洗濯のやり方① 全体の流れ 必要なもの 楽しい節約生活
2017/09/08
本エントリーの目次
先日、自宅で洗濯 コインランドリー どっちがお得?と題して、洗濯について書きました。
そこで書き終わってからふと思ったんです。
離婚直後のはるるは、洗濯がまったくできなかったんだよなぁ…。
あれ?もしかしてはるるの他にも洗濯の仕方が分からなくて、困っている人がいるのでは。
それなら洗濯のやり方をご紹介すると、何かの役に立つかもしれない!
というわけで、今回から数回にわたって洗濯の仕方について書きたいと思います。
初めての1人暮らしの方、はるるのように離婚後に洗濯をしなければならなくなった方など、これまで洗濯ができなかった方が、1人で洗濯をできるようになることを目標に、分かりやすく解説していきますので、ぜひ参考になさってくださーい!
さて第1回となる今回は、洗濯の大まかな流れと必要なものについて解説します。
洗濯の大まかな流れ
洗濯は大まかには、以下の流れで行います。
- 洗濯物の選別
- 洗濯機に洗濯物を入れる
- 洗濯機に洗剤を入れる
- 洗濯機で洗濯を行う
- 洗濯機ですすぎを行う
- 洗濯機で脱水を行う
- 洗った洗濯物を干す
洗濯機で洗わない物は、この流れの途中でクリーニング屋さんに持って行ったり、手洗いしたりしますので、途中が少し変わりますが、大筋はこの流れと思っていただいて大丈夫です。
洗濯に必要なもの
洗濯に必要なものは以下のとおり。
洗濯機
洗濯には洗濯機が必要です。
手洗いでも可能ですが、全部の洗濯物を手洗いするのはとっても大変。
ドライ・クリーニングや手洗いでないといけないもの以外は、この洗濯機で洗いましょう。
洗濯機には大きく分けて、縦型とドラム式があります。
縦型洗濯機
縦型洗濯機は、たとえばこういった製品。
昔ながらの形の洗濯機と言われれば、こちらを想像される方も多いでしょう。
後述のドラム型に比べて汚れ落ちが良い、価格が安いというメリットがあります。
ただし使用水量が多い、乾燥機能があるものは乾燥機能が弱いと言われています。
またよく汚れが落ちますが、洗濯中に衣類が絡まりあってしまい、衣類が傷みやすい傾向があります。
ドラム式洗濯機
対してドラム式洗濯機とは、たとえばこういった製品です。
縦型洗濯機が洗濯機を上から見て回転するのに対して、ドラム式洗濯機は前から見て回転します。
大きな違いはこの回転方向。
ドラム式は縦型に比べ、乾燥機能に強く節水という特徴があります。
汚れ落ちについては縦型に追いつきつつある、といわれています。
ですが今現在の状況では、まだ縦型洗濯機に分があるようです。
また、縦型よりも洗濯に時間がかかるモデルが多いです。
さらにドラムの向きの関係で、衣類を取り出す際は、中腰でかがむ必要があります。
そのため特に背が高い方は、腰に負担がかかりやすいです。
この場合は、洗濯機の下にこのような台を設置して、高さを上げることで調節すると良いでしょう。
どっちを選べばいいの?
価格が安いため、初心者の方にはドラム型よりも縦型洗濯機をおすすめします。
ドラム型は縦型に比べ3~4倍近い価格のものも多く、失敗すると経済的な痛手が大きいです。
そのため自分の洗濯スタイルが確立できるまでは、安い縦型洗濯機が良いのではないかと。
ちなみにはるるも、縦型の7年物の洗濯機を愛用しています。
洗濯洗剤
大きく分けると、粉末と液体の洗剤があります。
粉末洗剤
粉末洗剤とは、たとえばこういう製品。
液体洗剤に比べて洗浄能力が強く、アルカリ性のものが多いです。
洗濯物の汚れは酸性のものが多く、洗剤のアルカリ性で中和されるため、汚れ落ちが良いといわれています。
さらに1回当たりの洗濯に使用する洗剤料金を計算すると、一般的には粉末洗剤の方が安いことが多いです。
ただこういった良い点が多いにも関わらず、昨今は液体洗剤の方が人気。
粉末洗剤は液体洗剤と違って固体であるため、水温の低い時期は洗剤が溶け残り、白い塊として洗いあがった洗濯物に付着することがあります。
これを防ぐには、洗剤をあらかじめ少量のお湯で溶かして洗濯機に入れる、といったひと手間が必要です。
こういった手間を理由に、敬遠される方が多いのでしょう。
液体洗剤
次に液体洗剤とは、たとえばこんな製品。
粉末洗剤に比べて汚れ落ちは一歩及びませんが、溶け残る心配がない、という簡便さが消費者の心をとらえています。
どっちを選べばいいの?
はるるのおすすめはズバリ、液体洗剤。
液体洗剤は洗浄力が劣ると言われていますが、その洗浄力に不満を持ったことはありません。
それならば、溶け残りを気にしなくて良い、液体洗剤の方が扱いやすい、というのが主な理由です。
部屋干しをされる場合は、専用の洗剤がおすすめ!
室内に洗濯物を干す、部屋干しをされる場合は、部屋干し独特の嫌な臭い、いわゆる部屋干し臭が発生しやすいです。
これは、部屋干し専用の洗剤を使うことで軽減されます。
そのため、部屋干しを行われる方は、部屋干し専用洗剤の利用を検討されると良いでしょう。
尚、部屋干し用の洗剤としては、以下の製品が有名で、粉末と液体それぞれの洗剤が販売されています。
粉末洗剤:
液体洗剤:
ちなみに実ははるるも部屋干しをしているため、上記液体部屋干しトップを愛用しています。
これについては別途、部屋干し(室内干し)の嫌な臭いには部屋干しトップがおすすめ!にて書いているので、気になる方は合わせてご覧ください。
柔軟剤
洗濯をする上で柔軟剤は必須ではありません。(詳しくは、洗濯に柔軟剤は必要?いいえ、そうとも限りませんよ!)
使用する上でのメリットとデメリットがあるので、それぞれをよく考えて使用するかどうかを決めると良いでしょう。
メリット
最大のメリットは、洗い上がりの洗濯物がやわらかくなることです。
柔軟剤を使用しない場合、ゴアゴアした手触りになりがちですが、柔軟剤を使用するとやわらかい手触りになります。
また静電気防止、布の摩擦低減効果により、毛玉の防止や繊維の痛み防止に対して一定の効果があるといわれています。
デメリット
使用しすぎると、吸水性が悪くなることがデメリットとしてあげられます。
そのため足ふきマット、バスタオルなど、吸水性が重要な洗濯物に柔軟剤を多量に使用すると、吸水性が損なわれることがあるので、注意が必要です。
尚、柔軟剤には以下のような製品があります。
洗濯物干し
乾燥機を使用しない場合は、洗い上がった洗濯物は干して、乾かす必要があります。
ピンチハンガー
ピンチハンガーって何だ?
こう思われる方も多いと思います。
ですが写真を見ればすぐに分かります。
ピンチハンガーとは、このような製品。
おそらく誰でも見たことがあるんじゃないかと。
でもこれ、正式名称がピンチハンガーである、ということを知らない方は結構多いと思うんですよね。
ちなみにはるるは離婚直後に、これを通販で注文しようとして、名前が分からなくてネットで調べた記憶があります。
1人暮らしであれば、ピンチハンガーは1~3個あれば十分に足りるでしょう。
ハンガー
皆さんもよくご存じのハンガー。
洗濯用のものは耐水性を考えて、樹脂製のものが多いです。
木製のものは厚みがあるものが多く、型崩れしにくいという特徴があります。
ただ製品によっては、洗濯物の水分によってハンガーに色移りしてしまうことがあるので、ご注意を。
ハンガーは1人暮らしであれば、10~20本あれば足りると思います。
5本や10本セットで販売されていることが多いので、それを数セット買っておけばOKです。
物干し竿
物干し竿を設置する設備が室内または室外にある場合は、物干し竿を購入すれば、そこで洗濯物を干すことが可能になります。
伸縮可能なステンレス製の製品が錆に強く、おすすめです。
室内物干し
室内で洗濯物を干す(部屋干しする)必要がある場合は、必要です。
金属製と樹脂製のものがあり、以下のような製品があるので、ご自身の洗濯物の量や自宅の広さに応じたサイズを選んで、購入されると良いでしょう。
最低限、必要なものは3つ
洗濯機、洗濯洗剤、物干し(ハンガー、物干し竿等)。
この3つがあれば最低限の洗濯は可能なので、まずはこの3つを用意しましょう!
次回、洗濯のやり方②に続く