一番簡単に節約できる生活費は、衣服費だと思う
2018/04/22
本エントリーの目次
今回は先日のエントリー、節約は継続とメリハリそして数値目標の設定が重要なポイント!に登場した、新車を購入するために節約生活を始めよう、と考えている友人の話の続き。
節約の重要なポイントやコツは、なんとなく分かったけど…
この友人には、先日のエントリーで書いたような節約の重要なポイントやコツを口頭で伝えていたわけなんですが、どこが節約しやすいのか、といったことをもっと具体的に教えて欲しい、とのこと。
具体的にどこを節約すればいいのか、適切なアドバイスが欲しい!
といわれると、毎月の支出状況の把握は不可欠。
そこで、友人に支出の概要を教えてもらうことに。
とりあえず、ざっくりで良いので、毎月の生活費を分かる範囲で教えて!
とはいっても、今まで節約など考えたこともなかった友人。
当然、家計簿などはつけておらず。
本当にざっくりとした、多分こんな感じ、といった内訳をもらうのが精一杯でした。
毎月の生活費の内訳を見てみると
どれも平均的にやや高め。
という状況だったんですが、特に目立つのが食費と衣服費。
この2つは突出して高い状況。
う~ん。
これは問題。
そこで友人に事情聴取をしてみると。
外食ばかり!?それはもったいない!
まず、食費が高い理由はとっても簡単。
ズバリ外食が多すぎ!
昼はコンビニ弁当、夜は定食屋さんがほとんどと、ほぼ毎日2食を外食。
それはもったいない!
これでは食費が高くなってしまうのも当然です。
自炊をしなさい!と言いたいけれど
この友人のケースでは、毎食可能な限り自炊をすれば、かなり食費を抑えられることは明白。
ですがこれまでほぼ完全外食だった人に、いきなり完全自炊をしなさい!
なるべくお弁当を作り、外食をしないこと!
と言っても難しいかなぁ、と思いました。
自炊をするには、調理器具を揃えるなど、ある程度の初期投資が必要になるし、毎日一定の調理時間を必要とします。
時間的な余裕のある仕事であれば良いのですが、この友人の場合、仕事が長時間に渡ることも多く、それはなかなか難しい状況。
そこで友人におすすめしたのがこちら。
ご飯だけは自炊を!
自炊をしたことがない方にとって、炊飯はお米を洗ったりしなければならないので難しい、という印象があるかもしれません。
ですが実際はとっても簡単。(ご飯の炊き方はこちらをご覧ください。)
このご飯の自炊をするだけでも、食費を大分抑えることが可能です。
コンビニでお弁当を買ったり、定食屋さんで食事をするのをやめ、スーパーマーケットでおかず(惣菜)だけを買うようにすることで、きっと毎日数百円の節約ができるはず。
一番簡単に節約できる生活費は、衣服費じゃないかと
友人の支出のうち、もう1つ高かったのが、衣服費。
はるるはこの衣服費が、一番節約しやすい生活費じゃないかなぁ、と思っています。
だって新しい服を買わなければ、良いだけですから。
そしてそれだけで、毎月の支出が大幅に減ることになるんです。
というのも、食費や光熱費と違い、一度買った衣服は大切に扱えば、長い間使え、すぐになくなる(着れなくなる)ものではないからです。
ご飯は一度食べてしまえば、なくなってしまいますし、電気は使った分だけ請求されるのに対し、衣服は一度買えば何回も着れるわけ。
だから毎月衣服を買い足す必要は、ほとんどないはず。
もちろんアパレル関係や美容関係の仕事をされている方で、仕事着 = 自費で購入した衣服、という場合には、衣服費が高くなってしまうのは、仕方がないと思います。
ですがそうでない場合、毎月何万円分も服を買わなければならない理由はあまり思いつきません。
毎月必要最低限の衣服を買うだけにとどめれば、衣服費は多くても1万円前後に抑えられるはず。
だから毎月3万円を衣服費に使っている、という方の場合、毎月2万円以上の節約が可能になる、というわけ。
オシャレが趣味の場合は、削減が難しいかもしれないけれど
服を買う、オシャレを楽しむ、ということを趣味としている場合は、衣服費を削るのは難しいかもしれません。
ですがそういう方でも、衣服を購入する前に、長く(来シーズンも)着れるデザインか、洗濯機で洗える材質(クリーニングが不要な服を買うようにすれば、クリーニング代が不要)か、といった点をよく考えてから購入することで、長持ちし、かつ維持費の安い服を購入できるはず。
そしてそれは結果的に衣服費の削減につながることでしょう。
衣服の買い直しのスパンが長くなり、維持費が低くなるわけですから。
というわけで、節約を考えている方は、衣服の購入の仕方を見直すことで、衣服費を削減できるかもしれませんよ~、というお話でした。