兄妹のように仲良くしていた友人が結婚して感じた複雑な気持ち
2018/04/22
本エントリーの目次
2か月ほど前の風呂上がりのこと。
バスタオルで体を拭いていると、スマホに着信が。
急いでいたので発信者をしっかり確認せずに応答すると、なんと1年ほど連絡をとっていなかった、小学校からの付き合いの同級生の女の子でした。
そして久しぶり―!
元気してたー!
なんて挨拶が終わると、友人がいきなり本題に。
事後報告でゴメン、師匠、私結婚したんだ…。
…え!
ええ!
ええええ!
…。
はるる『マジ??』
友人『ホント。』
はるる『…。あ、おめでとう!』
友人『…うん…。』
久々にフリーズしました
いやぁ、人間テンパると、フリーズするもんですね。
多分電話開始2分のうち、1分40秒くらい、はるるはフリーズしていたと思います。
友人もはるるの返事を待っていたので、沈黙。
ビックリし過ぎて、ホント、完全にフリーズしていました。
はるるが師匠と呼ばれるわけ
冒頭の友人からのはるるの呼ばれ方が、気になった方もいらっしゃるかと思います。
はるるはこの友人からは、師匠と呼ばれています。
これはなぜか、はるると友人の関係性をまずはご説明しましょう。
同級生でした
はるるとこの友人は、同じ小学校・中学校に通っていた同級生。
ですが1回も同じクラスになったことはありません。
元々は、共通の女の子の友人経由で一緒に遊んだのをきっかけに知り合い、どうも馬が合うようで、いつの間にか仲良く遊ぶように。
その後中学校に入ると、偶然同じ陸上部に入部。
そこでさらに仲良くなったわけ。
はるる達が所属していた陸上部は、男女合同の部活。
そして中学2年の後半からはるるは部長に、この友人は副部長に抜擢され、部活の運営面でよく話し合ったのです。
といってもはるるは面倒くさがりなので、実質的な実務は副部長の友人にやってもらい、はるるは名ばかりの部長でしたけど(笑)
別々の高校へ
とまぁ、小学校中学校と仲良くさせてもらっていたわけなんですが、高校は別々になりました。
それでも携帯でちょくちょくメールをしたり、お正月に初詣をした時に会ったりと、交流が続いておりました。
そして当時、はるるは恋愛面で少しだけ友人より進んでおり、色々と恋愛相談にのるようになったわけ。
たしかそのころからだったでしょうか。
師匠と呼ばれるようになったのは。
彼女いわく、はるるは恋愛とか人生で教わるべきことが多い師匠のような存在らしいのです。
でね、師匠!師匠!と慕ってもらっているうちに、はるるの中でその子に対する気持ちが変わっていったんです。
それは親しい友人から、可愛い妹のような存在にね。
だからはるるは親身になって、彼女の相談によくのっていました。
LINEやSkypeなどの無料通話が可能なツールがない時代に、深夜2時から翌朝10時過ぎまで携帯電話で電話することもありました。
その翌月の携帯代は、ビックリするほど高く、バイト代がすべて電話料金になったのも、今となってはいい思い出です。
歴代の彼氏をほぼ全員知っています
そんなこんなで互いに大人になっていき、彼女も何人も彼氏ができては別れを繰り返すことになり、その都度色々相談にのっていました。
そのためはるるは、彼女の歴代の彼氏に実際にお会いしたことはないものの、どのような方か、ほぼ全員知っています。
でね、今だからはっきり言いますが、はるるは彼女の歴代の彼氏の話を聞いて、だんだんとこう思うように。
このコ、もしかしてだめんず・うぉ~か~なんじゃないか。
つまり、ダメな男ばかりを好きになったり、彼氏にしちゃうタイプの人なんじゃないかと。
伝聞だけでこの人はダメだ!
と決めつけてはいけないのは、分かっています。
ですがしょっちゅう浮気をするだとか、仕事をすぐにやめちゃって親にお世話になっているとか、そんな方が多かったんです。
だからはるるは何度も、仕事をしっかりとしていて、将来のことを一緒に考えてくれる人を彼氏にしなさい!
と言っていたように記憶しています。
とはいえ、好きになってしまうのだから、どうにもならないのかもしれませんけど…。
とまぁ、こんな感じで長年仲良くさせてもらっていたんですが、ここ数年はほとんど連絡をとっていませんでした。
それはなぜかというと、多分…。
はるるが離婚をしたから
じゃないかと思います。
はるるが離婚してしばらくは、生活や精神に余裕がなかったのを、彼女は知っています。
そこで彼女ははるるに遠慮したのか、それまでちょくちょくあった相談がまったくなりました。
それからは年に一度、お互いに近況報告をする程度の連絡しかとっていませんでした。
そんな中での、冒頭の結婚したよ!発言には、そりゃあビックリしますよ。
結婚すると聞いて感じたこと
第一にビックリしましたよ。
そして第二に結婚式に呼びなさいよ、と思いました。
ただ結婚式に関しては、ごく近い近親者と仲の良い女の子だけが出席したそうで。
これは男のはるるが一人だけだと目立つし、仕方ないかなぁなんて思う反面、呼んで欲しかったなぁ、なんてね。
今となっては反省なんですが、結婚報告の電話の際はビックリしすぎて、多分気の利いたことやはるるの素直な気持ちを言えなかったんじゃないかと思います。
そこで報告の電話を受けてから1週間ほど後に、あらためて彼女にLINEでおめでとう、と送ったんです。
あらためておめでとう!
こちらがその際のスクリーンショット。
最後の、うっす!師匠!
というあたりが彼女らしいなぁ、なんて思います。
そして、このメッセージのやり取りをした後に感じたのが、これ。
嬉しさ反面、寂しさ反面
彼女が結婚したことは素直に良かったなぁ、と思うし、嬉しいのです。
でもなんか、寂しいんですよね。
遠くに行っちゃうみたいな感じがして。
こういうの、もしかしたら、彼女のお父さんが感じている気持ちと同じなのかもしれません。
いや、さすがにそこまでではないですかね。
でも、彼女にはお兄さんがいるんですが、それにはかなり近い感覚なのかも。
はるる自身、彼女を妹のように可愛がっていたつもりなので。
でね、兄弟ですら、かなり寂しく感じてしまうわけです。
そう考えると、目に入れても痛くないほど、娘を可愛がっていたお父さんにとって、娘の結婚というのはもちろん嬉しい反面、それと同じくらい寂しいんだろうなぁ、って思いました。
はるるには娘はいませんが、息子はいます。
それはもう、イケメンで可愛い息子が。
あの子が結婚する時は、嫁に息子を取られた!ショック!
なんてことになるとは思えませんが、それでもちょっとは寂しく感じるんだろうか…。
なんてことを、兄妹のように仲良くしていた友人が結婚したことをきっかけに、考えました。
なにはともあれ、旦那さんやまだ見ぬお子さんと幸せになってくださーい!
子供が早く欲しいと言っていたので、次はお子さんができたよー!
という報告を、師匠は楽しみに待ってますよ~。