フライパンや鍋がかさばって置き場所に困るときは、収納グッズを活用してみて!
本エントリーの目次
長年自炊を続けていると、調理に使用するフライパンや鍋類が少しずつ増えてしまうことがあります。
料理の調理方法によって、フライパンや鍋を使い分けたいと思うようになって購入しただとか、
知り合いから不要になった調理器具をいただいた、といった理由で増えることが多いんじゃないでしょうか。
そしてフライパンや鍋類などかさばる調理器具が増えると、こんな問題が発生してしまい困ることがあります。
フライパンや鍋がかさばってしまい、保管場所の確保が難しい!
調理器具の中で、特にフライパンや鍋類はかさばるため、多くの保管スペースを必要とします。
そのため、これらかさばる調理器具類が増えてくると、保管場所の確保が難しくなってしまい困ってしまう、というわけです。
そこで今回は、フライパンや鍋類をスッキリと保管するためのアイデアをいくつかご紹介しますので、保管場所の確保に困っている方は、ぜひ参考になさってください!
収納グッズを活用することで、フライパンや鍋類をスッキリと保管!
ネット通販サイトやホームセンター、各種量販店では、キッチン用の収納グッズやその他用途向けの収納グッズがたくさん販売されています。
それらを組み合わせてうまく活用することで、たくさんのフライパンや鍋類をスッキリと保管できることでしょう。
市販されている収納グッズにはさまざまな製品がありますが、たとえば以下のようなタイプの製品の購入・使用を検討してみてはどうでしょうか。
シンク下などに設置可能な棚を設置して保管する
キッチンシンクの下にある戸棚や、キッチンカウンター下部にある引き出しタイプの保管スペースに設置するための、以下のような組み立て式の棚製品が販売されています。
パール金属 スペースラック H-5810:
アイリスオーヤマ シンク下伸縮棚 USD-2V:
こういった棚製品を使って縦方向のスペースを活用することで、複数のフライパンや鍋類をスッキリと保管可能です。
棚製品の中には、棚板間の高さや棚板の幅を調整できる製品もあり、保管する鍋のサイズに合わせて調整することで、保管スペースを有効活用できることでしょう。
1,000~2,000円前後で購入可能な製品が多く、購入しやすい点も魅力です。
フライパンや鍋類は、こういった棚製品を使わずとも、異なるサイズであれば重ねて保管することで縦方向のスペースを活用できます。
ただし下側に置いてある調理器具は取り出しづらくなるため、棚製品を使って保管した方が調理器具を使用する際に取り出しやすいです。
レンジフードハンガーを使って、つり下げ保管する
キッチンシンクやキッチンカウンター下部の戸棚内には、すでにたくさんの調理器具が入っていて、これ以上保管できない!
という場合には、レンジフードハンガー(レンジフードフック)がおすすめです。
レンジフードハンガーは、キッチンの換気扇の周囲にあるレンジフードに吊り下げる収納グッズです。
これを設置することで、レンジフードの下部に収納スペースを追加できます。
レンジフードハンガーには、たとえば以下のような製品があり、フライパンやターナー(フライ返し)などをつるして保管するためのフックだけの製品だけではなく、併せて調味料などを保管しておく棚が付属する製品なども販売されています。
山崎実業 レンジフードフック 2476:
山崎実業 レンジフード調味料ラック 3128:
レンジフードハンガーでは、大きさや重量の関係から鍋をつるすのは難しいですが、フライパンやターナー(フライ返し)などの調理器具を複数つるして保管することが可能です。
そのため頻繁に使用するフライパンをはじめとした調理器具をつるしておくことで、戸棚から取り出したり使用後にしまう手間が軽減され、使いやすいでしょう。
ただしレンジフードの下部に保管する都合上、一部の調理器具が常に見えてしまうタイプの収納方法であり、いわゆる見せる収納となります。
したがって、不要な調理器具はしまっておきたい!
見えない場所に保管しておきたい!という方には、おすすめできない収納方法です。
またレンジフードハンガーをつるす部分(レンジフード下部)の形状やサイズは、レンジフード製品によって異なるため、レンジフードハンガー製品を購入する際は、自宅のフードに取り付けが可能かどうか、形状やサイズなどをよく確認してから購入するようにしてください。
レンジフードハンガー製品も1,000~2,000円前後で購入可能な製品が多いです。
ファイル整理用のファイルボックスを使って、縦置き横並べ保管する
キッチン用の収納グッズではありませんが、以下ファイルボックス製品の形状と同様の収納グッズを使うことでも、シンク下の収納スペースなどにフライパンや鍋類をスッキリ保管可能です!
キングジム ファイルボックス 4653:
ナカバヤシ ファイルボックス FB-EW4-CWN:
これら製品と同様の形状の収納グッズでは、フライパンや鍋類の高さに合わせた製品を使うことで、平置きではなく縦にして保管します。
また複数横に並べて配置することで、縦にしたフライパンや鍋類を横に並べて保管できるようになります。
重ねて保管するのではなく縦の状態で横に並べて保管するため、重ねて保管する方法と比べて取り出しやすい保管方法と言えます。
特に以下のような取っ手付きのフライパンを保管すると、取り出す際に取っ手を持ってサッと取り出せるので、とっても便利です!
ファイルボックス製品はボール紙・厚紙製のものと、樹脂製の製品が販売されていますが、おすすめは樹脂製のものです。
樹脂製のファイルボックス製品であれば、汚れた際に洗剤を使って水洗いできるため、可能であれば樹脂製の製品を購入すると良いでしょう。
ファイルボックス製品は1個あたり、100~400円前後で購入できる製品が多いです。
フライパンや鍋専用の収納グッズを使って、縦置き横並べ保管する
フライパンや鍋専用の収納グッズも販売されています。
これはブックスタンドのような形状をした収納グッズであり、ファイルボックスを使った収納方法と同じく、縦にしたフライパンや鍋類を横に並べて保管できます。
山崎実業 フライパンスタンド 3840:
伸晃 フライパン スタンド PFN-69:
このタイプの収納グッズでは、1~3cm程度の間隔で収納スペースの幅を調整できる製品が多く、保管するフライパンや鍋の高さに合わせて調整することで、保管スペースを有効活用できます。
また、ファイルボックスを使った収納方法と同じく、重ねて保管するのではなく縦置きの状態で横に並べて保管するため、重ねて保管する方法と比べて取り出しやすいです。
はるるもこのタイプの収納グッズを使っており、複数のフライパンや鍋本体とそのフタを保管しています。
このタイプの収納グッズは構造がシンプルであり、強度があまり強くなさそうだ…。
という印象を受ける方もいらっしゃると思います。
たしかに一見すると、構造的にはあまり強度がなさそうではありますね。
ですがはるるは現在、一般的な鍋製品よりも重いであろうル・クルーゼさんの鍋製品※1もこのタイプの収納グッズで保管しており、特に問題なく縦の状態で保管できています。
したがってある程度の重量がある重めの鍋製品であっても、縦の状態で保管できる※2と思います。
※1 ル・クルーゼさんの鍋製品は、一般的な鍋製品と比べると肉厚があり、重い製品が多いです。
※2 製品によって強度が異なるため、強度が弱い製品では重い鍋製品を縦の状態で保管できないケースもあるかもしれません。
積極的に『見せる収納』を行うのも一つの手かも!
キッチンシンクの下にある戸棚や、キッチンカウンター下部にある引き出しタイプの保管スペースが少ない場合には、積極的に『見せる収納』を行うのも一つの手です。
収納グッズの中には、以下ル・クルーゼさんのポットスタンド製品のように、インテリア性の高いオシャレなデザインの収納グッズも販売されています。
ル・クルーゼ ポットスタンド:
こういった製品を使うことで、戸棚や引き出しなどの保管スペースの確保が難しい場合でも、フライパンや鍋類の保管が可能となります。
ただしこの保管方法には、調理器具にホコリなどのゴミ類がたまって汚れやすいという弱点があります。
戸棚や引き出しなどの保管スペースは、器具の出し入れをするときを除いては保管スペースのフタを閉めているため、ホコリなどのゴミ類が調理器具に付着することはほとんどないでしょう。
対してこの保管方法では、調理器具を長期間使わないでいると器具にホコリなどのゴミ類がたまって汚れやすいです。
したがってこの方法は、フタがある鍋類の保管に使用すると良いでしょう。(保管時にフタをしていれば、鍋の内部は汚れません。)
取っ手を取り外せるフライパン・鍋製品もおすすめです!
フライパンや鍋類がかさばる原因の一つが取っ手です。
取っ手が当たってしまい、重ねて保管することができなかったり。
重ねることができたとしても横幅を取ってしまい、大きな保管スペースを必要としてしまうからです。
現在では、ティファール(T-fal)さんのフライパン・鍋製品などに代表される取っ手を取り外せる製品も販売されています。
はるるは鉄のフライパンとは別に、ティファールさんの製品も使っており、取っ手を取り外せる点がとても便利だと感じています。
参考:
フライパン買い直しはもう嫌!そんな方にこそ鉄フライパン!
取っ手がとれる!T-fal(ティファール) 鍋 フライパン 購入レビュー
テフロンを長持ちさせるために! T-fal エピス シリーズ
これは、取っ手が外れないタイプの製品と比べ、取っ手を外すことでより小さな保管スペースで保管できるのはもちろんのこと。
3口ガスコンロで3口すべてを使って調理をしている際、取っ手が隣の鍋と当たって邪魔にならないという点も便利だからです!
というわけで、フライパン・鍋類の保管スペースが少ない場合には、取っ手を取り外せるタイプのフライパン・鍋製品の購入や買い替えを検討しても良いでしょう。
以上、参考になさってくださーい!