食洗機のフタは開けておいた方が良い?閉めておいた方が良い?
2018/04/22
本エントリーの目次
はるるは食洗機(食器洗い乾燥機)を愛用しています。
既に使い始めてから、かなりの年月が経っており、今でははるるの生活になくてはならない、家電の1つとなっています。
そして数年前から、この食洗機に関するある疑問を持っていました。
それがこちら。
食洗機のフタは、開けたままにした方が良いのか?閉じたままにした方が良いのか?
食洗機を使用する際はもちろんフタを閉めます。
そうしないと食洗機が洗浄を開始してくれませんから。
ですが食洗機による食器の洗浄が完了後、食器を取り出してから、次に食洗機を稼働させるまでの間、食洗機のフタをどうしています?
フタを閉じていますか?
それとも開けたままにしていますか?
普通に考えれば、閉じておくべきもの?
何でもそうですけど、開けたら閉める。
ドアは開けたら、閉める。
お菓子の缶のフタを開けたら、閉める。
シャッターを開けたら、閉める。
お風呂のフタは開けたら、閉める。
扉やフタがあるものは、使い終わったら閉めておく。
扉やフタがあるものは、閉じてある状態が自然であり、開いている状態は不自然な状態である。
はるるは小学校の頃の道徳の授業か何かで、たしかこのように習ったと記憶しています。
この小学校の時の先生からの教えが根底にあるからなのか、扉やフタがあるものは、使い終わったら閉めておく。
というのは道義的にそうすべきもの、というように、はるる個人は認識しています。
特別な理由がないとすればそうすべき、とも。
特別な理由があれば、開けておく
基本的には、扉やフタがあるものは使い終わったら閉めておくもの、とはるるが考えているのは、既に書いたとおり。
ですがこれには例外があります。
それは特別な理由があるもの。
これはたとえば、洗濯機のフタ。
洗濯機のフタも本来は、使わない時には閉めておくべきなのかもしれません。
ですが、はるるは使用していない時は、フタを開けっぱなしにしています。
これはなぜかというと、洗濯機のフタを閉めたままにしておくと、洗濯槽内部の湿度が高い状態に保たれてしまい、黒カビが発生しやすくなるため。
これと同じ理由で、使わない時にもフタを開けていたのが、食洗機なのです。
1年ほど前までは、食洗機のフタを開けたままにしていました
はるるは約1年ほど前までは、洗濯機のフタと同じく、黒カビが発生しやすくなるだろう。
こう考えて、食洗機のフタを使用後も開けたままにしていました。
通常食洗機(食器洗い乾燥機)は、食器の洗浄が完了した後、30~60分ほど内部の温風発生装置で発生させた温風を使って、食器を乾かす仕組みが搭載されている製品が多いです。
そのためこれを利用し、食器の洗浄と乾燥を終わらせた場合、庫内はカラッカラに乾燥しています。
茶碗の高台など、一部凹んでいる部分には、水分が残っていることがありますが、これを庫内にこぼさないようにして、食器を取り出せば、庫内の水気はほとんどない状態となります。
この状態であれば、このまま食洗機のフタを閉めても、黒カビが発生することはそうそうないでしょう。
ところが。
乾燥機能を使用していません!
はるるは電気代を節約するために、食洗機の温風による乾燥機能を使わないようにしています。
食洗機の乾燥機能は、食洗機の内部でドライヤーを長時間動かしているようなもの。
そのため毎日30~60分も使用すると、かなりの電気代が必要となるのです。
これはもったいない!
ということで、洗浄終了後すぐに、食洗機のフタを開けておくことで、自然乾燥させています。
食洗機による洗浄が終了した直後の食器は、高温の洗浄水により、かなり温かくなっています。
だから食洗機のフタを開けて、しばらく放っておくだけでも、かなりしっかりと乾くものなんです。
ただ、この方法には難点が。
乾燥機能を使用しない場合、庫内が乾燥しない!
そうなんです!
食器自体はフタを開けて放ってくだけでも十分に乾くんですが、庫内はしっかりと乾きません。
これは、庫内がフタ以外の三方が密閉されており、通気性が悪いためなんじゃないかと思いますが、とにかく自然乾燥だと乾かないわけ。
そこではるるは、冒頭に書いた1年ほど前までは、本当は閉めた方が良いのかなぁ。
なんて思いつつも、洗濯機同様に庫内の黒カビ発生を防ぐため、食洗機のフタを開けたままにしていたのです。
ところが1年ほど前のとある日を境に、常に食洗機のフタを閉めるようになりました。
頭文字(イニシャル)Gの恐怖
あれはちょうど今から、1年ほど前のことだったと思います。
その日はちょっとした調べ物をしようと、ネット上の大手知恵袋的なサイトを見ていると、関連する質問のようなところに気になるタイトルを発見。
そのタイトルに興味をそそられたはるるは、中身を見てビックリ仰天。
その内容というのが、頭文字(イニシャル)Gが食洗機の庫内に出現する、というもの。
あっ、頭文字(イニシャル)Gというのは、黒光りしていてカサカサ高速移動するアイツのことね。
はるるはアイツが本当に大嫌いなので、名前を書きたくもありません。
なので頭文字をとって、Gと書きます。
でね、Gが食洗機の庫内に出現なんて、想像するだけで身の毛もよだつ話でしょ。
そしてその回答の1つに、フタをしっかりと閉めておきなさい!
フタを開けたままにしているから入るんでしょ!
というような回答があったんです。
まぁたしかにそりゃそうだよね、と素直に納得。
それ以来はるるは、食洗機のフタを常に閉じておくようになったわけですよ。
食洗機のフタを閉じたままでも黒カビは発生しないの?
結論から言うと、既に1年ほど食洗機のフタを閉じたままにしていますが、黒カビは一度も発生していません。
黒カビが最も発生しやすい高温多湿となる、梅雨時や夏の時期にも発生していないので、食洗機のフタを閉じたままでも、黒カビは発生しない可能性が高い、というのがはるるの見解。
この1年の間の使い方ですが、先に書いた洗浄完了後のフタを開けたままにしての食器の自然乾燥は止めず、食器が乾いたら食器を取り出し、残菜フィルターの掃除をして食洗機のフタを閉めておく、といった感じで使用していました。
耐熱性でない一般的なカビの場合、60℃で10分加熱するとほぼ100%死滅するそうです。
そのため1年間毎日、食洗機を使用していたので、高温の洗浄水でカビが死滅して繁殖しなかった、ということなんじゃないかと。
このカビの特性を考えると。
食洗機のフタは閉めておいた方が良さそうです!
食洗機のフタを開けておくと、Gの食洗機庫内への侵入を許してしまいます。
また、ゴミやホコリなどが入ってしまう可能性も。
これを防ぐために、食洗機のフタは普段は閉めておくのが良さそうです!
でもそれだと、庫内が乾燥しないために黒カビが繁殖してしまうのでは?
と心配になってしまうかもしれませんが、食器を洗う度に、高温の洗浄水によって黒カビは死滅するので、大丈夫!
ただ、ご自宅の環境によっては、黒カビが発生しないとも限りません。
もし、フタを閉じて過ごしてみて、黒カビが発生するようなら、開けておくか、乾燥機能を使用された方が良いかもしれません。