結婚した夫婦の3組に1組は離婚している?
2015/10/03
離婚のことを検索サイトで調べていると、『結婚した夫婦の3組に1組は離婚している?』こんな内容の見出しをよく見ると思います。
少し調べていただくと分かるかもしれませんが、この結婚した夫婦の3組に1組は離婚しているという話。
間違いではないのですが、かといって正しい!
と言い切れるのかというと、実は難しいのです。
この話は、昨今の晩婚化と少子高齢化の考えを加味すると、本当に正しい数字なのか。
そう聞かれるとう~ん、とうなってしまいそうな気がします。
皆さんの実感としてはどうでしょうか。
知り合いのご夫婦を思い浮かべてみてください。
本当に1/3も離婚してますか?
最近のはるるの実感としては1/7とか、1/8ぐらいという気がします。
ただたしかに最近は、以前より身近での離婚が増えたという実感はあります。
いわゆるアラサーのはるるが小学校、中学校の頃、つまり今から20年以上前は、クラスにシングルマザー・シングルファザーの家庭のお子さんは、1人いたかどうかだったと思います。
つまり1/40か、あるいはそれ以下だったような…。
実際ははるるが知らないだけで、もう少しいたのかもしれませんが、多く見ても1/20はいかない気がします…。
それに比べれば明らかに増えている、そういう実感はあります。
はるる自身も離婚してしまいましたし…。
実際のところは何分の1なのか、よく分かりませんし、そのあたりは統計学や数学の先生にお任せするとして。
はるるが言いたいのは、ズバリ、これ。
離婚すると分かっていて結婚する夫婦はいないし、結婚当初に自分が離婚するかも、なんて考えて結婚する人はいない
当たり前でしょ~、なんていう声が聞こえてきそうですね。
そして、はるるもかつてはそのように考えていました。
でも現実にはここ数年で、毎年24~25万組の夫婦が離婚しているんです。
もちろん、そのうちの1組がはるる達元夫婦です。
その反面70~75万組が毎年結婚されています。
だから25/75=1/3となり、“結婚した夫婦の3組に1組は離婚している”と騒がれています。
このように”結婚した夫婦の3組に1組は離婚している”という事実が表すのは、離婚は誰にでも起こり得る、ということです。
離婚はしなくて済むのであれば、誰だってしたくないはず。
夫婦仲が末期になってからでは遅いのです。
そのため日々の結婚生活の中で、互いを思いやり、楽しい結婚生活を送れるよう心掛けたいものです。