パソコンの使い道とは?何に使うの?何ができるの?スマホとの違いは何?
2018/06/27
本エントリーの目次
パソコンの使い道とは?何ができるの?
インターネットを閲覧したい、画像編集をしたいなど、何らかの理由をきっかけにパソコンが欲しいなぁ。
パソコンを買おうかなぁ、なんて思うことがあります。
そこで家電量販店などで価格を調べてみると、安いものでも数万円。
高いものであれば15~25万円くらいの製品もあり、ぱっと買えるような安いものではないことが分かります。
そのため購入検討のきっかけになった『インターネットを閲覧したい』、『画像編集をしたい』といった特定の目的だけのために買うのは、ちょっともったいない気がする…。
他の用途にもいろいろ使えるのであれば、多少高くても購入しようと思うんだけど。
う~ん、どうしたものか…。
今回はこういったお悩みを持っている方向けに、パソコンの使い道とは?何に使うの?何ができるの?スマホとの違いは何?といった内容について、ご説明します!
本題に入る前に、まずは少しパソコンについて説明しておきましょう!
パソコンはソフトウェア次第でとてもたくさんのことができるスゴイ機械!
パソコンはpersonal computerのカタカナ表記を省略したもので、個人向けのコンピューターのことを指します。
personal computerを省略してPCと書かれることも多く、本エントリーでも以後はPCと表記します。
PCは大きく分けるとハードウェア(PCを構成する物理的な機械部品)、オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションソフトウェアの3つで構成されており、OSがハードウェアを制御。
アプリケーションソフトウェアはOS上で動作し、各種機能をユーザーに提供します。
そしてPCの機能(どんなことができるのか)は、これらの組み合わせによって大きく異なるのです!
その中でも、特にアプリケーションソフトウェアに何を使うかで、できることが大きく変わります。
現在はWindows OSが主流です
現在家電量販店で販売されているPCは、ハードウェア(PCの機械部分)とMicrosoft WindowsというOSをセットにした状態で販売されていることがほとんどです。
また、これにMicrosoft Officeというアプリケーションソフトウェアをセットにして販売されているケースも多いですね。
一部その他OSの製品も販売されています。
ですがWindowsのシェアはダントツであり、一般的にはPCと言えば『PCのハードウェアにWindows OSがインストール(導入)されているもの』という理解で大丈夫でしょう。
アプリケーションソフトウェアで機能が変わるのは、スマホやタブレットと同じ!
最近はスマホやタブレットがかなり普及しているので、これらに例えた方が分かりやすいかもしれませんね。
スマホやタブレットもPCと同じように、ハードウェア(PCを構成する物理的な機械部品)、オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションソフトウェア(アプリ)の3つで構成されています。
たとえばiPhoneやAndroidスマホは、それぞれ以下の構成となっています。
iPhoneの例:
- ハードウェア:iPhone X、iPhone 8など
- OS:iOS
- アプリケーションソフトウェア:LINEなど
Androidスマホの例:
- ハードウェア:Xperia XZ1、AQUOS PHONE ZETAなど
- OS:Android
- アプリケーションソフトウェア:LINEなど
そしてこれらの組み合わせによって機能(どんなことができるのか)が大きく異なる。
特にアプリケーションソフトウェアに何を使うかで、できることが大きく変わる点もPCと同じです。
LINEアプリを使えばメッセージや画像のやり取りができますし、Gmailアプリを使えばメールや画像の送受信ができます。
またカメラアプリを使えば写真撮影ができますよね。
ただカメラアプリを使うためには、カメラのハードウェア(機械部品)が物理的に必要です。
おサイフケータイや指紋認証アプリ・機能を使う場合にも、それぞれ専用のハードウェアが搭載されていなければ使えませんよね。
これと同じようにPCも、インストールしたアプリケーションソフトウェアや搭載しているハードウェアの組み合わせによって、機能(何ができるのか)が変わるスゴイ機械だと言われれば、ふむふむ、なるほど、と理解しやすいんじゃないでしょうか。
スマホアプリにも無料と有料のものがあるように、PC用のアプリケーションソフトウェアにも無料のものと有料のものがあります。
多くの場合有料製品の方が高性能ですが、無料製品の中にも高性能なものがあり、有料製品を一切使わずともかなりたくさんのことができます。
尚、アプリケーションソフトウェアの例に挙げたLINEは、iOSとAndroidの両方のOS向けのアプリがそれぞれ開発・公開されており、どちらのOSでも使用可能です。
ですがiOSだけ、あるいはAndroidだけでしか開発・公開されていないアプリケーションソフトウェアも少なくありません。
一般的には特定のOS向けのアプリが、別のOS上でも動くことは少なく、何らかの修正が必要です。※
そのため特定のOS向けのアプリしか作っていないソフトウェアメーカーさんが少なくありません。
※アプリを開発するツールによっては、複数のOSで動作するソフトウェアを作成することも可能です。
パソコンの使い道とは?何に使うの?何ができるの?
ここまで書いてきたように、PCの機能(何ができるのか)は、インストールしたアプリケーションソフトウェア(アプリ)や搭載しているハードウェアの組み合わせによって変わります。
したがってPCでは共通してこんなことができますよ!と言うのは、なかなか難しいのです。
そのためここからは、機能を実現するためのアプリやハードウェアを用意しなければできないことも含め、たとえばこんなことができますよー!
といった内容を、いろいろご紹介していきます!
文章作成や表計算、作図
先ほど『ハードウェアとWindows、これにOfficeというアプリケーションソフトウェアをセットにして販売されているケースも多い』と書きましたね。
Officeは、Windowsの開発元であるMicrosoftさんが開発しているアプリケーションソフトウェア群のこと。
この中に文章作成を行うためのWordや、表計算を行うExcelが含まれています。
ビジネス・仕事ではほぼ必須といえるアプリケーションソフトウェアです。
これがないと仕事にならないという方は少なくないでしょう。
簡単な計算であればWindows OS付属の電卓でも可能ですが、たくさんのデータの集計を行うときなどはExcelを使った方が、正確かつスピーディに計算できます。
これらは何も仕事でしか使えないものではなく、町内会の配布物の作成や自分用の家計簿の作成にも使えます。
Officeはエディションと呼ばれる種類によって使えるソフトウェアの種類・数が変わります。
上位エディションを購入すれば他にPowerPointと呼ばれる発表用資料を作るためのソフトウェアや、Accessというデータベースソフトウェアも使用可能です。
ちなみにExcelやWordには図形を書いたり、絵を書く機能もあります。
また図形・設計図の作図がしやすいMicrosoft Visioというソフトウェアもかなり便利です!
さらに図面作成に特化したCAD(computer-assisted drafting、computer-assisted drawing、computer-aided design)というソフトウェアも多数開発・販売されています。
イラスト・動画・マンガ作成
Adobe PhotoshopやIllustratorなどのソフトウェアを使えば、画像編集やイラスト作成ができます。
カメラで撮った写真を加工したい!絵やイラストを書くのが好きだ!
という方はこういったソフトウェアを使えると、より楽しくなるでしょう。
また動画編集やマンガ(コミック)作成に特化したアプリケーションソフトウェアもたくさん販売されています。
PCでイラストやマンガを書くときは、以下のようなペンタブレット(ペンタブ)という製品を併用する方が多いです。
ブラウザーを使ったインターネットへのアクセス
スマホやタブレットを使っている方は、Google Chromeなどのブラウザーアプリを使ってインターネットにアクセスし、webページを閲覧しているはず。
PCでも、もちろんこれと同じことが可能です。
インターネットにアクセスすればできることには、たとえば以下のようなものが挙げられます。
調べ物
インターネット上のwebサイト・ページには、とてもたくさんの情報が溢れています。
そして現在では、自分が分からないことや知りたいことのほとんどは、インターネットのどこかに答えがあると思って間違いないです。
そのため調べ物をしたいときには、インターネットは本当に便利。
ただ注意してほしいのは、インターネット上の情報の中には、間違っているものや情報が最新でないものも多分にある、ということ。
その情報が本当に正しいのかどうかまでは、教えてくれません。
だから判断は自分でしなければならないのです。
ちなみにWikipediaという百科事典サイトでは、たくさんの物事に対して詳細な情報が掲載されており、これを見ているだけで1日終わるようなこともあるでしょう。
主婦の方であれば、料理のレシピをcookpadで調べて献立を考えれば、今週は何を作ろう…。
といった悩みがなくなると思います。(ものすごい量のレシピが掲載されているので。)
動画閲覧
YouTubeなどの動画サイトにアクセスすれば、さまざまな動画を見ることができます。
こちらもWikipediaと同様に、見ているだけで1日が終わってしまうことがあるはず。
それくらいとてもたくさんの動画が公開されています。
ネットショッピング
Amazonさんや楽天市場さんなどのネット通販サイトを利用すれば、インターネットを使って買い物をすることができます。
これも本当に便利!
はるるはネット通販サイトのヘビーユーザーであり、毎月1万円以上はネット通販サイトで物品を買っています。
最近は電子書籍や日用品を購入することが多いですね。
学生さんの場合はAmazon Studentというとてもお得なサービスを利用できるので、ぜひ利用を検討してみてください。
参考:学生ならAmazon Studentを利用すれば、毎月1冊本が無料に!
地図・経路・乗り換え調査
インターネット上には地図・経路探索ができるGoogle Mapsや、電車の乗り換え情報を調べられるジョルダンなどのサイトもあります。
こういったサイトを使えば初めて行く場所への経路や、周辺情報を事前に調べておくことができ、当日の予定を立てやすくなるでしょう。
ネットバンク(銀行)の利用、株取引
最近は金利面で有利であることが多いネットバンク(銀行)を使っている方も多いはず。
何を隠そうはるるも住信SBIネット銀行というネットバンクをメインバンクにし、住宅ローンを借りています。
参考:超便利!住信SBIネット銀行を4年使ったのでレビューしてみる
ほぼすべての手続き・利用をネットで完結でき、店舗にいちいち行かなくて良いので助かっています。
ネットバンクでない銀行でもネットで手続き・利用できるところが増えていますが、ネットバンクに比べると、サイトの機能面がイマイチなことが多いです。
またネットで株取引を行うこともできます。
行政手続き、確定申告
最近では行政手続きをネットで行うこともできます。
何ができるのかは地方自治体によって異なりますが、申請や届け出をネットで提出できるようになってきています。
また確定申告をネットで行ったり、確定申告の提出用書類をネット上で作成するサービスも公開されています。
はるるも確定申告を毎年行っており、このサービスを使って作成した確定申告書を最寄りの税務署に提出しています。
ネット予約
飲食店や理美容店、ライブのチケット取得など、ネット予約に対応しているお店やイベントであれば、インターネットを使ってのネット予約が可能です。
ただし人気のあるイベントの予約時はサイトにアクセスが殺到し、予約やチケットが取りづらいことも。
ラジオを聞く
インターネットを使ってラジオを聞いて楽しむこともできます。
たとえばradiko.jpさんを利用すれば、日本全国のラジオをインターネットを使って楽しめるのです。
この他にもインターネットでできることは、何でもできます!※
※カメラなど特別なハードウェアが必要な場合、それらも必要です。
またインターネットを利用するにはPC単体ではダメで、他にインターネット回線業者との契約などが必要となります。
読書・新聞購読
AmazonさんのKindleストアなど、電子書籍購入サイトで購入した電子書籍を読むことができます。
また新聞社が展開しているネット新聞サービスを契約すれば、ネットで新聞を読むことも可能です。
はるるも現在では紙の本を買うことは少なくなり、仕事や趣味の本はほとんどKindleストアで購入した電子書籍ばかりです。
参考:Kindle本を読み始めたら、便利すぎて紙の本を買わなくなった!
チャット・テレビ電話
Microsoftさんが展開しているSkypeというチャット・テレビ電話サービスを利用すれば、無料でチャットやテレビ電話を楽しむことができます。※
またPC版のLINEを使っても同じようなことができます。
ただしテレビ電話を利用するには、マイクやスピーカー、カメラなどのハードウェアが別途必要です。(PCにあらかじめ搭載されていれば不要。)
参考:Skype用のカメラとマイクのおすすめは、LOGICOOL C615!
※Skypeには、Skype for Businessという有料版も存在します。
動画や音楽の鑑賞、管理
PCを使って動画再生アプリや音楽再生アプリを使えば、映画作品の動画データやCDの音声データを再生して動画を見たり、音楽鑑賞を楽しめます。
また自分が購入したCDの音声データをPCに取り込んだり、タグ情報と呼ばれる曲名やアーティスト名などの情報を音声データに追加して管理することもできます。
PCの内部はノイズが多いなどの理由から、音質が良くないという意見はあります。
ですが管理が楽になることから、はるるは音楽データをPCで管理し、PCで再生して楽しんでいます。
テレビの視聴・録画
現在では、PCに最初からテレビの視聴や録画機能が付いている製品は、ほとんど販売されていません。
ですが以下製品のような録画機能付きのTVチューナーと呼ばれるハードウェアを購入・追加すれば、テレビの視聴や録画ができるようになります。
PCゲーム
PCを使ってゲームを楽しむこともできます。
しかもPlayStation4などの家庭用ゲーム機に比べ、より高画質、高いfps(フレームレート)※でプレイすることも可能です。
ただしPCで高画質・高フレームレートの設定でゲームを楽しみたい場合、高性能なグラフィックボードと呼ばれるハードウェアが必要となり、PCの価格が大きく上がります。
たとえば4K解像度・60fpsで最新の3Dゲームを高画質設定で楽しむ場合、本エントリー執筆時点では以下のような1枚10万円前後の製品が1~2枚必要です。(これでも性能が足らないことがあります。)
そのためPC本体の価格が20~30万円を超えてしまうことも。
はるるもPCを使ってゲームをしていますが、PlayStation4などの家庭用ゲーム機では発売していない製品もあり、とっても楽しいですよ!
※静止画を1秒間に何回切り替えて動画を構成しているかをフレームレート(frame rate)と呼び、これが高いほどなめらかな映像となります。
参考:
PC(パソコン)でゲームをするために必要なものや始め方
PCにグラフィックボード(グラボ)って必要なの?
30fpsと60fpsの違いや差は比較動画を見ても分からなかったけど実体験で納得!
仕事
勤務先で仕事にPCを使っている場合、その仕事を自宅に持ち帰ってできるようになります。(会社で使用しているソフトウェアと同じものを用意する必要あり。)
規則で仕事やそれに関するデータ、資料の持ち帰りはダメ!
という会社さんがほとんどでしょうから、できないことも多いと思います。
また健康上の理由からも、家で残業するのはおすすめしません。
ですが良いか悪いかは別として、自宅にPCがあれば自宅でも仕事をできるようになります。
※繰り返しになりますが、規則で仕事やそれに関するデータ、資料の持ち帰りはダメと決まっている場合には、絶対に持って帰ってきてはいけません。
写真や体重、血圧などのさまざまなデータの管理
デジカメやスマホ・タブレットで撮影したたくさんの写真(画像データ)をPCに保管しておいたり、一覧・拡大・縮小表示することができます。
また写真だけではなく、毎日の体重や血圧などの健康に関するデータをExcelに記録しておき、その推移をグラフ化して分析することだって可能です。
個人が持っているデータはこれだけではありません。
そういったたくさんのデータをPCで管理できるのです!
趣味に利用する
PCとは関係ない趣味であっても、その趣味に利用できることも少なくありません。
たとえば将棋や囲碁が好きな方は、定石や戦法をネットで勉強したり、ネットでオンライン対戦をするなどでしょうか。
またはるるのように、ホームページの作成やブログを書くのを趣味にしても構いません。
ブログを書くなどの趣味は、無料のwebサービスを使えば、PCの電気代とインターネット回線の利用料くらいの費用しかかかりません。
あるいはネット上のwebページを気の向くままに表示・閲覧するインターネットサーフィンを趣味にしても良いでしょう。
このように、PCは趣味に利用することも可能です。
PCとスマホの違いは何?
さて、ここまでいろいろとパソコンの使い道とは?何に使うの?何ができるの?といった内容について書いてきました。
ひょっとすると、内容を読み進めていくにしたがって、あれれ…スマホでできることと同じような内容が多いかも…。
なんて感じた方もいらっしゃるかもしれません。
そうです!そのとおりです!
実は現在では、PCとスマホでできることはかなり似通ってきています。
というかPCとスマホのどちらでも、ハードウェアが対応しており、やりたいこと・機能を実現できるアプリがあれば、ほぼ同じことができます。
ではPCとスマホはまったく同じことができるのかというと、そういうわけではありません。
最後にこの点についても説明しましょう。
基本的にはPCの方が、より多くのことができる!
最近ではスマホやタブレットでも、とてもたくさんのことができるようになってきました。
ですがPCはスマホに比べて10年以上も前から普及しているものであり、より多くの機能を実現できるさまざまなアプリケーションソフトウェアやハードウェアが開発・販売されています。
こういった背景から現状では、基本的にはPCはスマホに比べ、より多くのことができます。
ただ将来的にはスマホがPCと同じことを、すべてできるようになるかもしれません。
またスマホでは当たり前のように装備されているWi-Fi(無線LAN)のクライアント機能や、GPS(位置情報)・加速度センサーなどは、PCでは非搭載である。
あるいはオプション装備となっており、スマホの方ができることが少ないとは必ずしも言い切れない状況です。
大画面である、マルチディスプレイを使えるなどの理由から、PCの方が作業性が高い!
スマホやタブレットに比べてPCは画面が大きく、作業性が高いです。
また複数の画面(マルチディスプレイ)を使うことで、さらに作業性を高めることもできます。
参考:
手軽にマルチディスプレイ化するならUSB ディスプレイアダプターが便利!
モニターアームを買うなら、エルゴトロンのLXが断然おすすめ! 45-248-026 LX 購入レビュー
尚、Miracastという技術を使用すれば、スマホの画面をテレビなどに複製表示することは可能です。
PCではマウスによる細やかな操作が可能で、物理キーボードにより文字入力が早い!
スマホやタブレットは指先で操作するのが一般的。
そのため細やかな操作を正確かつ高速に行うのは苦手としています。
もちろん指先でのタッチ操作でも細やかな操作ができる!
という方もいらっしゃると思います。
ですが一般的にはマウスを使った方が、細やかな操作をより正確かつ高速にできる方が多いでしょう。
この点、PCはマウスを使って操作することが多く、スマホやタブレットよりも細やかな操作がしやすいと言えます。
またスマホやタブレットでは、スクリーンキーボード(画面上のキーボード)上でフリック入力などを使って文字入力を行います。
対してPCでは物理的なキーボードを入力に使用し、フリック入力に比べて高速な文字入力が可能です。
こちらについては見解が分かれる話で、フリック入力の方が高速だ!という方もかなりいらっしゃるようです。
たしかにフリック入力には強力な推測変換機能があるため、これを駆使すれば物理的なキーボードによる入力を凌ぐこともあるでしょう。
ですが推測変換機能がうまく効かないときがある、記号や特殊文字、英文・和文を切り替えながらの入力では、フリック入力は切り替えに時間がかかる。
といった理由から、個人的には物理的なキーボードによる入力の方が高速である、と考えています。
物理的なマウスやキーボードをスマホに接続すれば、正確・高速な操作が可能となります!
ワイヤレスキーボードやマウス製品の中には、Bluetooth通信に対応しているものも販売されています。
そういった製品であれば、スマホにBluetoothで接続し、マウス操作やキーボードによる文字入力が可能となります。
この場合には、PC(+マウス+物理キーボード)と遜色のない正確・高速な操作が可能となるでしょう。
ただしスマホの画面は小さいため、いくら正確・高速な操作が可能でも、作業性はPCには劣ります。
Bluetoothマウス製品の例:
Bluetoothキーボード製品の例:
PCは高い演算性能を持ち、大規模なデータの取り扱いが可能である!
スマホはバッテリー駆動を基本とすることから、電力面での制限があります。
また筐体サイズを小さくするため、ファンなどの強制冷却機構を持っておらず、発熱(排熱)面でも制限があります。※
こういった制限がないPCは、スマホに比べて高い演算性能を持ちます。
※現在のPCやスマホは性能を上げれば上げるほど消費電力が増え、放熱量が増えることから、熱による機械部品の破損を防ぐため、適切な冷却が必要です。
また本エントリー執筆時点のスマホ製品では、最大で256GB前後の容量のデータを保存しておくのが精一杯で、TB(テラバイト)サイズの大規模なデータを保存しておくことはできません。
将来的にはもちろん可能となるでしょうが、PCと同じように大規模データを扱うのは、演算性能やストレージの保存容量の問題から難しいでしょう。
スマホは高い携帯性を持つ!
PCの中には携帯性が高い(持ち運びしやすい)ノートPC製品も販売されています。
ですが軽量さや小ささはスマホにはとうてい敵いません。
この点は、スマホの大きな強みですね。
本当にPCが必要かどうかはよく考えて!
PCは決して安い買い物ではありません。
参考までに、以下にネット通販でPCを購入可能なサイトの一例をご紹介します。
各サイトのPCの価格を見ていただければ分かるとおり、安いもので数万円。
高いものであれば15~25万円くらいの製品もあります。
そのため購入を検討されている方は、今回ご紹介した『パソコンの使い道とは?何に使うの?何ができるの?スマホとの違いは何?』といった内容をふまえ、本当にPCが必要かどうか、慎重に検討なさってください。
高いお金を出して買ったのにあまり使わなかった、スマホで十分だった…。
なんてことになったら目も当てられませんよ~!