PCの画面が見づらい時はショートカットと拡大鏡で拡大縮小!
2018/04/22
何やってんの?
先日勤務先で、後輩くんの指導にあたっていた時のこと。
ふと目をやると、後輩くんが奇妙な格好で、目の前のモニターを凝視していました。
何がおかしいって、身を乗り出して、画面との距離が20cmくらいになるまで、顔を近づけてしかめっ面をしていたわけ。
そこで思わず聞いてしまいました。
何やってんの?
すると後輩くんは、大真面目な顔でお返事してくれました。
PCの画面の文字が小さくて読みづらいんです!
なるほど、だからそんなに身を乗り出して画面を凝視していたわけね。
『Ctrl』キーを押しながら、マウスホイールをコロコロで拡大縮小できるソフトウェアも!
最近のExcelやWordなどでは、『Ctrl』キーを押しながら、マウスホイールをコロコロすれば、拡大縮小が可能です。(これについての詳細は、マウスホイールの便利機能を使って仕事の効率アップ!をどうぞ。)
そのため、こういった拡大縮小操作に対応しているソフトウェアの場合は、画面が見づらくて困る!
ということは起こらないはず。
そこで拡大できるソフトウェアなら、拡大の仕方を教えてあげようと、後輩くんのモニターを覗き込んだはるるは、すぐに納得。
そこには、Microsoft AccessのSQL ビュー。
おそらくご存知の方なら、ああ、あれね~、見づらいよね、うんうん。
となるぐらい、文字が小さくて見づらいんです。
しかもMicrosoft AccessのSQL ビューは、2015年7月現在の最新となるAccess 2013においても、先に挙げた拡大縮小操作に対応していないソフトウェア。
そのため後輩くんのように身を乗り出したりして、頑張って画面に近づいて見るしかないの!?
というとそうではありません。
ちゃんと、何とかする方法がありますよ!
というわけで今回は、画面の文字が小さくて見づらい!
そんな時に、画面を拡大して大きく見やすくするショートカットや拡大鏡の使い方をご紹介します!
画面を拡大するには拡大鏡が便利!
Microsoft Accessのような画面の拡大機能がないソフトウェアでも、Windowsに標準で搭載されている拡大機能である、拡大鏡を使用すれば、画面の拡大が可能です。
拡大鏡の使い方
拡大鏡の使い方は、とっても簡単。
起動の方法は何種類かありますが、今回は最もスピーディーかつ簡単に起動可能な、ショートカットキーを使った起動方法をご紹介します。
拡大鏡の終了処理
まず最初に拡大鏡の終了処理をご紹介します。
なぜ先に終了方法?と思われるかもしれませんが、拡大鏡の動きは慣れていないと、うまく操作ができず、軽くパニックになる方がいらっしゃるから。
ちなみに先の後輩くんには、起動方法だけ教えて実行してもらったところ、案の定、あれ?マウスカーソルはどこですか?うまく動かせません!助けてください!
となっていました(笑)
というわけで、まず覚えて欲しいのが、起動した拡大鏡は『Windows』キーを押しながら、『Esc』キーを押下することで解除される、ということ。
これ、超重要です!
拡大鏡の起動及び拡大方法
さて、いよいよ本題。
拡大鏡の起動と拡大は、同じショートカットキーを使用し、『Windows』キーを押しながら、『+』キーを押下することで実行されます。
倍率をプラスする(ズームアップする)のだから『+』キーを使う、というようなイメージをすれば、覚えやすいんじゃないでしょうか。
さらに拡大を続けたい場合は、続けて再度、先のショートカットキーを押下すれば、OK!
拡大した状態でマウスを動かせば、マウスカーソルの付近が拡大されて表示される仕組みになっているので、少しマウスを動かして、動きに慣れると良いでしょう。
拡大鏡の縮小方法
拡大が『Windows』キーを押しながら、『+』キーを押下なんだから、なんとなく察しが付きますよね…?
そう!拡大鏡の縮小を行う場合は、『Windows』キーを押しながら、『-』(マイナス)キーを押下します。
こちらは倍率をマイナスする(ズームダウンする)、というイメージをすれば覚えやすいでしょう。
拡大鏡アイコンについて
拡大鏡を使用中は、画面のどこかに下記拡大鏡アイコンが表示されます。
これにマウスカーソルをあてると、拡大鏡アイコン(虫めがね)の中央に >> というマークが表示されるようになります。
この状態で拡大鏡アイコンをクリックすると、拡大鏡アイコンが下記拡大鏡メニューに変化します。
このメニューの『プラス』ボタンや『マイナス』ボタンでも、拡大縮小を実行可能です。
その横にある数字が倍率で、100%が拡大されていない通常時のサイズ、200%なら2倍のサイズに拡大しているよー、と示しています。
さらにその右にある、表示メニューでは『全画面表示』や『レンズ』、『固定』といった表示方式を選択可能です。
マウスカーソルに合わせて、画面全体を拡大するのが『全画面表示』、虫めがねのような動きをするのが『レンズ』、常に画面上部に拡大した状態の図を表示するのが『固定』となります。
はるるのおすすめは断然、『全画面表示』ですが、好みや使用シーンによっては他の表示方式の方が便利かもしれません。
ぜひ実際に試してみて、動きを見てもらえればと思います。
拡大鏡はとっても便利!
今回ご紹介した、画面の拡大を行う拡大鏡はシンプルな機能ではありますが、使ってみるととっても便利!
文字が見えない~!なんて身を乗り出して、モニターの画面を確認していることがある、という方は、ぜひ積極的に活用してみてください!
これだけで仕事の効率が一段上がるかもしれませんよ~。