
そのため撮影方向を少しだけ変えたい、という場合にも、いちいち設置場所を変えたりせずに済むので、とっても楽チン。
三脚が使える!
もしかしたら地味に便利かもしれないのが、この機能。
カメラの下部にあるゴム製のふたを取ると、三脚を接続するためのネジ穴が露出します。
卓上三脚を使えば、設置位置や撮影角度の幅が広がるでしょう。
ケーブル長は、合計180cm
カメラから伸びているUSBケーブルは90cmだけですが、さらに90cmの延長ケーブルが同梱されています。
そのためケーブルが届かない!ということはあまり起こらないはず。
標準ドライバで動く!
はるるが動作確認をしたのは、32ビット版のWindows7 Professional。
この環境であれば、ドライバーを読み込ませなくても、USBケーブルを指すだけで認識しました。
この商品にはドライバーCDの類が入っていないので、たいていのOSでは標準のドライバーで動作する、ということなんでしょう。
サンワダイレクト 400-SP012
もう1つ購入してもらった機材が、こちらのPC用のUSB接続タイプのスピーカー。
小型なので、置き場所に困らない!
この400-SP012は、18.8cm×13.6cm×4.8cmと非常にコンパクト。
そのため置き場所に困ることは、ほとんどないんじゃないかと。
しかも重さはわずか259gなので、持ち運びも簡単・楽チン!
通話に使用する分には、問題ない音量!
パッシブ方式(アンプを内蔵していないこと)で、0.55Wのスピーカーを2つ搭載。
ということで、当初は音量にはあまり期待をしていませんでした。
ですがこれは、想像していたよりも大分大きな音が鳴る、という印象で、通話に使用する分には、まったく問題ありません。
今回の主目的である、Skypeで通話をしたいという用途には、その小ささも相まってピッタリ!
ただ、大音量で音楽を聴くのには向きません。
そういった用途にも使いたい場合には、アクティブ(アンプ内蔵型の)スピーカーがおすすめ。
標準ドライバで動く!
先のカメラ同様、標準ドライバのみで動作するので、別途ドライバーのインストールは不要です。
モニター上部に接続するための、クリップ機構が便利!のはずが…
このスピーカーには、C615と同様に、モニター上部のベゼルに設置するためのクリップ機構が備わっています。
ですがこのクリップ機構、デスクトップへの据え置き型の液晶モニターでは、ベゼルの端が厚すぎて挟めない場合も。
ノートPCの液晶のように厚みが薄ければ、問題ありませんが、据え置き型の液晶モニターのベゼルに設置予定の場合は、ご注意ください。
USBケーブルが短い!
400-SP012は、使わない時にはUSBケーブルをスピーカーに巻きつけて、しまっておけるようになっています。
その弊害なのか、USBケーブルの長さが60cmとかなり短め。
デスクトップ型PCに接続する際は、スピーカーを設置したい位置までケーブルが届かない可能性もあるので、事前に60cmで届くかどうかの確認を。
USBで接続するだけでOK!
今回ご紹介した機材であれば、USBで接続するだけで使えるようになるので、設定はとっても簡単。
そのためビデオ通話をやってみたいけれど、何を買えば良いのか分からない!
という方は、これらの機材を購入して、ビデオ通話にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
実際にやってみると、ビデオ通話はなかなか面白いですよ~。