PCを使った仕事の効率化や疲労軽減には使い慣れたデバイス使用が効果大!
本エントリーの目次
仕事のほとんどにPCを使っています!
現在では仕事のほとんど、またはその一部をPCを使って行っている!
という方は、かなり多いと思います。
特にIT関連企業で働いている方や事務業務を行っている方の中には、業務のほぼ全部をパソコンを使って行っているよ!
なんて方もいらっしゃるはず。
はるるもその一人で、業務のほとんどにPCを使っています。
そしてPCを使って仕事をしていると、こんな風に考えることがあります。
PCを使った仕事の効率をアップさせたい!疲労を軽減したい!
PCを使った仕事にかぎった話じゃないですが、できれば効率よく仕事をこなして、早く帰りたいですよね。
またPCを使って仕事をしていると、肩こりや腕の疲れがたまりやすく、これを軽減したい!とも。
はるる自身も例外ではなく、これらについては何度も考えた経験があります。
またIT関連企業に務めて既に10年以上経ちますが、部下や後輩くんからもこれらの点について、アドバイスを求められることがありました。
PCを使った仕事の効率化、または疲労軽減に効果がありそうな対策は、はるるの過去の経験から、いくつか考えられます。
今回はその中でも、PCを使った仕事の効率化と疲労軽減の両方に効果が見込めるおすすめの対策を一つご紹介します!
PC業務の効率化と疲労軽減効果が見込めるおすすめの対策
はるるがおすすめするPC業務の効率化と疲労軽減効果が見込める対策は、PC業務に使い慣れたデバイスを使用することです。
ここでいうデバイスとは、マウスやキーボードなどの入力デバイスと、液晶モニターなどの出力デバイスのこと。
つまりPCで行う業務に、自分が使い慣れているマウスやキーボード、液晶モニターを使うのです。
え!?それだけなの?
なんて言われてしまいそうですが、それだけです。
使い慣れているデバイスを使った方が作業効率が高い!
業務で使うPCは、BYOD※1を除けば勤務先から貸与されたもののはず。
そしてそのPCに接続して使用するマウスやキーボード、液晶モニターなどの各種入出力デバイスも、貸与されたPCに付属のものか、あるいは勤務先が用意したものでしょう。
だから自宅などで使い慣れたマウスやキーボードとは、違う製品であることがほとんどです。
というか同じであることの方が稀でしょう。
※1 BYOD(Bring your own device)とは、個人が持っている携帯用機器(スマホやノートPC)を職場に持ち込み、それを業務に使用すること。
マウスやキーボードなどの入力デバイスは、慣れているかそうでないかによって、作業効率が大きく異なる。
というのは、なんとなく想像がつくんじゃないでしょうか。
たとえばマウスであれば、ポインターを画面上の同じ長さを移動させるのに、製品によって実際にマウスを動かす量が大きく異なります。
Windowsやマウスのドライバーソフトウェアの設定画面で移動量の調整は可能ですが、微調整まではできません。
そのため異なる製品の移動量をしっかりと揃えるのは難しく、微妙なズレが起こります。
またマウス底面のソールと、マウスパッド(または机※2)の材質との兼ね合いで、マウスのすべり具合いやブレーキ(止まり具合い)感覚が異なり、この体感的な移動量のズレを揃えるのも難しいのです。
これらのズレが原因で誤操作が起きやすくなります。
キーボードでは、キートップの大きさや配置が異なればタイプミスが多くなる、入力スピードが低下するなどの問題が起こりやすいでしょう。
というわけで、自宅などで使い慣れているマウスやキーボードと異なる製品を業務に使っていると、使い勝手や感覚が当然違うものとなり、作業効率が下がります。
これは逆説的に言えば、使い慣れたデバイスを使うだけで作業効率が上がるということでもあります。(本来の作業効率を取り戻すとも言えますね。)
※2 マウスパッドは必須ではありません。マウスパッドを使わない場合は、直接机の上で操作を行います。
参考:マウスパッドは必ず必要?いいえ、必須ではありませんよ!
使い慣れているデバイスを使った方が疲れにくい!
使い慣れているデバイスを使った方が、より疲れにくいです。
これは慣れているマウスと業務用のマウスの移動量のズレが大きいと、とくに体感しやすいですね。
使い慣れているマウスの方が移動量が多いと、業務用のマウスを使ったときに手首や腕をより大きく動かさなければいけない分、疲れやすいです。
そして業務に使っているマウスの方が移動量が多いと、微調整をするために手に力を入れてしまいがち。
だからこちらも疲労感を感じやすい、というわけ。
ポインターの移動量については先にも書いたとおり、ある程度まではWindowsやマウスのドライバーソフトウェアの設定画面で調整可能なものの、微調整まではできず。
この微妙なズレが気になり、肉体的な疲労感はもちろんのこと、精神的な疲労感(思い通りに動かないことにストレス)を感じることもあるでしょう。
使い慣れているデバイスの方が高性能であることが少なくない!
貸与されたPCに付属のマウスやキーボード、あるいは勤務先が用意したものは、低性能・安価な製品であることがほとんどです。
各PCに高性能・高価なマウスやキーボードを用意していたら、備品調達費用が大きく上がってしまいますから、これはやむを得ません。
したがって自宅などで使い慣れているマウスやキーボードの方が、より高性能・高価であることが少なくありません。
そして高性能な製品では、効率よくPC作業ができ、疲れにくくなる配慮がなされているため、この観点からも使い慣れているデバイスの使用をおすすめしたいのです。
PC業務に使い慣れたデバイスを使用する対策の弱点
ここまでご紹介してきた、PC業務に使い慣れたデバイスを使用する対策には、2つの弱点があります。
それは勤務先の許可と購入費用の負担が必要であること。
業務に使用するマウスやキーボード、ディスプレイなどの入出力デバイスについて、自分の好きなものを使って良いですよ!
という職場であれば問題ありません。
ですがセキュリティー上の理由や管理の都合などから、好き勝手に自分の好きなデバイスを接続することが就業規則で禁止。
または制限されていることがあり、この場合には勤務先(上司やシステム管理者)の許可が必要となります。
使用許可を取れれば良いのですが、何らかの理由でダメ!
と言われる可能性もゼロではなく、その場合には残念ですが、この対策の導入はあきらめるほかありません。
また許可が取れた場合、持ち込むデバイスの購入費用は通常会社負担ではなく自己負担です。
福利厚生の一環で購入費用を負担してくれる会社さんもありますが、あまり多くはないでしょう。
ただ購入費用の負担が必要である点については、それを補って余りある作業の効率化と疲労軽減効果があると考えているので、個人的にはまったく気になりません。
私が自宅や勤務先で使っている機材の例
最後に、はるるが自宅や勤務先で使っている機材についてもふれておきたいと思います。
はるるの勤務先では、マウスやキーボードなどのデバイスについての制限はありません。
そのため、自分の気に入っているマウスやマウスパッド、キーボードを持ち込んで使っています。
現在使用しているマウスはMX Masterという製品です。
このマウスでは、マウスホイールを素早く動かすことでカチカチ動作が解除され、高速スクロールが可能となるスピードシフトという機能が搭載されており、これがとっても便利!
マウスパッドとキーボードは、以前にこのブログでも紹介しているsteelseries 4HD マウスパッド 63200と東プレ REALFORCE 108UBK SJ08B0。
steelseries 4HD マウスパッドはすべりがよく、パッドが大きいところ、REALFORCE 108UBKは打っていて気持ちいい、長時間のタイピングでも指や手首に疲れを感じにくい点が気に入っています。
参考:
steelseries 4HD マウスパッド 63200はすべりがよく、大きくて使いやすい!
超快適! 東プレ SJ08B0 REALFORCE 108UBK 購入レビュー
仕事の効率化と疲労軽減ができそうなマウスやキーボードを探している!
という方にはとってもおすすめできる製品なので、検討候補の一つに入れてみてはどうでしょうか。
また疲労軽減には、フットレストの導入やディスプレイ輝度を下げるのも効果的です。
興味がある方は以下も併せてご覧くださーい!
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