平干しにはメタルラックか平干し専用ハンガーを使うのがおすすめ!
2018/04/22
本エントリーの目次
洗濯方法が分からない時は、まず洗濯表示を見る!
新しく買った衣服を初めて洗濯する際は、これ、どうやって洗ったらいいんだろうか。
こんな風に思うことはありませんか。
特にセーター・ニットなどのデリケートな衣服、特殊な素材を使用している衣服を洗おうとした際に、よくあることなんじゃないかと。
そんな時、私達の強い味方となってくれるのが、洗濯表示。
これを見れば、どんなふうに洗えばいいのか、一目瞭然です。
そのため、衣服の洗濯方法が分からない時は、まず洗濯表示を見てみましょう!
そして今回のテーマは、以下の2つの洗濯表示に関すること。
洗濯表示1
洗濯表示2
平干しがよい!日陰の平干しがよい!
先の2つの洗濯表示、1つ目は平干しがよい、2つ目は日陰の平干しがよい、という意味です。
この平干しの洗濯表示は、先にも書いたデリケートな衣服や特殊な素材を使用している衣服で指定されていることが多いはず。
これは、普通にハンガーに通して干す(つり干しする)と、服が伸びてしまう、型くずれしてしまう、傷みやすい、といった理由によるもの。
だから平干しの洗濯表示が行われている衣服については、つり干しをせず、平干しをするようにしましょう。
ちなみに、衣服をハンガーに通して干すのが望ましい場合は、以下のような洗濯表示が行われています。
(ハンガーなどによる)つり干しがよい。
日陰の(ハンガーなどによる)つり干しがよい。
そしてこの平干しなんですが、つり干しに比べると、あまり行わない干し方なのでよく分からない!
という方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
平干しの干し方
平干しは実はとっても簡単!
読んで字のごとく、なんですが、平らに干しなさい!ということです。
具体的には、平らな板の上に服を並べて干すだけ。
そしてこの時のポイントは以下の4つ。
- 乾いた時に変なクセがつかないように、キレイに並べておくこと。
- 他の洗濯物と重ねると乾きにくいので、なるべく他の洗濯物と重ならないように干すこと。
- なるべく風通しの良い所に干すこと。
- 平らな板の上に干すなど、置き場所背面(板側)の通気が悪い場合は、表側が乾いたら、表と裏を入れ替えること。
平干しの場合、衣服の胴の内側部分(お腹と背中の間)や背中側(板側)の通気がつり干しに比べて悪いため、乾燥に時間がかかります。
そして乾燥に時間がかかると、雑菌の繁殖による嫌な臭い(部屋干し臭・生乾き臭)が発生します。
これを防ぐために、上記2~4個目のコツに注意し、なるべく早く乾燥させることがとっても重要!
メタルラックが余っているなら、それを平干しに使うのがおすすめ!
もしご自宅にメタルラックが余っているなら、それを平干しに使うのがおすすめ。
メタルラックは、棚板の位置(高さや間隔)を自由に変えられる、棚板の通気性が抜群!
といった理由から平干しに最適なんです!
しかも棚板のあいている場所にハンガーを掛けることもでき、たくさんの洗濯物を干すことが可能です。
実際にはるるも自宅で使用していますが、サーキュレーターと組み合わせると、部屋干しでもかなり早く洗濯物が乾きます。(サーキュレーターで洗濯物の部屋干しの乾燥スピードアップ!)
こちら、はるるの自宅のメタルラックの棚板。
ご覧のようにスカスカで、通気性抜群。
そのため、置き場所背面(板側)からも水分が逃げるため、乾くのがとても早いのです。
たとえばTシャツを平干しすると、こんな感じになります。
尚、この画像では袖が短いため、乾燥速度を優先し、袖をだら~んと下にしています。
ですがこの方法を、袖が長いセーターなどの衣服に行うと、ほぼ間違いなく袖が伸びたり、肩の部分が型くずれを起こします。
そのため、袖や裾が長い衣服を平干しする場合に、平干しの板の大きさが足りない場合は、内側に折って重ねて干すようにご注意ください。
ただその場合は、重ねている部分の乾きが非常に悪くなるので、時々重ねている位置を変え、重なっている部分がなるべく早く乾くようにすることで、部屋干し臭の発生を防止しましょう。
このとっても便利なメタルラックの弱点は、大きな設置スペースが必要である、ということでしょうかね。
平干し専用のハンガーも販売されています!
平干し用の適当な板もしくはスペースがない場合は、以下のような平干し専用ハンガーを使う方法もあります。
ただこういったタイプの製品の場合、頑丈なのは良い点ですが、使わない時は結構なスペースを取り、とっても邪魔。
そのためはるるのおすすめは、こういった折りたたんでしまえるネットタイプの平干しハンガー。
これであれば、使わない時は折りたたんでしまっておけるので、大きな保管スペースは不要です!
上記商品は2段の製品ですが、一度にもっとたくさんの洗濯物を干したい!
ということであれば、以下のような3段タイプの製品を購入されると良いでしょう。
平干し指定の場合は、つり干しは可能なかぎり避けて!
洗濯表示で平干しを指定されている衣類は、つり干しをすると衣服が傷むため、可能なかぎり平干しをすることをおすすめします。