首の寝違え対策に!自分にあった枕の高さを手軽に試す方法
2018/04/24
本エントリーの目次
先日、職場の同僚と休憩時間に雑談をしていた時のこと。
同僚が嬉しそうな表情でこんなことを。
最近首の調子が良いんだよね~!
実はこの同僚、1年ほど前から頻繁に首を寝違えていたんです。
首を寝違えた翌日・翌々日あたりは、イタタタタ…。
と首を手でおさえて気にしながら業務にあたっていたので、当時からこの同僚が、首の寝違えに困っていたのは知っていたんです。
しかもその寝違えの頻度がかなり高く、日常生活や業務でかなり困っていそうな感じだったので、病院に行って相談してみたら?
なんて話を良くしていたわけ。
そして半年ほど前に整骨院を受診・先生に相談し、その指導にしたがってあることをしたところ、すっかり調子が良くなったみたい。
その指導内容がへぇ~、なるほど!
と思える内容だったので、ご紹介したいと思います!
寝違えの原因
整骨院の先生(柔道整復師と呼ぶらしい)によると、寝違えの主な原因は、以下のような理由から首の周りの筋肉に負担をかけてしまうことだそう。
- 寝ている時の姿勢が悪かった
- 枕があっていない
- 持病の肩こりによる血行不良
- 就寝中の冷えによる血行不良
この中で同僚が該当しそうだったのが、寝ている時の姿勢と枕の問題だったみたい。
前者はこたつでウトウトしているうちにそのまま寝てしまったり、酔っぱらってソファーやいすに座ったまま不自然な体勢で寝てしまったこと。
後者は寝違えになりやすくなる少し前に、古くなった枕を新しいものに買い替えたこと。
そこで前者については、しっかりとベッドで寝るように、本人が気をつけるようにして解決。
そして後者の枕についての整骨院の先生の指導がへぇ~、なるほど!と思った内容なんです!
寝違えの対策として、まくらについて整骨院の先生(柔道整復師)が指導したこと
先にも書いたとおり、寝違えの主な原因の一つに枕があっていないことが挙げられます。
一般に市販されている枕には多種多様な種類があり、それぞれ高さや形状、枕の表面の材質や内部のクッション素材などが異なり、他の商品との差別化を図っています。
この中で枕が使用者にあっておらず、寝違いが起こりやすい場合、その要因となりやすいのが、枕の高さと形状とのこと。
これは、枕が使用者にあっていない場合、首周りが不自然な体勢になり、筋肉に負担をかけてしまう。
そしてその結果、寝違えや朝起きた際の首・肩まわりの倦怠感につながる、ということらしい。
だから自分にあった高さ・形状の枕を使うことで、首の寝違えが起きにくくなるわけなんですね!
ふむふむ、なるほど。
ただそうは言いましても、枕だって安いものではありません。
そのため自分にあった物を探すために、あれこれと買っていろいろな製品を試すわけにはいきません。
実は、これについての整骨院の先生の同僚に対する指導が、一番の『へぇ~なるほど!』ポイントでした。
自分にあった高さ・形状の枕を試すには、タオルがおすすめ!
整骨院の先生によると、自分にあった高さ・形状の枕を探すには、タオルが最適とのこと。
この話を聞いた時、最初は同僚の話の意味がよく分かりませんでした。
ところがよくよく聞いてみると、タオルで枕を作り、さまざまな高さや形状を試してみて、自分にあった枕の高さ・形状を探すと良い、ということでした。
そして自分にあう枕の高さや形状をタオル枕であれこれと試して調べた友人は、その後自分にあう枕を市販の製品から探し、それを使い始めてからというもの、寝違えはすっかり起きなくなり、とても調子が良いらしい。
たしかにこの方法であれば、高さや形状が違う枕を何個も買って試さずに済むので、手軽で素晴らしいですね!
たとえばこちら、はるるの自宅にあった普通のタオル。
すでに6~7年ほど使用しているため、ところどころパイルが抜けているなど使用感がスゴイですが、そこは気にしないでください。
そしてこのタオルを適当に折りたたんで、枕の形状にするわけです。
こんな感じね。
この画像だけでは、高さが分かりませんね…。
そこで横から見るとこんな感じ。
これで高さはおよそ6cm前後。
ただ頭をのせると頭の重みで凹むため、寝ている際は3cm前後になります。
このタオルを折りたたむ回数や使用するタオルの厚みで、枕の高さを調整するわけです。
また形状については、例えば手前だけ丸めて段差を作るなどして変更します。
この手前だけ丸めた形状であれば、首のカーブに沿った形状の枕になるので、首周りの筋肉が自然な形で寝れるそうです。
尚、このように形状をタオルで作り、その形状を固定せずに寝ると、朝にはタオルが度重なる寝返りでぐちゃぐちゃになっているかもしれません。
そのためタオルで形状を作った後は、紐やヘアゴムなどでタオル枕の形状が崩れないように固定すると良い、とのこと。
タオル枕を実際に試してみて感じたこと
この話を聞いたはるるは、自分にあった枕の形状・高さが気になり、さっそく自宅でこのタオル枕を試してみました。
そして感じたのが以下の4点。
今使っている枕よりも、2cmくらい低い枕の方が自分にあっている!?
なんとなくそんな気がします。
いや、断言はできないんですけどね。
ただ、今使っている枕よりも2cmくらい高さが低いタオル枕の方が、朝の目覚めが良いというか、朝起きた時に首や肩が楽な気がするんですよね。
気のせいかもしれませんけど…。
もう少しいろいろ試してみて、今使っている枕よりも良さそうだ!
と確信できたら、2cmくらい高さが低い枕を買おうと思います。
吸水性抜群!
タオルなんだから当たり前ですが、吸水性が良いのは素晴らしいですね!
夏の時期などの熱い夜は、寝ている最中に頭の後ろや首、肩のあたりに寝汗をかき、朝起きたらなんだか枕が湿っぽい、なんてこともあると思います。
ところがタオル枕であれば吸水性が抜群に良いので、寝汗をかいてもすぐに吸水してくれるのか、そういうことは起きていません。
すぐに洗えて衛生的!
タオル枕はタオルを枕の代わりにしています。
そのため洗う際は、いちいち枕カバーのように枕から外す手間もかからず、そのまま洗濯機にポイ!でOKです。
だからとっても楽ちん!
しかも枕カバーを貫通し、枕本体に寝汗や皮脂などの汚れが付いてしまっても、普通の枕は洗えないことがほとんど。
それに対してタオル枕は、内部もすべてタオルなので、内部までしっかりと洗濯可能でとっても衛生的!
どこでも自分好みの枕が作れる!
タオル枕に必要な物は、タオル本体と形状を維持するために使用するひもやヘアゴムなどだけ。
だからたとえば出張や旅行の際などに、宿泊先の枕が自分にあっていない場合、タオルで自分好みの枕を作って寝れば、朝までぐっすり寝れるんじゃないかと思います。
特に枕が変わるとなかなか寝れないタイプの方には、おすすめできそうです。
以上のような理由から、実は市販の枕よりもタオル枕の方が便利なんじゃないか、という気さえしてきました。
寝違えで困っている方や、自分にあった枕の高さ・形状を手軽に試して調べたい方には、タオル枕がおすすめ!
枕を変えてから頻繁に寝違えが起こるようになったなど、枕が自分にあっていないと思われる方や、自分にあった枕の高さ・形状を手軽に試して調べたい方には、今回ご紹介したタオル枕がとっても便利だと思います。
なにしろタオルがあれば、無料ですぐに試せますから。
そのため自分にあった高さ・形状の枕を知りたいなぁ、と感じている方は、まずはタオル枕で高さや形状を変えて寝心地を試してみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、あれれ!?今まで使っていた枕は自分にはあっていなかったのかも!
なんてことが分かるかもしれませんよ~!