ドアの蝶番のキーキーというきしみ音にはシリコンスプレー!
2018/04/22
本エントリーの目次
最近、はるるの自宅では立て続けに室内設備の不調が発生しています。
入居から結構経つので、そろそろこういった不具合が起きてくる時期なのかも。
先日は食器棚の蝶番(ワンタッチ・スライド蝶番というらしい…)を止めていた木ネジが、根元から抜けてしまい、棚のドアが外れてしまいました。
この時は、別の位置に木ネジをうちなおして修理。
そして今回はこちら。
ドアからキーキーというきしみ音がする!
最初はドアの開け閉めの際に、なんとなく動きがしぶい気がするなぁ。
ぐらいの感覚だったんですが、それから1か月ほど経った最近では、ドアの開け閉めの際に、あのイヤ~な音。
キーキー、きぃ~きぃ~、キィィィ~というきしみ音。
一度気になってしまうと、もうダメですね。
気になって仕方がありません。
背筋が凍るような、黒板を爪で引っかいた時のようなあの音ですよ。
もう気になってしまってダメだ!
ということで、さっそく対策!
こちらが問題のドアの蝶番(ちょうつがい)!
さて、こちらがキーキー、きぃ~きぃ~、キィィィ~というきしみ音の発生源。
はるるの自宅の書斎入口ドアの蝶番(ちょうつがい)。
下側の蝶番(ちょうつがい)は、こんな感じ。
ドアのキーキーというきしみ音には、シリコンスプレーが効果大!
このドアのきしみ音には、以前、ファスナーやシャッターの潤滑で使用した、シリコンスプレーが効果大!
シリコンスプレーは、家庭の多くの用途に使えるので、本当に便利。
シリコンスプレーで、ドアの蝶番の潤滑を良くする方法
シリコンスプレーでドアの蝶番の潤滑を良くするには、以下の手順で作業を行います。
ドアの蝶番を分離して外す
蝶番にシリコンスプレーをかけて潤滑を良くするためには、まずドアの蝶番を分離して外します。
えっ?ドアの蝶番を分離する!?
そんな難しいこと、できないよ!
と思われるかもしれませんが、安心してください。
外すのはとっても簡単です。
…外すのは…ね。
ドアを外す時は、ドアを開けてから、しっかりと持って、上に持ち上げるだけ。
これだけで、簡単に外れます。
実際にやってみるとこんな感じです。
少しだけドアを持ち上げて、ドアが外れる寸前で固定した状態。
下側の蝶番は、このようになっています。
後はそのまま上に持ち上げ続ければ、スポッと外れます。
ドアは軽そうに見える木製のものでも、かなりの重量があります。
またドアは大きいので、重さ(質量)以上に重く感じます。
そのためドアを外す際は、足の上に落とさないように、くれぐれもご注意を!
ホコリや古いグリスを取り除く
こちらが外したドア上部の蝶番部分。
上部の蝶番には、ほとんど汚れがなく、とてもキレイな状態でした。
ただグリスや油分もないため、どうもこの部分の潤滑不良が異音の原因だったようです。
ちなみに下部の蝶番には、古いグリスにホコリが絡み付き、多少汚れていました。
このまま放置すると、古いグリスにさらにホコリが付着して汚れてしまい、こちらもキーキー音の原因になってしまいます。
そこで古いグリスを、ボロ布やティッシュでキレイに拭き取っておきます。
シリコンスプレーでグリスアップ!
さて、いよいよシリコンスプレーの出番です!
まずスプレーが蝶番以外のところにかかってしまわないように、ボロ布やティッシュで保護します。
あとは、プシューッと適量をスプレーしてあげるだけでOK!
シリコンスプレーは少量でも十分な潤滑効果があります。
そのため滴(したた)るほどかけたら、間違いなくかけ過ぎです。
かけ過ぎはもったいないので、ほんの少しでOKです!
後は同様に、ドア下部の蝶番にもスプレーすれば、グリスアップは完了です!
一番の難関は、ドアをはめる時
先ほど、ドアを外すのは簡単だ、と書きましたね。
大変なのは、最後の『ドアをはめる時』なんです。
というのも、重いドアを持ちながら、上下の蝶番の棒と穴の位置合わせをしないといけないから。
はるるは一人暮らしなので、一人でドアを持ち上げながら、位置合わせをしないといけないわけなんですが、これが本当にイライラします。
上の穴が入ったと思ったら、下の穴が入らない。
下の穴が入ったと思ったら、上の穴が入らない。
しかも入らないうちに、重さで腕がプルプルしてきて、手元がおぼつかなくなり。
上の穴が入ったと思ったら、下の穴が入らない。
下の穴が入ったと思ったら、上の穴が入らない。
以下、繰り返し…。
てな調子なわけですよ。
というわけで、可能なら2人での作業を強くおすすめします!
ドアを数回開け閉めして、なじませて完了!
無事ドアがはまれば、作業は完了です。
数回ドアを開け閉めして、潤滑成分をなじませれば、キーキー音はしなくなることでしょう。
以上のように、シリコンスプレーを使用した、キーキーというきしみ音対策は、ドアをはめる作業さえ頑張れば、とても簡単。
ドアの蝶番からの異音に悩まされている方は、ぜひ試してみてくださーい!
補足:ちょうつがい?ちょうばん?
はるるはこれまでの人生で蝶番 = ちょうつがいと読んでいました。
これ自体は、パソコンの漢字変換で一発変換されるので、間違いない読みでしょう。
ですがホームセンターなどで蝶番売り場に行くと、多くのお店で丁番と書かれて販売されています。
そこで今回のエントリーを書くにあたって、これについても調べてみると、以下のような慣用読みとのこと。
蝶番(ちょうつがい)を「ちょうばん」と呼び、当て字「丁番」を用いるようになった時期は明確ではないが、現代ではむしろ、こちらが主流となっている。
(wikipedia – 蝶番より引用)
つまり、蝶番 = ちょうつがい、丁番 = ちょうばんと読み、どちらも同じものだが、後者は慣用読みである。
そして現代では、後者の方がよく使われる、とのこと。
ふむふむ、なるほど。
慣用読みのちょうばんの方が、今風で流行っている、ということなんですね。
でもはるるは、ちょうつがい派かな。
ずっとこの読み方で慣れ親しんできましたから。