川遊び 石をただ積み重ねていくだけの遊びが意外に楽しい!
2018/04/22
本エントリーの目次
先週末、自宅で息子と遊んでいると、突然こんなことを言い出しました。
河原に遊びに行きたい!
はるるの自宅の近くには、川幅が10~20mほどの川が流れています。
そしてその河原には、芝生が植えられた平らな場所があり、そこでよく息子とボール遊びをしていたんです。
ですが最近は厳しい暑さのため、エアコンの効いた涼しい自宅の居間で遊ぶことがほとんど。
それが息子くんには不満だったようで、外で思いっきり走り回りたい!
ということなんじゃないかと。
そこで急きょ虫よけシールを息子の服に貼り、河原に遊びに行くことに。
突然の全力疾走!
そんなこんなで10分ほど歩き、河原に到着したはるる達一行。
さっそく自宅から持ってきたボールを息子に向かって投げるも、完全無視。
そして突然全力疾走で、川の方に向かう息子。
えええ!?ちょ!危ないよ!
と、はるるも久々に全力疾走で息子を追跡。
なんとか石でゴツゴツした危険エリアに到達する前に、捕まえることができました。
いつのまにこんなに走るのが早くなっていたのね、お父さんそこは嬉しいよ。
でもね、河原は場所によっては、とっても危険なの。
だからお父さんの近くで遊びなさい。
というわけで、ゼーハーゼーハーしながらも、息子に事情聴取。
どうしたの?
もっと(川の)ちかくであそびたいのね!
はるる『どうして?』
息子『お魚さん、みたいのね。』
はるる『ああ、なるほど。じゃあ危ないからお父さんと行こう、川の近くは石がゴツゴツしてるし、水があって危ないよ?』
息子『うん!』
ちなみになぜかは分かりませんが、はるるの息子は現在、何かのテレビの影響?なのか、語尾に…ね!というのが、マイブームのようです。
石探しが楽しいらしい!
そして息子と手をつなぎながら、川の15mほど手前にある、石でゴツゴツしたエリアに到着。
- お父さんからあまり離れないこと!
- 前と下をしっかりと見て歩くこと!
- 水には入らないこと!
と、息子にしっかり約束させ、遊ばせることに。
ちなみにはるるの息子はまだ幼児。
そのため水切り遊び(石を投げて水面を跳ねさせる遊び)などは、まだ難しいのです。
そしてしばらくは、あたりを探検していたんですが、急に自分なりの遊びを見つけた模様で、しゃがみこんで何かをしています。
そこで何をしているのか聞いてみると。
丸い石をさがしているのね!
ふむふむ、なるほど。
たしかに息子の足元には、球に近い形の石が数個転がっていました。
そこで、じゃあお父さんも探すから、どっちが丸い石を見つけられるか競争しよう!
と、より丸い石を探すゲームを始めることに。
すると息子もノリノリな様子で、さっそく石を探し始めました。
はるるも負けじと、丸い石を探します。
ですがこれ、やってみると意外に見つからないものなんですよね~。
水切りに適した薄い石は見つかるんですが、丸い球体に近い石ってなかなか見つからないんです。
それでも何個か見つけ、息子とどっちが丸いかを確認することに。
僕の方が丸いね!
ちょいちょい、待ちなさい、息子よ。
どっからどう見ても、お父さんの石の方が丸いだろうよ。
不正はいけませんよ。
と息子の不正を正すと、お父さんのお石は色がキレイじゃないね!
とのこと。
ふむふむ、まぁたしかに言われてみればそうかも…。
…うん?
ちょっと待てーい!
当初は丸い石探しだったよね?
いつのまに、キレイな丸い石探しになったんだい?息子よ。
そんなお父さんの注意を無視して、黙々と丸い石を探し続ける息子くん。
この丸い石を探すという遊び、大人の視点で見ると、とても単純で面白くなさそう。
ところが子供にとっては、とても楽しい遊びのようです。
しかししばらくすると、さすがにだんだん飽きてきたようで、また新しい遊びを始めました。
石を積み重ねていくのが楽しい!
次にはるるの息子が始めたのが、石をどんどん積み重ねていき高くする、という遊びのようです。
ただ最初は、先ほど集めてきた球体に近い石を積み重ねていたため、2、3段で崩れてしまっていました。
そこで、薄い平たい石を使ってごらん。
こう教えると、5段ぐらいまで重ねられるようになり、とても自慢げな表情をしています。
ふと、これ、交代でのせてみたら面白いんじゃないか、と思い、息子に提案してみることに。
はるる『それ、お父さんと代わりばんこでのせよう!』
息子『?』
はるる『使っていいのは片手だけね!それで崩したほうが負けだよ!』
息子『うん、やる!!』
と目をキラキラさせています。
さっそく息子が1段目。
これは石を置くだけなので、簡単。
次ははるる、さすがにここは余裕です。
3段目は息子の番。
右手の親指と人差指で小さめの石をつかんでのせ、無事成功。
4段目、そろそろバランスが微妙ですが、はるるも成功。
次のターン、息子が4段目の石の上に5段目をのせた、まさにその瞬間に崩壊。
息子『あーあ、たおれちゃったね~。』
はるる『そうだね、お父さんの勝ち~!』
息子『おとうさん、もういっかいやろう!』
はるる『いいよ~。』
とまぁこんな感じで、再戦。
そして2回目もはるるが勝利。
するとさらに、もういっかい!とのこと。
どうやら息子くんは、この遊びが大変お気に召したようです。
石を積み重ねていく遊びを30分以上やっていました!
結局その後何度も再戦を挑まれ、30分以上もの間、ただ石を積み重ねるだけの遊びを、二人でしゃがみこんでやっていました。
内心よく飽きないなぁ、と思いもしましたが、息子は本当に楽しそうなのでよかったかなぁと。
ちなみにこの遊び方の派生で、どっちが高く石を積み重ねられるか。
というのもやってみたんですが、こちらはイマイチお気に召さなかったみたいです。
お父さんと一緒に遊ぶ(石を積み重ねていく)、というのが楽しいポイントだったんでしょうか。
先の丸い石集めもそうですが、大人の考えだと、一見そんなの面白くないよ~。
なんて思いそうなことでも、子供の目線では楽しいことなのかもしれませんね。
河原で遊び道具がない時は、やってみてはどうでしょうか
今回ご紹介した遊びは、河原で石がたくさんあるところなら、どこでもできます。
河原に遊びに行ったけど、遊び道具がない!
そんな時は、この遊びを試してみてはどうでしょう。
もしかしたらはるるの息子くんのように、とっても気に入ってもらえるかもしれませんよ~。