29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

かぜ薬など市販薬のビンに入っているビニールは入れ直してはダメ!

      2018/04/25

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かぜ薬などの薬のビンに入っているビニールの扱い方が間違っていた!

2週間ほど前から数日間、はるるは(せき)やたん、頭痛といったかぜの諸症状に悩まされていました。

右手で咳を抑え、マスクをしている赤い帽子をかぶった若い女性

そこでビンに入っている錠剤タイプのかぜ薬を飲もうと、薬の説明書を読んだ際、薬のビンに入っているビニールに関する『とある注意点』に気付き、ビックリ!

そしてなんと、はるるがこれまで行っていた薬のビンに入っているビニールの扱い方が間違っていたことが分かったんです!

というわけで今回は、ビンに入っている錠剤タイプのかぜ薬や咳止め薬、鼻炎薬などの市販薬に付属するビニールの正しい取り扱い方法をご紹介します!

かぜ薬などの市販薬のビンに入っているビニールとは、これのことです!

こちらがはるるが飲もうとしていた大正製薬株式会社さんの総合かぜ薬、パブロン S錠。

左手で持っているパブロン S錠の瓶

数年前にまとめ買いしていたかぜ薬で、現在はすでに販売が終了しているそうです。(ドラッグストアの薬剤師さんの話によると、現在は後継のパブロン Sα錠という薬に切り替わっており、一部薬剤成分が変わっているとのこと。)

箱を開けた直後に説明書を読み、ビニールの扱い方が間違っていたことが分かったので、これはブログのネタになるぞ!
と思い、朦朧とした意識の中で写真だけ撮っておきました。

そして先の画像を見ていただけると分かるとおり、ビンの上部にビニールがつめられています。
このビニール袋が今回のお話の主役。

ビンのフタを開けると、密閉用のシールが貼ってあります。

『このシールはすてること』と書かれているパブロン S錠の密閉用シール

表面に書いてある『このシールはすてること』という注意書きのとおり、シールを取り外してゴミ箱に捨てると、先ほどビンの上部に見えていたビニール袋が見えてきます。

密閉用シールを剥がしたパブロン S錠の瓶の内部の様子

このビニール、ビンの外から見えていた印象よりも結構たくさん入っているんですよね、こんな感じで。

パブロン S錠の瓶に入っていたビニール袋を取り出した様子

実際に薬を飲む際は、このようにビンからビニール袋を取り出し、規定の数の錠剤を取り出して飲むわけです。

取り出したビニール袋を左手で持っている様子

そしてこの後の『ビニールの取り扱い方法』こそが、今回ご紹介したいことなんです!

かぜ薬などの市販薬のビンに入っているビニール、どう扱っていますか?

はるるはどうかというと、飲む分の錠剤を取り出した後は、ビンに入っていたビニール袋を元あったようにビンの上部に押し込んでつめた後、ビンのフタを閉めていました。

どうしてこうしていたのかというと、深い理由や根拠はありませんでした。
ただ元々何らかの目的のために、ビンの上部につめてあったわけで、もとに戻しておいた方が無難だろう…。
くらいの理由ですかね。

きっと湿気防止とか、そういった類の理由によるものなんだろうなぁ、なんて思っていました。

そしてこの、『ビンに入っていたビニール袋を元あったようにビンの上部につめておくこと』こそ、間違った取り扱い方法だったんです!

かぜ薬などの市販薬のビンに入っているビニールは捨てるのが正しい取り扱い方法です!

結論から言いますと、かぜ薬などの市販薬のビンに入っているビニールは捨てるのが正しい取り扱い方法です。

これに気付いたのは先にも書いたとおり、箱を開けた直後に説明書を読んだとき。

最初は、この薬は大人の場合1回あたり何錠飲めば良かったんだっけ…。
と、用法・容量を確認するために付属の説明書を読んだわけ。

こちらがその用法・容量が書かれた付属の説明書背面の内容です。(付属の説明書をスキャンしているので一部背面が透けています。)

パブロン S錠の説明書背面の記載内容

(大正製薬株式会社 – 総合かぜ薬 パブロン S錠付属の説明書背面より引用)

そして説明書左上の用法・容量を読み進め、ふむふむ、なるほど。
15才以上は1日3回、3錠ずつ飲めば良いのか、なんて思いながらその先を読んでいくと、こんな記述があったわけです。

パブロン S錠の説明書背面に記載されている『最初に服用する時に』という項目の内容

最初に服用する時に

  1. 瓶口シールをはがして捨ててください。
  2. 詰め物を取り出して捨ててください。
    (この詰め物は輸送時の錠剤の破損を防ぐためのものです。これをびんに出し入れすると異物混入の原因になることがあります。)

(大正製薬株式会社 – 総合かぜ薬 パブロン S錠付属の説明書背面より引用)

はっきりと『捨ててください』と書いてありますね。

そしてそれは輸送中の錠剤の破損を防ぐためだけのものであり、何度も出し入れすると異物混入の原因になってしまうためだ、ということみたいです。

というわけで、かぜ薬などの市販薬のビンに入っているビニールは捨てるのが正しい取り扱い方法となります。

薬を飲むときは、必ず説明書をしっかりと読んでおいた方が良い!

その後かぜが完治したはるるは、ドラッグストアに立ち寄った際にふとこう思ったんです。
ひょっとすると『市販薬のビンに入っているビニールは捨てるのが正しい取り扱い方法』というのは、大正製薬株式会社さんの総合かぜ薬パブロン S錠にかぎった話だったりして…と。

そこでドラッグストアの薬剤師さんに、大正製薬株式会社さんの総合かぜ薬パブロン S錠の説明書にビニール袋は捨てなさいって書いてあったんですが、あれはどのビン入りの錠剤でもあてはまる話なんですか?と聞いてみました。

これに対するドラッグストアの薬剤師さんの回答は以下のとおり。

  • 基本的にはどのビン入りの錠剤の薬にもあてはまる話である。
  • 錠剤は通常顆粒の薬を押し固めて固形にしたり、固めるための成分を混ぜて錠剤の形としている。
    したがって錠剤の大本は顆粒であることが多いので、それほど頑丈ではなく、輸送中の衝撃などで割れてしまったり、一部が粉状になってしまうことがある。
    これを防ぐための緩衝材がビン上部につめ込まれているビニール。
  • 開封した時点で、錠剤が割れないようにする緩衝材としての役目は終わっているので、ビニールは不要なもの。
    だからどの市販薬のビン付属のビニールでも捨てて良いはず。
  • ただ目薬などに付属のビニール袋の場合は、直射日光を遮って薬効成分が変質しないようにする効果があるものもある。
    したがってビニールを捨てるべきかどうかは、必ず説明書で確認すべき

というわけで、目薬のビニール袋などのように捨ててはいけないケースもあるようなので、新しい薬を飲むときは、必ず説明書をしっかりと読んでおいた方が良いでしょう。

う~ん、これまではあまり市販薬の説明書なんて読んでなかったなぁ。
という方は、今後は薬の服用前に説明書をしっかりと読むことを強くおすすめします!

 - 健康, 生活

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